敵はシーズン1『仮面ライダーアマゾンズ』シーズン2製作発表記者会見
本日4月7日よりAmazonプライム・ビデオにおいて配信が開始された『仮面ライダーアマゾンズ』シーズン2。シーズン1から5年後を舞台に、アマゾンに育てられた少年・千翼と、アマゾンとして蘇った少女・イユの物語が描かれます。
この配信前日となる4月6日、キャストが登壇し、製作発表記者会見が開催されました。
●『仮面ライダーアマゾンズ』シーズン2製作発表記者会見
日時:4月6日13時~
場所:品川THE GRAND HALL
登壇者:白倉伸一郎プロデューサー、千翼役・前嶋曜、イユ役・白本彩奈、水澤悠役・藤田富、鷹山仁役・谷口賢志、水澤美月役・武田玲奈、泉七羽役・東亜優
製作発表記者会見は予告映像に引き続き、今回の主役となるアマゾンネオ、カラスアマゾン、そしてシーズン1から引き続き登場のアマゾンオメガ、アマゾンアルファが登場するミニヒーローショーが行われます。アマゾンオメガはパワーアップしたニューオメガが登場、初お目見えとなりました。
ヒーローショーの後、まず白倉プロデューサーが登壇。「1年前、シーズン1の製作発表のときは「敵はニチアサ」にありと申し上げました。そのとき「仮面ライダーゴーなんとか」という番組が放送されてましたが、それよりおもしろく、それより価値があるのが『仮面ライダーアマゾンズ』と言いました」と、昨年のスタート時を振り返ります。
おもしろさ・価値という点では「テレビで無料で観られる作品ではなく、会費を払っていないと観られない作品という点で、きちんと差別化し、その価値のあるものを提供しなければならない」という考えで製作したとのこと。その続編となる今回のシーズン2については「「仮面ライダーエグゼなんとか」がどうということではなく、シーズン1が敵」と明言。好評だったシーズン1を超える作品を製作することを目標にしてきたとのことです。
その後、キャスト陣が登壇。オーディションや製作現場の様子などが語られます。今回の主役となる千翼役を演じた前嶋さんはこれが初芝居。シーズン1は一視聴者として観ていたということで、オーディションの合格した際は「バイトの休憩中に連絡がきて、ただただ信じられなかった。仮面ライダーになるのが夢だったのですごくうれしかった」とのこと。これについて仁役の鷹山さんは「ジュノンボーイもバイトするんだなと思った」と感想を……「ほんとは仲いいんですよ」と言いながらも、主役に対して攻撃的な発言を発表会全体で連発します。
製作現場について前嶋さんは「1カットで終わらず10カットくらいでOKしてもらっていて、そのせいで現場の雰囲気が変わってしまっていると思い込んで、すごく申し訳ないと思っていました」と、初演技の難しさについて語ります。「でもキャストやスタッフが励ましてくれて、すごく暖かい現場でした」と現場の雰囲気を伝えました。
ヒロインとなるイユ役を演じた白本さんはオーディションの2次審査のことをすっかり忘れていたというエピソードを披露。「集合時間に学校で部活をしていて、マネージャーからの電話でめちゃくちゃ怒られました。泣きながら電車に乗ってオーディションに臨みました。合格通知をもらったときは遅刻すると合格するのかなと思いました」とそのときの様子を語ると、谷口さんが「僕もオーディション遅刻したので、そうかも知れない」とフォロー。白倉プロデューサーは「ないないないない」と遅刻すると合格説を打ち消していました。
白本さんが演じたイユについては「オーディションのときにちゃんとした役じゃないなと思った」ということに対し、白倉プロデューサーから「普通のセリフのほかに、空中を見つめて焦点外してくださいとか、歌を歌ってもらって「もっとスローに悲しく」とか「音程外して」といったことをしてもらった」と説明。
白本さんは「どんな役なのか詳しく聞かされてなかったのですが、すごくおいしい役だよって言われたのでかわいいヒロインだと思って台本読んだら……死んでました」と笑いを誘います。「セリフもほとんどなくて1話・2話は「・・・」ばかりだったのですが、ひと言ひと言、魂を込めて演じました」とイユ役への臨んだ際の意気込みを語りました。
