映画館は監禁!?『おじいちゃん、死んじゃったって。』TIFF舞台挨拶
祖父の葬儀をきっかけに、それぞれの事情を抱えた家族が久々に集合、みっともないほどの本音をさらけ出し、やっかいだけどそこから“本当の家族”へとそれぞれ踏み出していく珠玉の物語、映画『おじいちゃん、死んじゃったって。』。
10月29日(日)に東京国際映画祭 日本スプラッシュ部門にて本作初お披露目されました。上映には、主演の岸井ゆきのさん、池本啓太さん、松澤匠さん、森ガキ侑大監督が登壇し、舞台挨拶を行いました。
日時:10月29日(日)17:45 の回、上映後・舞台挨拶
会場:TOHO シネマズ六本木ヒルズSC1
登壇者:岸井ゆきの(主演)、池本啓太、松澤匠、森ガキ侑大(監督)
Q:監督は本作が初映画監督作。岸井さんは本作初主演作。そして本日、本作初披露ということで初尽くしですが、それぞれ気持ちをお聞かせいただけますでしょうか。
森ガキ監督:CMの場合ですと(テレビCMとして)強制的に見てもらうんですが、映画の場合は映画館に足を運んでいただいて、監禁というか何時間も大切な時間をいただいてみてもらう喜びというか、そういうのはなんとも言えない気持ちです。
岸井さん:映画館に来て映画を観ることを、(監督が言ったような)監禁という発想がなくて(笑)
今、確かにと思って。そんな貴重なことをしているんだなあと、今考えな直しました。やっと、皆さんに見ていただけるということですごくワクワクしていて。この作品、私も森ガキ監督もだと思うのですが、すごく好きで。
そんな作品を皆さんも好きになってもらえるかな、どうかなとドキドキしていて。今笑い声もしていたと聞いていて、すごく嬉しいです。
舞台だとダイレクトに笑い声や拍手をもらえるのですが、映画だと後から感想を聞かなきゃいけないので、私もどこかのタイミングで一緒にコッソリ観られればと思います。
Q:当時の熊本での撮影で、印象に残るエピソードは?
池本さん:人吉には初めて撮影で行ったのですが、撮影中は夜中に監督と一緒に温泉に入って毎日、二人で語り合ったりしていました。
森ガキ監督:気持ちとしては、早く寝たかったのですが、池本くんは映画が好きで「監督、何の映画が好きですか!?」とか聞いてくるので、ここで断ったらモチベーションが下がるといけないので一緒に行っていました(笑)
池本さん:監督が現場から戻って来るのを待って、「温泉行きますか?」って聞いて、毎日待ってました(笑) でも本当にそれが思い出です。
松澤さん:僕は家族の一員じゃなかったので、家族シーンはだいたい撮影が休みだったので、一人で自転車に乗って温泉街に行って、いろんな温泉に行ったりとかしていました。一人で飲みに行くのが好きなので、飲みに行ったりとかも。行ったお店が鮎釣り名人の方が営業している居酒屋で。鮎の刺身を食べました。それがすごくおいしくて。そこにいたおじちゃんとすごく仲良くなって、「お前ら映画撮ってんだろ、俺は市役所の人間と知り合いだから俺は知ってんだよ」って(笑) でも最終的に、仲良くなってタクシーでホテルまで送ってくれて一緒に帰ったり。僕はそんなことを一人でしていました。
Q:最後に一言。
岸井さん:家族というみんなが体験するであろう、したであろう、お葬式やおじいちゃん、おばあちゃんとか、家族とかそういう話で。タイトルは悲しそうですが、映画の内容はクスっと笑えたりするので本当にこの映画は“家族”を描いていると思います。
森ガキ監督:脚本の山崎さんと出会って、ここまで約4年かかって、皆さんにお披露目できるので本当に長かったなと思います。でも今この時代、オリジナルでやらせて頂けない中、オリジナルのデビュー作で温め続けてようやく解禁したということですごく嬉しく思います。是非、今日ワールドプレミアムでご覧になった皆さんの口コミで広げていければと思います。あと僕は最近ジョギングでポストインしています(笑)偉い方には止められますが。
でも本当にたくさんの方に観ていただきたいので皆さんよろしくお願いします。
●『おじいちゃん、死んじゃったって。』
とある夏の地方都市。吉子(岸井ゆきの)彼氏とのセックスを中断して鳴り続ける電話をとると、それは、祖父の訃報だった。二階から、草むしりをする父・清二に声をかける――「おじいちゃん、死んじゃったって。」
祖父の葬儀のために、久々に 集合した祖父の3人の子とその家族は、祖父の死を悲しむひまなく準備に追われていく。そんな中、それぞれのやっかいな事情が表面化し、親たちの兄弟ゲンカがはじまると、みっともないほどの本音をさらけだす。そんな親族に呆れながらも、流れに身を任せていた吉子は――。
・スタッフ・キャスト
監督:森ガキ侑大
原作・脚本:山﨑佐保子
出演:岸井ゆきの、岩松了、美保純、岡山天音、水野美紀、光石研/小野花梨、赤間麻里子、池本啓太、大方斐紗子、五歩一豊、松澤匠
主題歌:Yogee New Waves「SAYONARAMATA」(Roman Label/BAYON PRODUCTION)
特別協賛:セルモ
協賛:豊成、全日本空輸
ロケーション協力:熊本県人吉市、インド・バラナシ
原作本:山﨑佐保子「おじいちゃん、死んじゃったって。」(10月6日 発売予定/幻冬舎文庫 刊)
劇中写真協力:藤原新也「メメント・モリ −死を想え」(三五館 刊)
製作プロダクション:nice/マグネタイズ
製作:「おじいちゃん、死んじゃったって。」製作委員会:nice、S・D・P、ガキ社 マグネタイズ、ARAKINC、インディヴィオン、プライド・ワン・エンタテインメント
配給統括:マグネタイズ
劇場営業:松竹メディア事業部
『おじいちゃん、死んじゃったって。』
11月4日よりテアトル新宿(東京)、テアトル梅田(大阪)、Denkikan(熊本)ほか全国公開
©2017「おじいちゃん、死んじゃったって。」製作委員会
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