『誘拐ラプソディー』製作第一報&撮影現場リポート
この度角川映画は、荻原浩(「明日の記憶」)原作『誘拐ラプソディー』を高橋克典主演で映画化する運びとなりました。
俳優としても数々の出演作を誇る監督・榊英雄が高橋に惚れ込み、“主人公を演じるのは高橋の他に考えられない”と、熱烈なラブコールをおくり続け、今回のキャスティングが実現しました。
金なし、家なし、女なし、あるのは借金と前科だけ。なりゆきで誘拐した子供は、ヤクザの組長の息子。
運に見放された誘拐犯を演じる高橋は、これまでのクールなイメージを完全封印! 全編作業着姿で、かつて見たことのない人間くさい役を演じ、演技派として新たな境地を開拓します。
●榊英雄監督
高橋さんとは俳優として共演してきた間柄でしたが、監督と俳優という関係で念願の映画が作れることは大変うれしいです。今までの高橋さんの役柄のイメージを全部取り払って、現場では厳しく演出しています。
笑って泣けて、気持ちよく劇場から出てこられる作品、「信じる」ということがキーワードになっている作品です。ご期待ください!
●高橋克典
今まではヒーロー的な役柄が多かったので、今回秀吉役でお話をいただいた時は本当に嬉しかったです。
現場はとても濃くて充実しています。榊監督は役者だけあって、役者の下心を全部見透かしているんです。自分も演技については、監督に全部預けているので、厳しい演出も心地よいです。