Vol.46 『トランスフォーマー:リベンジ』
完成披露試写にて『トランスフォーマー:リベンジ』鑑賞。世界最速公開ということで、夜には華々しいワールドプレミアが開催されたらしいですが、私が観たのは朝8:30開場、9:30開演という朝早い試写会。これまでの最高記録10時開演のマスコミ試写を上回る時間……TOHOシネマズ六本木だったので6時台に起床……4時、5時まで仕事してる身にはちょっとつらい時間(^_^;)
この映画は『トランスフォーマー』の続編になるのですが、スケール、映像ともに格段にパワーアップしていました。最初から最後まで息つく暇なく展開されるアクションシーンはまさに圧巻。音響もすごいことになってたせいか、終わったときには耳鳴りがする感じでした。
登場するトランスフォーマーたちは数も種類も増えていて、その変型ギミックがさらにこっています。パチンコ玉のような小さなロボットやCDなどが変型したり、あるいは合体したり……前作に登場しないロボットたちを観ているだけでかなり楽しいです。
当然ロボットたちはCGなわけですが、実写との合成などにもこれといった違和感がなくすばらしいできばえでした。強いて言うと、カメラの位置が動きすぎる感じがあり、いつもぐるぐる動いているような映像だったのが気になりました。板野サーカスみたいな感じといえばいいでしょうか。もう少し落ち着いて変型するところや戦っているところも観てみたかったかなと。
その分、当然のことながら映像としての躍動感は高まるわけで、アクションシーンの迫力を増すという点では効果的だったと思います。ILMがんばったなぁ……というかやりすぎ?(^_^;)
トラックバック先の方が「『ALIEN』(エイリアン)が『ALIENS』(エイリアン2)になった感じ?」と書かれていますが、個人的には『恐竜百万年』が『ジュラシック・パーク』になったぐらいのインパクトが……そこまでは言い過ぎ(^_^;) 前作のCGもかなりのできばえでしたし、そこまでの差はないにせよ、前作+αぐらいで想像しているといい意味で裏切られますね。
ストーリーも、前作のアメリカ国内が舞台というところを飛び出して世界中に展開しスケールアップ。特にクライマックスシーンとなるエジプトがすごかった。ピラミッドがこのような使われ方をするのはコミックやアニメではよくあることですが、実写でそれを映像化してしまったのがすばらしい。そういえばザヒ博士の名前がテロップにありましたが、これはそのピラミッドがらみなんでしょうか。
2時間半があっという間に終わる『トランスフォーマー:リベンジ』は6月19日に先行上映、6月20日からTOHOシネマズ日劇ほかにて、世界最速公開です。
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SF映画, コラム
2009/06/09 22:12 MOVIEW