『戦場のレクイエム』初日決定!
各界絶賛の『戦場のレクイエム』初日決定!
1月17日(土)、シャンテ シネ他全国順次ロードショー!
かつてないスケールで描く中国“国共内戦”の姿。これは、真実の物語である。
戦争に”英雄”など存在しない。これは、ある一人の男が仲間に贈った鎮魂歌
中華人民共和国建国前夜に起こった“国共内戦”を美化することなく描いて、中国で驚異的な興行収入を記録し、中国のアカデミー賞にあたる第17回金鶏百花映画祭で、最優秀作品・監督・主演男優・助演男優の主要4部門を受賞した話題作『戦場のレクイエム』。
毛沢東率いる人民解放軍と、蒋介石率いる国民党軍が激しい戦いを続けるなか、47名の部下を失い、ただ一人、生き残った兵士が、仲間の名誉を取り戻すため、その後の人生を捧げる真実に基づいた物語です。偉大な解放戦争として勝利の名の下に隠されてきた悲劇
を正面から捉え、迫力溢れる映像と卓越した演出力で描いたのは『女帝[エンペラー]』のフォン・シャオガン監督。この『戦場のレクイエム』の初日が、2009年1月17日(土)より、シャンテ シネ/ヒューマントラストシネマ渋谷文化村通り(シネ・アミューズ改め)/新宿ジョイシネマ/TOHOシネマズ川崎と決定しました。
2009年は、中華人民共和国建国60周年の記念すべき年でもあり、中国の話題作が続々公開となります。
*各界から賞賛のコメントが多数、寄せられております。(順不同・敬称略)
阿部力(俳優)
これまでの中国の戦争映画では見た事のない、迫力ある戦闘シーン。
素晴らしい映像技術に圧倒されました。
有田芳生(ジャーナリスト)
芸術は体制に奉仕もすればたくらみもする!
監督の抵抗心を密ませたギリギリの作品が人間の根源を問う。
猪瀬直樹(作家)
この映画のテーマは“勇気”だ。
たった一人でも、できることがある。
すさまじい戦闘とその後にくる恩讐の日々。それにしても、このスケール!
中国映画はハリウッドを超えるのか。
■大谷昭宏 (ジャーナリスト)
久米宏(司会者)
ラストシーン。タイマツに照らされた主人公グー・ズーティの顔。
その瞳は未来を見つめている事に気がついた。
小出恵介(俳優)
ストーリー、映像、役者の顔つき、全てに締まりがある。
男子は、良い意味で危機感を感じられる作品だと思う。
宝田明(俳優)
戦後まで満州にいた私は、国共内戦の影響を受けた。
同じ民族が権力闘争し、前線での悲惨な生々しい人間ドラマは感涙を呼ぶ。
鳥越俊太郎(ジャーナリスト)
中国・人民解放軍と国民党軍の凄絶な戦い。
部下を失った一人の連隊長の人間ドラマが観る者の胸を撃つ佳作だ。
たった一人の戦争だ。しかし、主人公グーさんが握りしめているのは、
銃と弾丸ではなく、仲間に届ける名誉と花束だ。
■内藤剛志 (俳優)
萩谷順(ジャーナリスト)
国共内戦で戦死した部下の名誉回復のため闘う元上官がえぐる
中国の革命と権力の深部。それは無数の悲しみ。
板東英二(タレント)
戦争ほど残酷なものはない。人間とは実に愚かな生きものである。
この非業の中、尊い命を落とした者達はどんな思いであったろう。
中国吉林省で生まれた僕は、わが身に置き換えてこの戦士達を見た。
感銘深い映画に久しぶりに会えた。
風吹ジュン(女優)
トランス状態の戦場シーンは圧巻!
グーさんの小さな戦いは大河へ還る。
みのもんた(司会者)
国を信じて戦場に行かされ、結果、無名戦士として葬られる悲しさ。
何故、人間はその愚かさに気づかないのか。
ぜひ多くの人に見てほしい。
宮川俊二(キャスター)
すべての戦争映画を超える凄絶な戦闘シーン、劇的な名誉回復への道、
真実の重みに圧倒されました。
ストーリー
第2次世界大戦後、中華人民共和国建国前夜─。人民解放軍と国民党軍の戦いの中で、最も死者が多く、最も熾烈な戦いと言われた准海戦役が勃発。人民解放軍139団3営第9連隊長グー・ズーティ(チャン・ハンユー)以下48名の部隊は、撤退のラッパが鳴らされるまで、旧炭鉱を死守せよという指令を受ける。しかし、圧倒的に数で勝る国民党軍の攻撃に、部下たちは次々と命を落としていく。負傷した兵士が死に際に「ラッパの音が聞こえた」とグー・ズーティに撤退の進言を遺すが合図を聴いていなかったグー・ズーティは戦いを続ける。だがその時すでに他の部隊は撤退しており、自分の部隊だけ全滅という最悪の結果だけが残った。そして戦場に散った仲間は、名誉の戦死ではなく、失踪者扱いになっていることが分かる。果たしてあの時、撤退のラッパは鳴っていたのか……。そして仲間の名誉は取り戻せるのか……。グー・ズーティの長く険しい第二の人生が始まった─。
監督:フォン・シャオガン(『イノセントワールド-天下無賊-』、『女帝[エンペラー]』)
キャスト:チャン・ハンユー/タン・チャオ/ユエン・ウェンカン/タン・ヤン/フー・ジュン
2007年/中国映画/原題:集結號/上映時間:124分/シネマスコープ/ドルビーデジタル
配給:ブロードメディア・スタジオ
『戦場のレクイエム』
2009年1月17日(土)より、シャンテ シネ他全国順次ロードショー!
2008年の映画ニュース, 映画ニュース
2008/12/16 03:44 MOVIEW