シーズン1から引き続き出演となった悠役の藤田さんは「事前にスケジュールを押さえられていたのに、始まる寸前まで出るか出ないかわからない感じでした。撮影が始まっても意外に出番がなくて不安だった」と語ります。しかし、シーズン2でも鍵を握る役になっているということで「5年後の、成長した悠を見せないといけないということで真剣に取り組みました。空白の5年間が徐々に紐解かれていきますが、とても難しかったです。でもその難しさが楽しかった」と、再び演じた悠について語りました。
この発表会のために降りた品川駅で職務質問を受けたという仁役の谷口さん。職業を尋ねられたので「仮面ライダーです」と、仁が憑依しているかのような模範解答をしたとのこと。シーズン1に続いての出演について「シーズン1が終わった頃、シーズン2をやるなら俺と悠で決着をつけたい。新しい仮面ライダーが出てきて、新しいヒロインが出てきてみたいな作品は絶対やりたくないと答えていたのに、まさにその形になってしまった」と嘆き、「ぜひ早いうちに千翼を殺したい。早く主役に返り咲きたい」と語ります。
シーズン2においては「話せることがほとんどありません。ここにいること自体がネタバレ」と、仁の登場が重要なファクターになっていることを示唆しました。
シーズン1で姿を消した悠を探し続けている義妹の美月を演じる武田さんは今回登場する新組織4Cの制服姿で登場。「美月もたくましくすごく成長しています。シーズン1が終わってから、私もずっと戦いたいと思っていたので、このような形になってうれしいです」とシーズン2への出演を喜びます。
出演については、「シーズン2ではアクションも増えたんですけど、不慣れなためにすごく難しかった。宮原華音ちゃん(元駆除班メンバー)のアクションはすごいなと改めて思いました」とアクションへの挑戦の感想を述べました。
七羽役として再登場する東さんは「出演が決まってたわけではなかったので、出られるのか心配していた」と語ります。シーズン2については「役どころについては言えることがない」ということで、仁同様、七羽もシーズン2のキーパーソンになっていることを匂わせました。
登場するアマゾンに関しては藤田さんが「ニューオメガになってどう見てもパワーアップしている中で、アルファは変わってないことについて谷口さんが「なんだあれ? ずるくない?」と言ってたことを披露すると、谷口さんが「主人公がめちゃ強そうで、オメガもパワーアップしてるんだからそりゃそうだよ」と嘆きます。さらにオメガが七羽からもらったベルトで変身していることについて「ベルト返せ! それとバイクも返せ! あれはどう考えても俺のものだろ!」と言うと、会場は大爆笑でした。
シーズン2全体については白倉プロデューサーが「少年と少女の物語といっても恋という言い方をしていません。人と人との純粋な思いというのが世界そのものを揺るがす、人類にとっての悲劇をもたらしかねないということが、物語の大きなテーマになっている」と語り、スケールアップしたアマゾンズに期待を持たせます。
最後に前嶋さんから「たくさんの歴史のある仮面ライダーに携われたことに誇りを持ち、シーズン1あってのシーズン2であることを忘れないで経緯を払いつつ、シーズン1を超える作品になっていると思います。すべてのライダーを上回る作品だと思います」と、シーズン2の完成度をアピールして発表会は終了しました。
『仮面ライダーアマゾンズ』シーズン2は本日よりAmazonプライム・ビデオにて配信開始です。
Amazonプライム・ビデオ:http://www.amazon.co.jp/primevideo/
©2017「仮面ライダーアマゾンズ」製作委員会 ©石森プロ•東映
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