関俊彦「もう1回ご褒美ほしいな」 仮面ライダー電王ナイトを開催
昨年12月22日に公開され、冬のライダー映画として新記録更新中の平成仮面ライダー20作記念『仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』。その中で、仮面ライダー電王が一つのキーパーソンになることもあり、年末に本作公開記念「電王ナイト」が開催されました。
本イベントでは『仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』の上映の後、モモタロス役:関俊彦さん、ウラタロス役:遊佐浩二さん、脚本:小林靖子さん、プロデューサー:白倉伸一郎さん、武部直美さんが登壇するトークショーを開催。トークショーの後は『劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生!』と『劇場版 さらば仮面ライダー電王 ファイナル/カウントダウン DC版』を上映しました。
イベントが『仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』上映後ということもあり、本レポートでは映画の内容が書かれていますので、未鑑賞の方はご注意ください。
「いやぁ熱いですねぇ。仮面ライダー電王ナイト。なんて素晴らしいタイトルなんでしょう」(関さん)、「こうやって電王の舞台挨拶で立つというのが懐かしいんですけど、なんか帰ってきた気になっています」(遊佐さん)という挨拶で始まった電王ナイト。急な告知にも関わらず会場は満席。チケットは発売2分で完売という盛況ぶりでした。
トークショーは、いままさに『仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』を観終わったばかりという熱気の中行われ、本作の裏話や電王について、熱く語られました。
日にち:12月27日
会場:新宿バルト9
登壇者:モモタロス役:関俊彦、ウラタロス役:遊佐浩二、脚本:小林靖子、プロデューサー:白倉伸一郎、武部直美
――電王としては久しぶりのイベントとなりますがいかがですか?
関さん:放送当時からイベントなどでファンのみなさんと接する機会も多かったんですけど、改めてこうして皆さんの前に立つと熱いよね。表情には出さないけど心の中の熱さが伝わってきて、当時のことが思い出されます。
私の周りでも未だに電王ファンなんですって言ってくださる方がいらっしゃるんですが、子どもに電王を1話から見せ始めたら夢中になったという話を聞きます。ファンがお父さんお母さんになって、自分の子どもに仮面ライダー電王を拡散し続けているということを知ったとき、たいへんな驚きとうれしい気持ちを持ちました。これからまだまだ電王は走ると思うので、ますます電王のファン層が広がっていくことを願っております。
遊佐さん:通常仮面ライダーは1年で次のシリーズになってしまうので、みなさんにお会いできるのは1年のはずなんですが、なぜか電王は3年、4年くらいやってて……。舞台挨拶も何年も立っていたので、なんか帰ってきた気になるんですね。
僕らとしてもなんか終わった気がしない作品で、ゲーム案件があったりして、1年に1回は役をやるので忘れたことがないですね。通常だと前の作品を見直しなさいとか言われるんですが、電王は「はいお願いしまーす」みたいな。一回通しで見て、テストやって、本番やって終わり。それだけまかせてくださってるのはありがたいんですけど、そういう周りのスタッフも含めて、アットホームな雰囲気のままだなという感じがします。
――今回の映画に電王が出演することになった経緯というのは?
白倉さん:なんか電王のパクリみたいな番組やってるんですよ。時間旅行しちゃうんだけど、そこにもう一つ時間を移動するライダー入れるとたいへんで、テレビでは難しいから映画でやるしかない。でも、きちんと主軸にするくらいにじゃないと、電王というファクターはとてもじゃないけど吸収できないなと思い、今回の映画は電王ノリを持ち込んでいったら、なんか乗っ取られた気がしますね。トリロジー以来の電王映画になっちゃった。
武部さん:10周年のときにみなさんの声がいろいろありつつ何もできなかったという気持ちもちょっとねぇ。
白倉さん:それはありますよ。ギリギリ「さら電」から10周年とか放送が終わって10周年とかギリギリ言えるかなと(苦笑)
トリロジーから10周年にすれば、2020年まで引っ張れるぞと(笑)
――今回電王イベント初参加という小林さんはいかがですか?
