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コラム

映画館や試写室で観た映画・アニメ・特撮のレビューです。ネタバレはいたしません。映画鑑賞や映画選びの参考にどうぞ。

Vol.197 『タイタンの戦い』

タイタンの戦い観賞映画振り返りコラムの69回目は1981年に観た『タイタンの戦い』。1981年年末に一人で観ました。旧・丸の内ピカデリーだったと記憶しています。
ギリシャ神話をベースにしたペルセウスの物語。ゼウスの血を引くペルセウスが、婚約者であるアンドロメダ姫をクラーケンから救うため、神々の力を借りて様々な冒険を繰り広げます。

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コラム, ファンタジー映画          

Extra 『宇宙戦艦ヤマト2199』第七章「そして艦は行く」

宇宙戦艦ヤマト2199 7マスコミ試写にて『宇宙戦艦ヤマト2199』第七章「そして艦は行く」を観賞。7月24日からイベント上映される出渕監督による『宇宙戦艦ヤマト』リメイク最終章。
前回の第六章が上映3日前というタイミングでの試写ですが、今回はなんと上映前日。上映館で行われている前夜祭と同じ時刻での試写となりました。厳密には、こちらの試写会では挨拶などがある分、前夜祭より遅い上映開始w 制作はギリギリまでがんばっていたようですが、第25話は短縮版ということで、こちらはテレビ放映まで完成版はお預け。途中、作画が崩れていたところなども放映までに修正されるんでしょうか。一部ではありましたが。

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コラム, 劇場版アニメ・イベント上映          

Vol.196 『レイダース 失われた聖櫃<アーク>』

インディ・ジョーンズ レイダース 失われたアーク《聖櫃》久しぶりに観賞映画振り返りコラム。68回目は1981年に観た『レイダース 失われた聖櫃<アーク>』。まだ1981年の映画……先は長いです……。この作品は有楽座で観たと記憶しています。弟も一緒だったかなぁ。
いまでこそ『インディ・ジョーンズ』シリーズとして有名な作品ですが、ジョージ・ルーカスにしても、スティーブン・スピルバーグにしても、名前だけでは認識されないというか、映画名、たとえば“『スター・ウォーズ』のルーカス”、“『ジョーズ』のスピルバーグ”という知名度でしたね。もちろんSF好きには名前だけで十分でしたけど。

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コラム, 冒険活劇映画          

Vol.195 『貞子3D2』

貞子3D2スマ4D完成特別試写にて『貞子3D2』観賞。昨年15億円の興行収入を上げた『貞子3D』の続編。
今作では、スマホアプリと連動した“スマ4D”というシステムでの上映が目玉。この特別試写では上映前に角川書店の井上伸一郎社長がスティーブ・ジョブズ風にプレゼンテーションを行い、「3Dホラー映画を楽しむための究極のシステム」として紹介されました。
この試写を観に行った最大の理由は、このスマ4Dの初お披露目という点。映画上映中にスマホアプリをどのように連動させるのか? その効果は? そもそもどのようなアプリなのか?など、この新しい試みにとても興味がありました。前述のプレゼン内でも「劇場がお化け屋敷になる」と言われましたが、確かにその通りだったと思います。

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コラム, ホラー・スプラッタ映画          

Vol.194 『ワールド・ウォーZ』

ワールド・ウォーZTOHOシネマズ日劇1にて『ワールド・ウォーZ』観賞。ブラッド・ピット主演のパニック映画。
世界中で突然大流行した謎のウイルス。感染者はたった12秒で発病し、凶暴となり、見境なく周囲の人々を襲うようになる。Zと呼ばれる感染者は瞬く間に数を増やし、世界中の大都市は壊滅状態に。元国連調査員のジェリー(ブラッド・ピット)は、ワクチン作りのために最初の感染者のもとに赴くのだった……。

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コラム, パニック・ディザスター映画          

Vol.193 『パシフィック・リム』

パシフィック・リムTOHOシネマズ錦糸町にて『パシフィック・リム』観賞。発表されたときから楽しみにしていた、ハリウッド版怪獣映画。
太平洋の深海の裂け目から現れたKAIJUを迎え撃つべく、環太平洋沿岸諸国が力を合わせ、人型巨大兵器“イェーガー”を開発。対KAIJU兵器として活用する。しかし、その運用コストの高さから、イェーガー計画は中止となり、“命の壁”と呼ばれる防護壁構築に戦略がシフトしていく。が、その“命の壁”はKAIJU襲撃で1時間も持たずに崩壊。残ったイェーガーはたった4機。出現間隔が短くなり、さらに凶暴なKAIJUが出現する中、人類の存亡をかけたミッションが開始される……。

