Vol.28 『007/慰めの報酬』
サロンパス ルーブル丸の内での完成披露試写会にて『007/慰めの報酬』を観賞。前作『007/カジノ・ロワイヤル』のラストシーンの1時間後から始まる、シリーズ初の連続作品。ジェームズ・ボンド役は前作に引き続きダニエル・クレイグ。
007シリーズは劇場、テレビ、DVDで全作品観ていますが、個人的には『007/カジノ・ロワイヤル』からはまったくの新シリーズだと受け止めています。初代ショーン・コネリーから脈々と踏襲してきたボンドの設定にとらわれず、とても人間くさいボンドが描かれています。
そもそも1960年代とは国際的な構造が違うし、技術の発展や価値観なども大きく異なるわけで、それをずっと続けるのはどこかで無理が生じますよね。