Vol.27 『JAWS/ジョーズ』
観賞映画振り返りコラム5回目は『JAWS/ジョーズ』。これもどこで誰と観たのか定かではないのですが、1975年の公開時に観ました。気に入った作品は何度でも観るので、後年、1982年か1983年に上野の名画座で再度観賞したこともあります。
前回のコラムの『タワーリング・インフェルノ』同様、もはや説明する必要がないこの作品はスピルバーグの名前を一気に広めた出世作。公開時の配収は50億円を超える大ヒットとなり、この記録は同じくスピルバーグの『E.T.』が登場するまで破られませんでした。
そのヒットもあって、テレビでの初放映時にテレビ局が支払った放映料は25億円とも言われています。この放映料、1980年のモスクワオリンピックに匹敵する金額。ビデオなどの録画装置が普及していなかったからこそのエピソードですね。