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コラム, 特撮映画          

Vol.192 『終戦のエンペラー』

新宿ピカデリーにて『終戦のエンペラー』観賞。8月1日に観たのですが、時間が取れず、ここに掲載できていませんでした。
作品としては、これまでほとんど映像化されることのなかった、第二次世界大戦終戦直後の日本の姿。カテゴリとして戦争映画に分類しましたが、戦争自体を描いた作品ではなく、マッカーサーが占領政策、大きくいうと、戦後の日本をどのように導いていくかについてを策定するにあたり、その責任の所在をどのように判断したかが描かれています。

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コラム, 戦争映画          

Extra 『宇宙戦艦ヤマト2199』第六章「到達!大マゼラン」

宇宙戦艦ヤマト2199 6マスコミ試写にて『宇宙戦艦ヤマト2199』第六章「到達!大マゼラン」を観賞。6月15日からイベント上映される出渕監督による『宇宙戦艦ヤマト』リメイク第6弾。
いよいよクライマックスに突入する『宇宙戦艦ヤマト2199』は試写日程も上映3日前というタイミング。試写会もこの1回きりということで、会場はスタッフ・プレスでほぼ満席という状況。試写の前の挨拶では、「山は山頂が見えてからたいへん」とおっしゃってましたが、ギリギリまでがんばっているスタッフの方々に頭が下がります。

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コラム, 劇場版アニメ・イベント上映          

Vol.191 『アイアンマン3』

Iron Man 3TOHOシネマズ 日劇3にて『アイアンマン3』を観賞。『アイアンマン』シリーズ3作目、マーベル・シネマティック・ユニバースの7作目でありフェーズ2の1作目となる作品。
マーベルのヒーローたちが集合した『アベンジャーズ』の続編となるこの作品では、その激しい戦いを引きずって病んでいるトニー・スタークことアイアンマンのその後、そして、最後の戦いが描かれています。アイアンマンスーツもたった1年の間にマークVIIからマークXLIIへと進化。各パーツが遠隔操作で自動装着できるのが特徴。さらに歴代のアイアンマンスーツが大量に登場し、謎のテロリスト組織と壮絶なバトルが展開されます。

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コラム, 特撮映画          

Vol.190 『聖☆おにいさん』

マスコミ試写にて『聖☆おにいさん』を観賞。累計1000万部突破の大ヒットギャグ漫画のアニメ化作品。神も仏もここにいる! 世紀末という大仕事を終えて、イエスとブッダがバカンスを過ごそうと選んだのは東京・立川だった。

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コラム, 劇場版アニメ・イベント上映          

Extra 『宇宙戦艦ヤマト2199』第五章「望郷の銀河間空間」

宇宙戦艦ヤマト2199 5マスコミ試写にて『宇宙戦艦ヤマト2199』第五章「望郷の銀河間空間」を観賞。4月13日からイベント上映される出渕監督による『宇宙戦艦ヤマト』リメイク第5弾。
今回の第五章は、これまでの4章に比べて一気に話が進むという印象。よくありがちな中だるみ感はまったくなく、ここまでに張られた伏線を回収しつつ、クライマックスに向けてさらに加速したという感じでしょうか。ガミラスとの激しい戦闘を織り交ぜながら、ここまで謎となっていたことがらを次々と解消していく……よくまあ4話にこれだけ盛り込んだものです。

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コラム, 劇場版アニメ・イベント上映          

Vol.189 『キャノンボール』

キャノンボール観賞映画振り返りコラムの67回目は1981年に観た『キャノンボール』。友人三人と日比谷映画で観ました。
非合法のアメリカ大陸横断レース・キャノンボール。待ち受ける警察の目をかいくぐり、ゴールであるロサンゼルスに真っ先にたどりつくのは!? バート・レイノルズ、サミー・デイビスJr.ら豪華キャストによるカーアクションコメディ。

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コメディ・ギャグ映画, コラム          

Vol.188 『悪霊島』

悪霊島観賞映画振り返りコラムの66回目は1981年に観た『悪霊島』。友人と二人で日比谷で観たのですが、有楽座だったような気がするんですが……。
鵺の鳴く夜は恐ろしい……謎の言葉を残して死んだ男。それは金田一が探していた男だった。そのダイイングメッセージの示す謎の島へ乗り込む金田一と、三津木という青年。彼らを待っていたのは、秘密を隠し持つ、謎多き刑部家であった。

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コラム, 推理小説・ミステリー映画          

Extra 『機動戦士ガンダムUC』episode 6「宇宙と地球と」

機動戦士ガンダムUC [MOBILE SUIT GUNDAM UC] 6関係者・マスコミ試写にて『機動戦士ガンダムUC』episode 6「宇宙と地球と」を観賞。3月2日からイベント上映されるOVA『機動戦士ガンダムUC』第6弾。
地球連邦政府の体制を根底から覆す力を持つとされる「ラプラスの箱」をめぐる争乱もいよいよ佳境。連邦、袖付き、ビスト財団……それぞれの思惑が交錯する中、バナージとミネバが選ぶ未来は……。舞台を宇宙に戻して展開される、『機動戦士ガンダムUC』クライマックスへの序曲!

