『闇の列車、光の旅』キャリー・ジョージ・フクナガ来日記念シンポジウム開催
豊かな島国日本にいては、遠い国の問題と思われがちな移民、そして難民問題。しかしながら本年、わが国でも第三国定住による難民の受け入れが実施されるとささやかれています。
本作の公開を契機に「今、世界で起きている現実」から日本国内における移民・難民問題までも広く考える機会を設けるべく、フクナガ監督登壇による<日本における移民・難民問題を考えるシンポジウム付特別試写会>を開催する運びとなりました。
本作は、貧困ゆえに危険な旅を強いてでもより良い生活をもとめる移民の少女と、ギャングという組織の中でしか自分を守ることができない少年が織り成す感動のロードムービーです。
監督自ら移民の中に入り取材を敢行、中南米が抱える移民問題と真摯に向き合い、中南米の“今”をリアルに伝えてた本作の監督と、日本での難民支援に長く尽力される石井宏明さん、世界を股にかけ活躍するジャーナリストシルビアさんとの“映画を通して語るグローバルな移民問題”のシンポジウムの様子をリポートさせていただます。