小林さん:実は電王のイベント出たことがなくて、今回が初めてです。なので、私はすごく久しぶりな気がしています。最後の映画がトリロジーで、それ以降は関わってなかったのですごく久しぶりな感じです。でも、やってみるとセリフは昔のまま出てきたのでだいじょぶでした。
武部さん:台本にはないスーツアクターさんのアドリブもありましたよね。
白倉さん:今回、高岩成二さんにモモ、ウラ、キン、リュウの全部のフォームを演じてもらうためにお願いにいったんです。全フォームを演じていただきたいんですって言ったら、おぐらとしひろさんをリュウタロスに入れてくれという謎の条件がきて、こりゃ高岩さん何かやる気だな、モモとリュウで何かやらかそうとしてるなと。もう話を聞いた瞬間に企み始めちゃって、もう台本通りやる気ないな、と。
武部さん:でもおぐらさんは体重増えちゃってね。やるときは3ヵ月前に言ってって言われて、すごいダイエットされたと言ってました。あと、台本だとオーナーのステッキとかなかったですからね。
白倉さん:あれは石丸さんが現場で突然やり始めたんですよ。映画ではカット割りしてますけど、フルで石丸さんやりましたからね。ステッキもご自身で持ってきたやつじゃなくて、現場で渡されたステッキで「うーん、ちょっとバランスがねぇ。これ当時使ってたやつと同じ?」とか言いながら、バババッてやっちゃうんだよね。
武部さん:TVシリーズ当時も同じようにアナログの手品をやっていたという話で「やらなきゃ」と思っていたんだと思います。
――本作では良太郎役として佐藤健さんが出演されていますね
小林さん:佐藤健くんが出演するということと、何をやるかというところまでは脚本監修のオファーいただいたときにだいたい決まってました。健くんから提案でU良太郎ならできるという話で。今の年齢で良太郎やるのはやはり、ファンのみんなの夢を壊してしまうかもと。
遊佐さん:成長した良太郎という想像がやっぱり……良太郎も成長するんだろうけど、それは一方で夢を壊すことにもなる。
関さん:いきなり出てきて10年後の良太郎がひげ生えてたらイヤですもんね。
遊佐さん:あるいは10年経っても「ひぃぃ~」とか言ってるのは、それはそれで困ったちゃんになっちゃう。
関さん:それでウラタロスが選ばれたのはよかったよね。
遊佐さん:ぼくもドキドキでしたよ。U良太郎が出ますといっても、TVシリーズと同じだったら健くんは出てるけど、健くんの声は一回も聞こえないみたいなことになっちゃう。それはどうなんだろうと僕自身も思ってて。良太郎としても10年成長しているので、やっぱり演じ方というか、立ち位置が違ってくるので、僕としてもどう落としていくかというのはすごく悩みましたね。
10年前は良太郎の人格を完全にのっとって好き勝手やってましたけど、彼が10年成長してるし、健くんの声自体もちょっと落ち着いた口調になっていたので、溶け合うというか、健くんの芝居に少し寄せてみました。
白倉さん:確か2回やっていただいたんですよね。こういうバリエーションもあるんじゃないかと。
遊佐さん:最初の本番のときは僕が通常のままでやったんですけど、そうすると健くんの表情とまた違った部分が出てくるかも知れないので、少し、今の良太郎に寄せてみましょうかという形でやったのが今回映画に使われたパターンです。
今回の立ち位置として、やっぱり落ち着きというか風格をみせないといけないなと思い、ウラタロスの軽い部分が強調されるよりもそっちのほうがいいのかなっていう気はしていました。
――佐藤さん登場シーンの脚本はいかがでした?
小林さん:けっこう後ろのほうのシーンに出てくるのでびっくりしました。おまけコーナーみたいな感じで出るのかなと思ったら、けっこうこの映画のいいところでがっつりでしたから。
白倉さん:しかも、お助けヒーローみたいに、助けにきたぞじゃなくて、そこでストーリーそのものが180度変わっちゃうようなポジションだし。
小林さん:そこを電王が担っちゃってたので、セリフを考えるのも責任重大というか。この後のシーンを成立させるようなセリフにしないといけなかったので、解釈違いをしてたらどうしようってすごい不安で、白倉さんにいろいろ確認しながら書きました。
白倉さん:パーフェクトでしたね。
武部さん:元々は白倉さん書いてたんじゃなかったでしたっけ?
