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怪獣って主役じゃん? 「新怪獣お絵かきコンクール2022」募集開始!

「熱海怪獣映画祭」であなたの考えた怪獣を大募集!
審査員は怪獣絵師・開田裕治さん、音楽家・井上誠さん、脚本家・伊藤和典さん。

新怪獣お絵かきコンクール2022

「熱海怪獣映画祭」の関連イベントの1つで、今年で4年目を迎える「新怪獣お絵かきコンクール」。今年も、新たな怪獣像を探求するべく、新怪獣のイラストや設定の募集を開始します。

審査員は今年も怪獣絵師・開田裕治さんをはじめとした音楽家・井上誠さん、脚本家・伊藤和典さんといった特撮界のプロフェッショナルたち。

熱海のまちを「怪獣の聖地」にするべく、毎年開催されている「熱海怪獣映画祭」。熱海が真の「怪獣の聖地」となるためには、熱海生まれの怪獣がもっと必要です。

本コンクールでは、恐しい怪獣、強い怪獣、優しい怪獣、ゆかいな怪獣などなど、個性豊かなオリジナルの新怪獣を描いた作品で、日本全国の多くの方が応募しています。これまでに熱海に集まった累計新怪獣数はなんと405体。こうして新怪獣たちが熱海に集結することにより、特撮・怪獣の文化が生まれ、熱海を「怪獣の聖地」として発展させてくれると願っています。

そこで、今年も「新怪獣お絵かきコンクール 2022」を実施。新怪獣の設定、イラストの募集を開始します。

●コンテスト募集テーマは「熱海」
徳川家康も湯治に訪れた歴史ある温泉地・熱海。その始まりは奈良時代。海底火山の噴火で、海から熱い温泉が湧き上がったという伝説があります。まるで怪獣の出現シーンみたいではありませんか! 温泉の地熱エネルギーが怪獣を呼び寄せるのでしょうか。それとも、熱海城が怪獣にとって魅力的なのかもしれません。

そう、熱海は多くの怪獣が出現したり、ヒーローと対決するなど、怪獣たちとゆかりの深いまちなのです。大地から温泉が湧き、海上花火が夜空を染めて、美味しい海産物やスイーツも豊富で、今も昔も小説家や芸術家に愛されてきた文化のまち。そんな熱海のさまざまな魅力を自由にモチーフとした、オリジナルの新怪獣を募集します。

●審査員からのメッセージ
・開田裕治さんコメント(イラストレーター)
『シン・ゴジラ』や『シン・ウルトラマン』等の新作怪獣映画が公開されて大ヒットを記録し、現在も東宝が「大作怪獣映画」を準備中といいますし、さらに海外からも威勢の良い怪獣映画が次々と襲来し、世はまさに怪獣戦国時代。そして映画だけでなく、世界中のイラストレーターが手がける怪獣イラストも続々と発表されています。

怪獣は大きくて恐ろしいだけでなく、畏怖の対象であったりひたすらカッコ良かったり、エネルギッシュであったり荘厳であったり、奇怪であったり華麗であったり、様々な側面を持つ魅力的な存在として、世界中のクリエイターたちの手によって再認識されつつあります。

私は昔から、怪獣ビジュアルにはまだまだ大きな可能性があると思っていましたが、それが事実だったと証明された思いがします。見た事もない新しい怪獣イメージを、あるいはこれぞ怪獣だよねとワクワクするような怪獣画を、はたまた楽しさがあふれ出すような愉快な怪獣イラストを、是非あなたの手で生み出してください。

新怪獣お絵かきコンクール2022

・井上誠さんコメント(音楽家、音楽プロデューサー)
怪獣お絵かきコンクールの審査で一番大事にしていることは、怪獣の絵を通して、描いたお子さん自身が、どれだけ「怪獣を描いていることを楽しんでいるか」を読み取ることです。当人がとっても楽しく充実しているということが、絵から伝わってくる作品は無条件に大好きです。そういうものを伝えてくれる作品と出会えれば嬉しいなあと思います。

絵のどこからそれを読み取るのか。それはこちらの勝手な想像でしかないのだけれど、小さなお子さんが書いている結構むちゃくちゃな絵柄であっても、伝わってくる楽しさや喜びを受け止め、見いだしたいと思います。どんな怪獣たちが集まるのか楽しみにしています。

新怪獣お絵かきコンクール2022

・伊藤和典さんコメント(脚本家)
怪獣ってなんだろう? そんなことを考えたことはありませんか?
核の脅威や自然災害のメタファー、零落した古代の神――いろいろ言われますが、個々の怪獣についてはそうだとして、怪獣全体を言い表してはいません。似て非なるものに怪人がいます。サイズ的にこれは獣ではなく人です。怪人と怪獣の間をつなぐのが宇宙人・星人です。巨大化する星人もいるので獣的ですが意志の疎通ができる点では人です。

では、もしマタンゴが巨大化したら、それはなんでしょう?

私は最近思うのです。「あなたが怪獣だと思うものが怪獣なのだ」と。

是非、あなたの怪獣を見せてください。

新怪獣お絵かきコンクール2022

●新怪獣お絵かきコンクール
募集テーマ:熱海
募集期間:6月1日(水)~8月31日(水)12:00 (日本時間)
審査:9月
結果発表:10月初旬

・応募条件
応募者が考えたオリジナル怪獣(新怪獣)の「絵」と「設定」を募集します。
年齢不問、プロ・アマ問いません。
本コンクールは作品をメールに添付して発信する「デジタル応募」です。未成年者は、保護者の同意を得た上で応募してください。
作品は「手描き」「デジタル描画」いずれでも応募可能ですが、フィジカルな紙ではなく、必ず写真などのデータにしてご応募ください。

エントリー専用メールアドレス:shinkaiju@atamikaiju.jp

詳細は公式サイトをご覧ください


熱海新怪獣大賞(1点)
特別審査員賞
 怪獣絵師・開田裕治(1~2点)
 音楽家・井上誠(1~2点)
 脚本家・伊藤和典(1~2点)
 入選(数点)

​査結果は、10月初旬公式サイトにて発表予定です。

表彰式は10月22日、23日に開催予定の第5回熱海怪獣映画祭に合わせて実施し、表彰状と副賞の授与を予定しています。

新怪獣お絵かきコンクール2022公式サイト:https://atamikaiju.jp/oekaki2022/
公式Twitter(熱海新怪獣図鑑):@shinkaiju_sns

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