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『恋の罪』カンヌ国際映画祭リポート

大ヒット作『冷たい熱帯魚』に続き、園子温監督が世界に放つ究極作!
『恋の罪』(英題:『GUILTY of ROMANCE』)
第64回カンヌ国際映画祭 監督週間でワールドプレミア上映
5分に渡る興奮のスタンディングオベーション!
園子温の才能に、海外のオファー殺到 イギリス、香港での上映決定!
この度、11月公開の日活配給作品・園子温監督最新作『恋の罪』が、開催中の第64回カンヌ国際映画祭 監督週間にて現地時間18日(水)21:30からワールドプレミアとなる公式上映が行われました。


本作『恋の罪』は『冷たい熱帯魚』に引き続き実際に起きた渋谷区円山町の殺人事件からインスパイアされたセンセーショナルな物語に水野美紀、冨樫真、神楽坂恵という3人の女優たちが女優生命をかけ渾身の演技合戦を繰り広げます。とどまるところを知らない園子温監督の才能がスパークし女優たちとぶつかりあい、またもや世界が注目する究極の映画となっております。
海外セールスも好調で、10ヵ国からオファーがあり、イギリス、香港はすでに公開が決定。
映画祭期間中にさらに数カ国との契約が成立する見込みで、早くも『冷たい熱帯魚』を超える盛り上がりをみせております。下記、ワールドプレミアのご報告と監督・神楽坂恵のコメントになります。
日時:5月18日(水)現地時間21:30~
会場:JWマリオット・ホテル
ゲスト:園子温監督 神楽坂恵
舞台挨拶には園監督とスケジュール調整で急遽現地入りした、菊池いずみ役の神楽坂恵が参加した。
上映中は、女の壮絶な生き様を描く強烈な内容にも関わらず、何度も笑いが起こるなど観客の反応が非常によく、上映後には、5分間にわたって興奮のスタンディングオベーションが巻き起こり、大きな拍手と歓声に、園監督、神楽坂恵ともに、大変感激していた。
●園子温監督コメント
「カンヌにこられたことをすごくうれしく思います。この映画は僕の女性に対する、愛と尊敬を描いた映画です。実際に起きた事件にインスパイアされて、この映画をつくりました。」と語り、盛大な拍手を浴びた。上映後の囲み取材でリアルに女性の心理を描いていたことについて「男性である僕の台本が推測の域で下絵を書いたとするならば、女性である三人の女優たちが演じることによって油絵となりキャンバスに描かれた絵になっていた。」「カンヌは最終的に行かねばならないところだと思っていたので、この作品で来ることが出来て嬉しい。もっといっぱい来られるように、今後もいい作品をたくさん作りたい。」と、決意を新たにしていた。
●神楽坂恵(菊池いずみ役)コメント
「今日はこうしてカンヌの舞台に立つことができて、たいへん光栄に思っております。撮影中、何度も私は人生の岐路に立たされました。いずみ役をきちんと演じることが出来なかったら、女優をやめて、実家に帰ろうと思いました。それほど思いをこめた作品なので、どうぞ皆さん、じっくりご覧になってください」と、感激の面持ちで挨拶した。囲み取材では、撮影中に演技について悩んだことが報われたとして、「いじめられて良かった、泣いてよかった、と思いました」と語った。
●『恋の罪』(英題:「GUILTY of ROMANCE」)作品紹介
この物語は、21世紀直前に起きた渋谷区円山町ラブホテル街の事件である。
あの日、どしゃぶりの雨がふりしきる中、崩れ落ちそうなアパートでその女は死んでいた・・・・・・。
3人の女の生き様を、SEX・言葉・狂気・生と死・家族を通して鮮烈な映像で美しく描ききる壮絶な作品。
監督・脚本:園子温
出演:水野美紀 冨樫真 神楽坂恵 児嶋一哉(アンジャッシュ) 二階堂智/小林竜樹 五辻真吾 深水元基  内田慈 町田マリー 岩松了(友情出演) 大方斐紗子 / 津田寛治
製作:「恋の罪」製作委員会
配給・宣伝:日活
©2011「恋の罪」製作委員会
『恋の罪』
11月 テアトル新宿ほか全国ロードショー
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