白倉さん:そう。今回は脚本家にもシークレットでした。印刷された台本にも入ってないし。
遊佐さん:僕らもペラでもらいました。
白倉さん:あのシーンは93Bというシーンなんですが、台本に93と94はあるんです。だから抜けてるということに気づかないんです。
関さん:巧妙に仕組まれてたんですね。
遊佐さん:データで台本送られてきて、なんかペラの部分があるから、登場シーンだけわかりやすいように抜いてくれたんだなと思ったら、本編の台本をいくら見ても出てこない。これそういうことなんだ、そもそも入ってないんだということに気づくのに少し時間がかかりました。
――佐藤さんの出演シーンはかなり極秘扱いだったんですね
関さん:東映さんから、健くんがサプライズゲストとして出演するのは伏せておくんだって聞いていました。これはなんとしても12月22日の封切日に劇場のお客さんの反応を絶対見ないといけないと思って、初日に観に行ったんです。初日ですからお客さんがほぼ満員で、観客はほぼ男性。
いよいよU良太郎が出てくる画面が近づいてきて、私もちょっと緊張しながら、「来るぞ来るぞこのシーンだ、みんなどうするのかな?」と周りの様子をうかがっていたら、ほとんどの男の人が「う゛ぉ゛ぉ゛~」っていうどよめきの中で、ちらほら「マジか!?」「はぅわっ!」とかちらほらという声が聞こえてきて、あぁ気持ちいいなぁって。自分が東映のプロデューサーになったような気持ちでその反応を楽しんでました。
この後、外へ出てSNSで実は佐藤健さんが出ていましたという声を回したら、次の日のこの映画館はほとんど男性だったお客さんが女性に変わって、あのシーンになったら「おぉ!」じゃなくて「きゃ~」になるのかなという……妄想を抱きながら……。
遊佐さん:後半は妄想だったのね(笑)
完全に極秘だっていう話は僕も聞いてたので、関さんと別の現場でご一緒したときも、周りに聞こえないような小さな声で話して。周りで誰が聞いてるかわからないので、そういう会話のまま封切を迎えました。
関さん:でもね、あのみんなのどよめきはほんとに気持ちよかったです。
武部さん:これからも毎回やれば?
白倉さん:毎回どこかに石丸さんが出てくる?
(会場笑い)
関さん:石丸さんが出てきたところも男性たち「むーん」っていってました。その顔はとても微笑んでましたけど、石丸さん出てくるとみんなうれしいみたいですよね。
遊佐さん:オーナーでてくると安心します。
――佐藤さんの印象はどうでした?
関さん:TVシリーズのときの良太郎は、僕なんかからすると少年っていう感じがどうしてもあった。でも今回画面でみたら、かっこいい大人の役者さんになってた。とても感慨深いものがあって、靖子さんがTVシリーズの最後に書いた「いつか未来で」というセリフ。今回アフレコの画面見ながら、あの最終回のあのシーンがふわっとフラッシュバックしました。あれはほんと名台詞ですね。どうやって作ったんですか?
小林さん:あれは撮影が始まっちゃってたのですごく追い込まれてて、ほんとにぎりぎりで(笑)
関さん:「いつか未来で」は予言者かと思いました。
小林さん:まさかこんな日がくるとは思ってなかったですね。
関さん:まさに未来が実現したんだなと。
小林さん:TVシリーズの最終回は先に電車のシーンだけ撮ったんですよね。セット壊しちゃうから、先書いてって言われて……めちゃくちゃ夢のないこと言ってる(笑)
白倉さん:それで脚本できたところからものすごい勢いで撮って、デンライナーのセットばらしたら、Vシネ決まりましたぁ~と、もうデンライナーねぇよ、みたいな。しょうがないから、隣のステージに刑事部屋が建ったからこれでいいやって(笑)
武部さん:『劇場版 仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事』ね。そうでした。
――本編の感想はいかがでしょう?
