『The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛』リュック・ベッソンインタビュー
今、世界が注目するアウンサンスーチー
孤独な闘いを支えた 知られざる愛の物語
『The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛』
ノーベル平和賞受賞 アウンサンスーチー激動の半生
軍事政権が長く続いたビルマ(現ミャンマー)は今、民主化が急速に進展し、国際社会から大きな注目を集めている。そのビルマでかつて「The Lady」と呼ばれていた女性がいる。軍幹部に危険視され、国民が気軽に実名で呼ぶことがはばかられていたためである。彼女の名は、アウンサンスーチー。民主化運動のリーダーであり、その非暴力による民主化と人権回復をめざす闘いを評価され、1991年にアジア女性としては初のノーベル平和賞を受賞した。
通算15年という長きにわたる自宅軟禁生活を強いられながらも、揺るがぬ意思を持ち続けた彼女の姿は、ビルマ国民の希望であり、世界中の人びとの心を動かした。軍事政権との苛酷な闘い、民衆を魅了したしなやかで美しい強さ、そして遠く異国の地で引き裂かれ、その死にも立ち会うことが叶わなかったイギリス人の夫との深い愛……。
激動の半生と知られざる物語がついに描かれる。