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コラム, 劇場版アニメ・イベント上映          

Vol.187 『そして誰もいなくなった』

そして誰もいなくなった観賞映画振り返りコラムの65回目は1981年に観た『そして誰もいなくなった』。友人と二人で日比谷で観たのですが、有楽座だったかスカラ座だったか記憶にありません。
原作は言わずと知れたアガサ・クリスティの有名ミステリー。謎の招待状によって集められた10人が童謡による見立て殺人で1人、また1人と殺害されていく。集められた10人はいずれも法律によって裁かれなかった罪をもつ者たち。招待主の真意は? そして、犯人はこの中にいるのか? 外界から隔離された孤立状態の中で生き残ることができるのははたして……。

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コラム, 推理小説・ミステリー映画          

Extra 『宇宙戦艦ヤマト2199』第四章「銀河辺境の攻防」

宇宙戦艦ヤマト2199 4マスコミ試写にて『宇宙戦艦ヤマト2199』第四章「銀河辺境の攻防」を観賞。1月12日からイベント上映される出渕監督による『宇宙戦艦ヤマト』リメイク第4弾。
今回の第四章はドメルの登場はあるものの、オリジナリティの高い話が揃えられています。第三章でヤマトに取り残されたガミラス人・メルダのエピソード、それから、地球とガミラスのファーストコンタクトと開戦への経緯、フラーケンが駆る次元潜航艦との戦い、さらに、古代・島・森雪の過去が描かれるエピソードと、旧作にはなかったストーリーが展開されます。

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コラム, 劇場版アニメ・イベント上映          

Vol.186 『007 スカイフォール』

007 スカイフォールTOHOシネマズ 日劇にて『007 スカイフォール』を観賞。007シリーズ最新作で、ダニエル・クレイグによるジェームズ・ボンド3作目。今月半ばに観ていたのですが、なかなか紹介コラムを書く時間がなくてこんなせっぱつまった日になってしまいました。
若き日のジェームズ・ボンドを描いた前作・前々作からがらっとイメージの変わったこの007シリーズ。今回は続きではありませんが、007の上司であるMとのストーリーを描き、これまでにない物語が展開されます。

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コラム, スパイアクション映画          

Vol.185 『牙狼<GARO>~蒼哭ノ魔竜~』

マスコミ試写にて『牙狼<GARO>~蒼哭ノ魔竜~』を観賞。雨宮慶太監督による特撮『牙狼<GARO>』シリーズの劇場版最新作。

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TVシリーズ第2弾『牙狼<GARO>~MAKAISENKI~』において、破滅の刻印から魔戒騎士たちを救うためにガジャリと契約をかわした冴島鋼牙。この作品では、TVシリーズでは描かれなかった、ガジャリとの契約のために赴いた“約束の地”での物語になっていますが、TVシリーズを観ていなくても十分楽しめます。

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コラム, 特撮映画          

Vol.184 『ゴーストライダー2』

マスコミ試写にて『ゴーストライダー2』を観賞。ニコラス・ケイジ主演のアメリカンヒーロームービー『ゴーストライダー』の続編。

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父を死から救うために悪魔と契約したジョニー・ブレイズ。その契約のため、体の中に制御の利かない悪魔ザラソス=ゴーストライダーを宿してしまい、その存在に苦しんでいた。本人の意志と無関係に出現し、悪を断罪するゴーストライダー。その呪縛から解放する方法と引き替えに、一人の少年の救出を頼まれるのだが……。

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コラム, 特撮映画          

Vol.183 『のぼうの城』

映画 のぼうの城 オリジナル・サウンドトラックTOHOシネマズ スカラ座にて『のぼうの城』を観賞。犬童一心監督・樋口真嗣監督のダブル監督による時代劇。
天下統一の総仕上げとなる小田原・北条氏攻略。その北条方の支城である忍城攻めを命じられた石田三成2万の軍勢に立ち向かったのは、農民から“のぼう様”と呼ばれて親しまれていた成田長親。その数たった500人。長親は、この圧倒的に不利な状況をどう打開するのか?

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コラム, 時代劇映画