遊佐さん:僕はギリギリのタイミングで武部さんからオファーのお電話いただいたのですが、収録を関さんと一緒に録れたので、関さんのライダーキックが終わるまで見てました。バイクで全ライダーが集結するあたりは、昭和ライダー世代の僕も身震いしましたね。
関さん:だって仮面“ライダー”だもん。電車運転してばっかじゃダメだよね。ライダーしなきゃね。
白倉さん:間違って車とか乗っちゃダメだよね。なんか龍に乗ってくるみたいな変なのもいましたけど。
武部さん:監督のこだわりで、台本にもなかった頃からバイク全部メンテナンスしてという指示が出てました。『マッドマックス』みたいなのやりたいと言って。そんなシーンないけどと思いながら。
白倉さん:山口監督が仕込んじゃってるからしょうがなく、台本もそれに合わせないといけない。そもそもどうしてみんなでぞろぞろと20台バイクが移動するんだという話になって、誰か逃げてるのを追いかけるのか、自分たちが逃げてるのか……、で一度みんなで逃げるという話になったんです。でもよく考えたらライダー20人も揃って逃げちゃダメだろ!って(笑)
――最後に、みなさんにとって電王とはなんでしょう?
武部さん:10年やってるとこういう変わった作品も生まれるんだなというのが率直な感想です。モモタロスを最初にやったときに、大人のファンはみんな引くよねっていうふうに言ってました。でも子ども番組だからそれでいいんじゃないって言ってたら、まさかこういう大きなお姉さんがたが見てくれるとは夢にもおもわず、声優さんイベントをやるとも夢にも思いませんでした。
個人的には毎年一生懸命やってるので不思議ではあるんですけど、まさか11年経ってこんな場を設けられるなんて思っておらず、うれしいです。
でも、なにかもうちょっと大きなことをやったほうがいいなじゃないかと思うので、白倉さんの横で時々ささやいてみたいと思います。
白倉さん:今回の映画見てて、デンライナーが出てくるじゃないですか。そのデンライナーを見て自分がこんなに上がる、ときめくっていうんですかね。デンライナーというものはこんなに夢があるんだ、デンライナーってただの乗り物とかただのマシーンじゃないんだなということをすごく感じました。
電王の作曲家でもある佐橋先生に、デンライナーが出てくるたびにデンライナーのテーマ流してくださいとお願いして、やっぱり電王ってそういう特別さ、他のライダーと違うロマンみたいなものを持ってるワールドなんだなと今回改めて感じました。
それを当時から見てくださった方々、一緒に11年間年を取ったわけですが、11年の長きわたり電王を愛してくださってほんとに改めて感謝します。
小林さん:私も今回やってみて、異質な感じがありました。人気が続いてるのはすごいと思うんですけど、仮面ライダーシリーズの中にあって、あんまりハードな敵がいない。たとえば大企業のものすごい悪人がいるとか、影の殺人犯が出てくるとか、そういうのではなく、すごくファンタジーで、仮面ライダーの中でプリキュアみたいに、すごくやさしいなという感じがしました。だから女性にも受け入れられやすかったのかなとか、お子さんにも女の子のお子さんにもたぶんだいじょうぶな感じだったのかなとかいろいろ思いました。
でもいつまでも電王好きでしたって言われると、自分としては悔しい気持ちがありまして、こういうのを超えるようなものを出せるといいなと思ってます。
遊佐さん:見てくださってる方も含めて家族というか家のような存在ですね。もう電王で初めてイベントをやってから何ヵ所も回らせていただいて、入場を待ってる列の中から電話が鳴るとみんなデンライナーの音で誰のが鳴ってるのかわからないくらいみんな愛してくださってる姿が、いまになっても思い出されます。
靖子さんが言ってましたが、やはり他のライダーと違う感じがあります。僕ら誰一人として世界を救おうと思ってやってなかった。カイから命令されてやってきたけどおもしろそうだからやってきたみたいな。
ライダーは僕らが子どものころから見ていたのは、孤独で一人戦い続けるヒーローだったんですけど、そんななか自分が関わらせていただいた作品が電王が大好きです。今も王様になる人がいたり、世界を作り替えたりする人がいたりするんですけど、そういうのに比べるとなんか平和なアットホームな話だったなと思う作品だと思うので、ほんとにホーム感が強いですね。
