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「絶対不可能」を覆した“絆”の物語『奇跡のリンゴ』

東北・青森、一人の男の想いそして家族の愛が生んだ奇跡。
「絶対不可能」を覆した“絆”の物語。
『奇跡のリンゴ』
東京白金台に、半年先まで予約で一杯のレストランがある。その看板メニュー、「木村さんのリンゴのスープ」は一人の男が起こした奇跡が生んだものでした。

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“絶対不可能”と言われた「リンゴの無農薬栽培」。この不可能への挑戦からまる10年。極貧に耐え、周囲の人々の圧力に屈せず、自殺に追い込まれながらも踏み止まり……ひたすらに“一つのもの”を信じて進み続ける波乱万丈な生き方、人との絆、家族愛を描いた珠玉の映画『奇跡のリンゴ』が誕生します。
リンゴ農家・木村秋則さんの苦難と挑戦、そして成功の実話を描いた原作「奇跡のリンゴ」(幻冬舎刊)。08年の出版以降、人生の教則本、現代農業への警鐘、家族についてなど様々なテーマに触れた内容に読者だけではなく様々なメディアが共感しました。関連本は出版各社から発行され2011年12月時点で8冊、累計60万部超。真っ赤なリンゴに託した男の想いは東北・青森から全国に広がり、様々な人々の希望となっているのです。

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主演は『舞妓Haaaan!!!』で日本アカデミー賞主演男優賞優秀賞を受賞、映画だけではなく舞台・ドラマ・音楽と多岐にわたり非凡な才能を見せる阿部サダヲ。困難に直面しても諦めない男、木村秋則の半生を演じ、俳優として新境地に臨みます。
相手役の妻・木村美栄子役には高い演技力で数多くドラマ・映画に出演し女優として確固たる地位を確立した菅野美穂。さらに、山崎努、原田美枝子と日本を代表する豪華俳優陣が脇を固めます。
そして、製作陣として『ゴールデンスランバー』『チーム・バチスタの栄光』など数々の秀作を生みだす中村義洋監督がメガホンを取り、世界的音楽家・久石譲が音楽を担当します。
市庁全面協力のもと、物語の舞台でもある青森・弘前市にてオールロケを敢行しております。リンゴの木が真ん丸な実を付けた時……人々は忘れかけていた“夢”と“希望”に気付き、そして涙するのです。“決してあきらめない”映画「奇跡のリンゴ」の誕生にご期待ください。

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●ストーリー
岩木山が見下ろす日本最大のリンゴ畑、青森県中津軽郡。幼い頃から学生時代に至るまで、車やバイク、エレキギター、とにかく機械イジリに夢中だった木村秋則。高度成長がもたらした産物の仕組みに、秋則の興味は凄まじく、当然ながら、弘前一面を覆うリンゴ畑や農業そのものへの興味は皆無だった。この「農業」に一生を懸けて狂うことになろうとは学生時代の秋則にこれっぽっちも想像できなかった。しかしながら、転機は訪れる。
秋則は、木村美栄子とお見合い結婚。りんご農家・木村家に入ることになる。 農業も、リンゴも、秋則にとっては初めての経験。やがて、妻の異変がきっかけとなりのめり込んでいく。
リンゴは、農薬の恩恵を受けずして生産不可能な果実だったが、その農薬が妻の体を蝕んでいたのだった。秋則は、絶対不可能と言われていた「リンゴの無農薬栽培」への挑戦を決意。美栄子の父・征治の協力のもと、私財を投げ打ち挑戦を続けるが、約10年、その奇跡の果実が実ることはなかった。
畑は痩せ、周囲の農家には「カマドケシ(津軽弁で破産者)」と疎まれ、家族は貧困に。
追い詰められた秋則は、一人岩木山に登り、自殺を決意……と、その時、荒れ果てた山野に、果実を実らせた一本の樹を見つける。なぜ、こんなところで果実が……。樹に近づいた秋則は、そこで奇跡の糸口をつかむのであった。

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●キャスト・スタッフ
阿部サダヲ 菅野美穂
池内博之 笹野高史 伊武雅刀・原田美枝子
山崎努
原作:石川拓治『奇跡のリンゴ「絶対不可能」を覆した農家 木村秋則の記録』(幻冬舎文庫)
監督:中村義洋
音楽:久石譲
©2013「奇跡のリンゴ」製作委員会
『奇跡のリンゴ』
2013年6月8日(土)全国東宝系ロードショー
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