堀北真希、高良健ら登壇『白夜行』完成披露試写会
映画『白夜行』完成披露試写会舞台挨拶のご報告
『白夜行』のプレミア試写会にて舞台挨拶を開催しました。
堀北真希さん、高良健吾さん、船越英一郎さん、子役の今井悠貴くん、福本詩織さん、深川栄洋監督が登壇し、初めて映画を見たお客さんの前に立ち挨拶をいたしました。先日決定したベルリン国際映画祭のパノラマ部門に出品というニュースへのコメントや、また雪穂の悪女っぷりにちなんで、「みなさんの人生の中で、一番の悪事は?」という質問を受けてのビックリ回答など、大いに盛り上がったイベントとなりました。
●イベント詳細
日時:1月19日(水) 13:10~13:30
場所:新宿ピカデリー スクリーン3
登壇:堀北真希、高良健吾、船越英一郎、今井悠貴、福本詩織、深川栄洋監督
堀北さん:
『白夜行』は本当に強い思い入れがあって、役を演じるだけでなく、どんな作品にしたいのか、何を伝えたいのかを強く考えた作品でした。難しい役でどう演じたらよいのか葛藤した日々でした。この日を迎えられて嬉しいです。
(ベルリン出品が決まって)信じられない気持ちでいっぱいです。この役をいただけて感謝しています。
(高良さんの印象)私も人見知りなんですけど高良さんも人見知りで、お互い現場でおしゃべりしたりもしないし、取材で会うぐらいなのに、私のことをすごくたくましい様なことを言うので、もう少し繊細な部分とかも知ってほしいと思います。
(今までで一番の悪事は)一番は言えません(笑)10番ぐらいでいいですか。小さい頃から絵が下手で、美術の時間に友達に書いてもらって誉められてました。
高良さん:
(ベルリン出品が決まって)個人で評価されるのも嬉しいけど、日本以外のたくさん人にも観てもらえるのは嬉しいです。前に関わった作品もベルリンに招待されましたが、その時も映画祭に足を運べず、今回もスケジュールの都合で行けません・・。
そういった意味ではベルリンには嫌われているかもしれません(笑)。
(堀北さんの印象)ミステリアスなんですよ。謎な部分が多くてそこが魅力的だと思います。そしてとってもプロな方だと思います。何がプロなのかは分からないんですけど(笑)
(今までで一番の悪事は)今考えてすごく自分はまじめな人間だと思うんですよ(笑)。でもこの間財布を忘れたときにマネージャーからお金を借りて、まだ返していません。
船越さん:
ここに立つ前、真希ちゃんと、「お客さんが暗い顔をしていたらどうしよう」と言っていました。最後まで光が見えない作品ですが、何かを感じて、暗い中から光を見つけ出してくれるとうれしいです。
(今までで一番の悪事は)俳優になったことですかね。俳優というのはお客さんを騙すのが仕事なので、今まで30年やってますが、たくさんの人を騙してきたと思います。
今井さん:
(高良さんの印象)
顔が小さいくて僕と全然違うなと思いました。
(今までで一番の悪事は)
学校で掃除の時間に友達とホースで遊んでいて、先生に「恥だぞ!」と言われたことです。
福本さん:
(堀北さんの印象)
すごく綺麗で自分とは違うなと思います。役の中でもたくましくてすごいなって思いました。
(今までで一番の悪事は)
2歳の時にお母さんが使っているパソコンのキーボードを全部はがしたことです。
深川監督:
第61回ベルリン国際映画祭のパノラマ部門に出品が決まりました!
映画化の話を頂いたときから、うまく撮れば3大映画祭のどこかに出品できると思っていました。
2年がけの恋人に振り向いてもらえたような気持ちです。これをきっかけにたくさんの人に見てほしいです。
●ストーリー
全てが憎いと身体が叫ぶ。
偽りの光の中では、影だけが真実なのか。
一人の刑事の視点を通して、次第に明らかになる事件の核心。
密室となった廃ビルで、質屋の店主が殺された。決定的な証拠がないまま事件は容疑者の死亡によって一応解決を見る。しかし、担当刑事の笹垣(船越英一郎)だけは腑に落ちない。容疑者の娘で、子供とは思えない美しさを放つ少女・雪穂(堀北真希)と被害者の息子で、どこか暗い目をしたもの静かな少年・亮司(高良健吾)の姿がいつまでも目蓋の裏を去らないのだ。やがて、成長した二人の周辺で不可解な事件が立て続けに起こり、意外な関係が姿を現し始める・・・。
出演:堀北真希、高良健吾、船越英一郎、戸田恵子、田中哲司、姜暢雄、緑友利恵、中村久美、粟田麗、今井悠貴(子役)、福本史織(子役)
監督:深川栄洋
脚本:深川栄洋、入江信吾、山本あかり
エグゼクティブ・プロデューサー:石垣裕之、小竹里美
プロデューサー:小島里佳、朴木浩美、井上竜太、橋口一成
原作:東野圭吾「白夜行」(集英社刊)
配給:ギャガ
(c)2011 映画「白夜行」製作委員会
『白夜行』
2011年1月29日(土)全国ロードショー
→『白夜行』の記事を探す
2011年の映画ニュース, 映画ニュース
2011/01/21 00:48 MOVIEW