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半世紀に及ぶ壮大な愛の叙事詩『エレニの帰郷』遂に日本公開

監督は、カンヌ国際映画祭パルムドールを受賞した『永遠と一日』のテオ・アンゲロプロス。2012年1月24日、撮影中に事故により惜しまれつつ急逝したアンゲロプロスが最後に自ら完成させたのが、この『エレニの帰郷』である。
半世紀に及ぶ壮大な愛の叙事詩『エレニの帰郷』が、遂に日本公開決定!

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20世紀最高の映像監督と讃えられた彼が、前作『エレニの旅』に続き、二十世紀三部作の中核として撮り上げた作品でもある。エレニの息子であり、アンゲロプロス自らの姿が投影されたかのような映画監督を演じるのは、『プラトーン』『スパイダーマン』のウィレム・デフォー。そして、『ふたりのベロニカ』『トリコロール/赤の愛』で日本でも人気の高いイレーヌ・ジャコブが主人公のエレニを演じている。

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また、彼女を愛し続けた男を『永遠と一日』、『ベルリン・天使の詩』のブルーノ・ガンツ、彼女が想いつづけた男を『ローマ法王の休日』のミシェル・ピッコリが演じる。ギリシャ古典悲劇の格闘と現代史の騒乱が奇跡的に共存した傑作。時を越えた壮大な愛の叙事詩が、ついに日本へと上陸する!
如何なる苦境に陥っても、それでも人は希望を求め、愛する人のもとへと帰郷する。これは、抑圧と動乱の二十世紀を生きたエレニという女性、そして彼女を愛し続けた男と、彼女が想いつづけた男の物語だ。ローマ、北カザフスタン、シベリア、ニューヨーク、トロント、ベルリンなどを舞台に、「時の塵」が誰にも等しく降り注ぐ。情熱と孤独に引き裂かれたエレニの姿が詩情溢れるダイナミックな映像によって描かれる。

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監督:テオ・アンゲロプロス
脚本:テオ・アンゲロプロス
出演:ウィレム・デフォー ブルーノ・ガンツ ミシェル・ピッコリ イレーヌ・ジャコブ
『エレニの帰郷』
2014年1月公開
©2008 Theo Angelopoulos Productions. Greek Film Centre, Hellenic Broadcasting, Corporation ERT S.A. Classic Srl, Lichtmeer Film GMBH & CO KG, Studio 217 ARS(RUSSIA)
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