『ブレードランナー』に最も近づいた映画『ザ・マシーン』予告編解禁!
2013年トライベッカ国際映画祭で上映されると、その近未来的世界とVFXで高い評価を得た作品『ザ・マシーン』が5月31日よりヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル梅田にて2週間限定公開されます。
本作は、人間と機械を隔てる本質、兵士の代わりにロボットが戦う戦争、すべてが今現在予見され、遠くない未来に実現するかもしれないヴィジョンとして、観客に大きな問いを投げかける。
本格的SFアクションのオリジナルストーリーを支える最高のVFXチームは『アバター』の製作に参加したMINIMO VFX。最高の人材が結集した究極の近未来アクション映画がここに誕生した。
そして、本作の予告編が遂に解禁!!
西側諸国と中国の冷戦に向け、英国のアンドロイドの開発シーンから始まる冒頭、その作りはまさにA.I.+ターミネーターを凌駕する完璧な仕上がりだ。そして、“マシーンこそ最強の兵器”のキャッチの通り、人間と変わりないその姿からは想像を遥かに超えた戦闘能力を魅せる。
後半では感情に芽生えたアンドロイド、アヴァへ「意識のあるマシンなど不要だ」と容赦ない言葉を浴びせる一方で、機械と人間とが融合した最強のマシーン誕生の瞬間を垣間見ることができる。“これまでの映画で『ブレードランナー』に最も近付いた”と評される本作の全貌をぜひ劇場で確かめて欲しい。
さらに、『ブレードランナー』のファンと語るのは監督・脚本を務めるカラドック・W・ジェームズ。本作について「私が映画制作者として大いに影響を受けた素晴らしいSF映画はいくつかありますが、最高のSF映画は、本物の感情と人間的な問題意識をストーリーの中心に据えているものだと思います。また、SFの楽しさは、今日の世界のことを起こりえる未来という歪んだレンズを通して語ることができるというところです。このおかげで、観客を楽しませ、驚かせる機会がいくつも生まれ、普通は観客を不快にさせたり不安にさせたりするテーマも扱うことができるんです。」と、SF映画の魅力を述懐。
さらに、「『ザ・マシーン』でのA.I.の扱い方が今までの映画と異なるのは、この映画の中で起きることが、現実の世界においてもはやありえないことではないからでしょう。この映画は現実的なだけでなく、この映画で扱っている道徳的ジレンマや哲学的問いは、多くの人が思う以上に早く私達が実際直面する問題なのです。コンピューターの能力に関しては、これから急激な進歩が進むスタート地点に今の私達は立っているのです。世界はこの先50年間で瞬く間に変化するでしょう。」と、本作が今までのSF映画とどの点で異なるかを明らかにし、遠くない未来に現実でも起こり得ることを示唆した。
監督・脚本:カラドッグ・W・ジェームズ
制作:ジョン・ギワ-アム
出演:トミー・スティーヴンス(『007/ダイ・アナザー・デイ』)、ケイティ・ロッツ(『ディスコード-DISCODE-』)、デニス・ローソン(『スター・ウォーズ』)
2013年/イギリス映画/90分/カラー/シネマスコープ/ドルビーデジタル/原題 THE MACHINE
配給:熱帯美術館
協力:ワーナー・ホーム・ビデオ&デジタル・ディストリビューション
『ザ・マシーン』
5月31日(土)ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル梅田にて2週間限定公開!
©RED AND BLACK FILMS 2013
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2014/04/01 02:48 MOVIEW