『モスダイアリー』“ヴァンパイア”を連れて3人以上なら1,000円!
驚愕の劇場キャンペーン“ヴァンパイア割引”を実施
伝統ある全寮制の女子校を舞台に思春期の多感で複雑な感情と関係、倒錯した心理を耽美的に描く
『ぼくのエリ 200歳の少女』を超える、美しくも儚いゴシック・ヴァンパイア・ミステリー『モスダイアリー』
『アメリカン・サイコ』や『ベティ・ペイジ』のメアリー・ハロン監督最新作『モスダイアリー』が、8月3日よりシネマート新宿他にて全国順次ロードショーの運びとなりました。
単なるヴァンパイアものの凡庸なホラー映画ではなく、思春期に特有な微妙な混乱した心理状態、人間関係、身体の変化、家族の過去の悲惨な出来事などが影響し、連鎖する超常現象の形として表出する虚実曖昧な「エロティシズム」と「死」が絡み合うゴシックシネマです。
本作は、ヴァンパイアが人間の姿でふつうに生活しているのか、それとも単なる思春期の妄想なのかという観たものの想像にゆだねられる内容となっている。そして今回、本作の内容にちなみ、“ヴァンパイア”を連れて3人以上で来場すると鑑賞料金が1,000円になるというキャンペーンが決定しました!!!
自称ヴァンパイアでも大丈夫とのことだ。ヴァンパイアかどうかをどのように見分けるかというのがポイントになってくるが、コスプレやメイクなどで見た目からしてヴァンパイアになりきっている人間はもちろん、「ヴァンパイアです」と自称してさえいればOKとのこと。たとえ人間がヴァンパイアになりすましていても劇場側に見分けるすべはないため、とにかく3人以上で来場すれば割引の対象になる。
くれぐれも、ヴァンパイアを気にするあまり、ニンニクを大量に持ち込むと他のお客様に迷惑なので、それだけは避けたいところだ。
麻酔を嗅がせるように魅了し、時間をかけて吸血する……。
父の自殺から立ち直れずにいるレベッカは、古いホテルを改造した寄宿学校で人生をやり直そうとする。明るく無邪気なルーシーと友達になり、つかぬ間の幸せの時を過ごしていたのだが、ヨーロッパからきたミステリアスな転校生エネッサが来てからすべては一変してしまう。ルーシーはエネッサと終始一緒に行動し自分から離れていき、日に日にやつれていく。そして学校では謎の死が相次ぐのであった……。
レベッカはエネッサの行動などから、彼女がヴァンパイアなのではないかと疑うが、誰にも相手にされない。とうとうクラスメイトからも孤立し、説明のつかない病で苦しんでいたルーシーが死んだ時、レベッカはたった一人でエネッサに立ち向かう決意をするー。
監督・脚本:メアリー・ハロン『アメリカン・サイコ』、『ベティ・ペイジ』
製作:エドワード・R・プレスマン
出演:リリー・コール(『スノーホワイト』)、サラ・ガドン(『コズモポリス』)、サラ・ボルジャー(『イン・アメリカ 三つの小さな願いごと』)、ジュディ・パーフィット(『オスカー・ワイルド』)、スコット・スピードマン(『アンダーワールド』)
2011年/カナダ・アイルランド/英語/82分/カラー/ビスタサイズ/原題:THE MOTH DIARIES
『モスダイアリー』
8月3日(土)より、シネマート新宿他にて全国順次ロードショー
©MD (Quebec) Productions Inc./Samson Films Limited, 2011
→『モスダイアリー』の記事を探す
2013年の映画ニュース, 映画ニュース
2013/07/30 01:43 MOVIEW