Vol.63 『ラスト・シューティスト』
観賞映画振り返りコラムの21回目は1979年公開の『ラスト・シューティスト』。有楽座で一人で観ました。
デュークことジョン・ウェインの遺作となったこの作品は、数年前に撮影されていたにも関わらずなかなか公開されず、彼が亡くなった直後にまるで亡くなるのを待っていたかのように公開されました。
20世紀最初の年である1901年、老ガンマンが知人の医者のもとを訪れ、診断してもらった結果、末期ガンだと判明する。その街で静かな最期を迎えようとするが、名の通ったそのガンマンを狙うやつらが現れる……。