関さん:あったかい作品でしたよね。私にとっての電王の存在というと、収録していた当時、45歳だったんですけど、いま思うと、45歳までなんとかこの世界でがんばってきたことに対する、天からの贈り物というか、神様のご褒美をこの作品に出演するということでもらったのかなといま改めて思ってるんですよね。
これだけ素晴らしいスタッフのみなさんとこれだけ素晴らしいキャストのみなさんと、こんなに熱く応援してくれるみなさんに囲まれて、なんといっても私がいままで仕事として経験していなかった、特撮ものの声というジャンルで、しかもこの電王という素晴らしい作品の中でこんなふうに11年もみなさんに支持していただいているという、こんな幸せなことはほんとうにないなと、劇場での驚きの声を聞きながら、ついそんなことを思ってしまいました。ほんとにこんなご褒美をいただけたことが私は幸せだと思っています。
だから死ぬまでに、もう1回ご褒美ほしいな。
――ありがとうございました。
イベントはこのトークショーの後、『劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生!』と『劇場版 さらば仮面ライダー電王 ファイナル/カウントダウン DC版』を上映し、一夜限りの電王ナイトは終了しました。
●電王ナイトに登壇できなかったキャスト3名からのコメント
・オーナー役 石丸謙二郎さんコメント
Q:今回の出演オファーを聞いた率直な感想
デンライナーが、いつも迎えに来るような気がして常々準備しておりました。
今回出演オファーをいただいて、「ヨシ! 来たな!」と奮い立ちました。
Q:『仮面ライダー電王』に戻り、懐かしいメンバーとの再会・共演についての感想
まったく当時と変わらず、新たなアイデアがあふれ出てきました。彼らと久々に男らしい握手を交わし、とても濃密な楽しいひとときをすごしました。
Q:ファンのみなさまへメッセージ
デンライナーは未来永劫走り続けます。いつか、またどこかで……。
・キンタロス役 てらそままさきさんコメント
Q:今回の出演オファーを聞いた率直な感想
さすが! 白倉・武部量プロデューサー! 平成ラストに持ってきたか!!
Q:『仮面ライダー電王』に戻り、懐かしいメンバーとの再会・共演についての感想
山口監督はTVシリーズ時は助監督でしたが、平成仮面ライダー締めの大役を担われました。一緒に作品づくりに携わったものとして喜びを禁じ得ません。
みんなで故郷に帰って来て笑顔あふれる収録現場でした。
Q:ファンのみなさまへメッセージ
電王を長きに渡り深く愛してくださり心より感謝申し上げます。
みんなの熱いハートに俺が泣いた!!
・リュウタロス役 鈴村健一さんコメント
Q:今回の出演オファーを聞いた率直な感想
仮面ライダージオウのことは知っていたので、「いつ呼んでもらえるかなぁ?」と楽しみにしていました。でも、「この前4タロスの中、僕だけ呼ばれなかったこともあるしなぁ……」とも思っていたので、今回出演できたうれしさは過去最大級です。
Q:『仮面ライダー電王』に戻り、懐かしいメンバーとの再会・共演についての感想
電王に関してはなぜか懐かしいという感覚があまいないと感じていたんです。4タロスのみなさんとも現場で会いますし、なんともいえない現役感が自分の中であったんです。でも今回はアフレコしていて、佐藤健くんがモニターに映し出された瞬間に一気に当時のアフレコのことを思い出して鳥肌がたちました。間違いなく時が経ったと実感しましたし、それと同時になんだか誇らしくなりました。11年経って、また戻ってくることのできる電王という作品の素晴らしさ。そして、きっとこの登場シーンは誰もが驚くし、喜んでくれると感じたんです。そんな作品に自分も参加していたんだなと改めて確信して、胸が熱くなりました。
もう一度大きな声でいいます!
「電王大好きだけどいいよね! 答えは聞いてない!!」
Q:ファンのみなさまへメッセージ
電王ナイトに参加できないのが残念ですが、想いはそちらに飛ばしております。みなさんの夜が素敵な時間になりますように。
平成仮面ライダー20作記念『仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』
大ヒット上映中
「ジオウ&ビルド」製作委員会 ©石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映
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