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『コードギアス 奪還のロゼ』「最終幕は……泣いたぞ」(古川慎) 第3幕上映記念舞台挨拶レポート

7月5日より劇場上映が開始された『コードギアス 奪還のロゼ』第3幕。その公開翌日の7月6日に新宿バルト9にて主人公ロゼ役の天﨑滉平さん、アッシュ役の古川慎さん、大橋誉志光監督、谷口廣次朗プロデューサーが登壇した上映記念舞台挨拶が開催されました。そのオフィシャルレポートが届きました。

また、最終幕のキービジュアルや場面カットなども解禁されました。

コードギアス 奪還のロゼ

日時:7月6日(土)9:55~10:30
場所:新宿バルト9・シアター9(13階)
出演者:天﨑滉平(ロゼ役)、古川慎(アッシュ役)、大橋誉志光(監督)、谷口廣次朗(プロデューサー)
MC:サンキュータツオ

上映直後、ファンの大きな拍手に迎えられて、天﨑さん、古川さん、大橋監督、谷口プロデューサーが登場し舞台挨拶がスタート。まずは、昨日第3幕の公開を迎えた心境を聞かれた大橋監督が「(昨年の『コードギアス』公式イベントで)公開の告知をしたときは冬で、完結は8月か……遠いなと思っていたのに。もう来月が最終幕で驚いています」と、ここまであっという間だったことをしみじみと思い返します。

公開初日となった昨日に第3幕を観て、ステージ上にパンフレットを持参した天﨑さんは、「レイトショーで観たんですけど、すごくたくさんお客さんが入っていて。回を増すごとにお客さんが増えているような印象があって、うれしいです」と満面の笑み。

コードギアス 奪還のロゼ

会場には第1幕や第2幕を5回以上観たというファンが多数いる一方で、『奪還のロゼ』を観るのはこの第3幕が初めてという人もおり、幕を重ねるごとに本作の評判が広がっていることが改めて感じられました。また、「3幕は精神的にえぐられる話が多かった」と振り返った古川さんは、SNSなどで本作を観た人たちの感想を読み、楽しんでもらえてうれしかったとコメント。

谷口プロデューサーは、懐かしいキャラクターたちが登場したことに触れて「3ヵ月くらい前に、『コードギアス』シリーズを全部観ている方は一番楽しめると思いますよと話したんですが、それがやっと回収されたなと。キャストのみなさんも揃って収録していただいて、同窓会みたいでしたね」と、感慨深げに語りました。

これまで謎に包まれていたアッシュの過去が語られ、アッシュとサクヤの関係性が変化した第3幕。今回のロゼについて質問された天﨑さんは、ロゼが今後登場しなくなってしまいかねない展開にハラハラしたことを明らかにし、「1幕、2幕とはロゼの立ち位置やお芝居が大きく変わったと思いますね。今後どうなっていくかはお楽しみに」とコメント。

コードギアス 奪還のロゼ

さらに、第3幕の劇場グッズであるボイスチェンジャー型キーホルダーを、ネックレスにして身に着けているとアピール。「僕、これ役なので(笑)」という言葉に、会場は笑いに包まれました。

そんな天﨑さんに対し、古川さんは「最終幕では天﨑滉平のとんでもない技が観られます」、大橋監督も「僕も感動しました」と絶賛するシーンがあり、次回への期待がさらに
高まっていきます。

また古川さんがアッシュやサクヤのシリアスなシーンの後に、想い人・ラズベリーちゃんの話題が出たことについて、「3幕で一番楽しかったのはあそこ」だと話すと、客席からも賛同するかのような拍手が巻き起こりました。

続く戦闘シーンの話題では、すでに出番を終えたかと思われたキャラクターが、超ハイテンションで再登場したことについて大盛り上がり。また大橋監督が、2幕のスタッフトークショーで「ポロリがある」と話したシーンが、とあるナイトメアフレームの左耳が取れるシーンのことだったと判明。「3Dなのでパーツが取れると管理が大変になると言われたんですが、どうしても入れてほしいとゴリ押ししました」とこだわりを熱弁しました。

コードギアス 奪還のロゼ

フォトセッションの後は、1人ずつファンへメッセージを語ります。谷口プロデューサーは「次回、最終幕でいろいろと決着がつきます。今回出てきた(過去シリーズの)キャラクターたち以外にも、出てきます。ぜひ最後までロゼとアッシュの物語をご覧いただければ幸いです」と呼びかけ、大橋監督は「最終幕はずっとノーランドのターンになります」と気になる言葉を口にしつつ、配信では次の話数が待ちきれなくなるため、まずは劇場で一気に観てもらいたいとコメント。

古川さんは、「まずはこの3幕を堪能していただいて、これまで蒔かれてきた種について考えたり、それを踏まえてこれから起こることは何なんだろうと考えてもらえたら、より最終幕に対する期待が上がるんじゃないかなと思います。最終幕は……泣いたぞ」と熱く語りました。

そして、最後に天崎さんが「『奪還のロゼ』を観終わった後、みなさんいろんな感情にはなると思うんですけど、最終幕まで観てよかったと確実に思っていただけるはずなので、1幕2幕そして3幕を何度も観返して、いろんな種を見つけた状態で、また来月お会いいたしましょう!」と締めくくり、盛大な拍手の中で舞台挨拶は幕を下ろしました。

コードギアス 奪還のロゼ

●ナイトメアフレーム、新キャラクターの設定解禁
・ローエングリン RPCX-05K/S-LC Lohengrin
クリストフの改造を受けて復活したアーノルドの専用機。ブレイズ・ルミナスを搭載したシールドに加え、二本の補助アーム、大型の剣を装備し、攻防すべてがアップグレードされている。

コードギアス 奪還のロゼ

・アーノルド・レンク CV:斉藤壮馬
アインベルクのシュヴァルツリッター「黒のナイト(シュヴァルツ・ナイト)」。アバシリでの戦いの後、アッシュを倒すためにクリストフの改造を受け、復活した。ギアスの力を無効にするギアスキャンセラーを持っている。

コードギアス 奪還のロゼ

・皇 重護 CV:小山力也
ネオ・ブリタニアによって占領されたホッカイドウブロックの元領主で、サクヤの父。博愛の人として、日本人からもブリタニア人からも慕われていた。

コードギアス 奪還のロゼ

●『コードギアス 奪還のロゼ』最終幕
コードギアス 奪還のロゼ

世界各地に姿を現した正体不明機は、人々に恐怖と混乱を与えていた。各国の戦士たちは各々ナイトメアフレームを駆り正体不明機に挑むが、圧倒的な物量とその強さに対応が追いつかない。

その魔の手は、ネオ・ブリタニア帝国の人々にも向けられ、ナタリアが治めるルクセンブルグ領も多数の正体不明機が現れていた。そして皇宮にいるサクラにも危機が迫る。

ロゼはサクラを助け出すために、アッシュとともに皇宮へと向かうのであった。

コードギアス 奪還のロゼ

コードギアス 奪還のロゼ

・スタッフ
原作・企画:サンライズ
ストーリー原案:大河内一楼、谷口悟朗
監督:大橋誉志光
シリーズ構成:木村 暢
キャラクターデザイン原案:CLAMP
キャラクターデザイン:木村貴宏、島村秀一
ナイトメアフレームデザイン:阿久津潤一
メカニックデザイン:重田 智
メインアニメーター:木村貴宏、島村秀一、中谷誠一、重田 智、橋本敬史
美術監督:小幡和寛
色彩設計:忽那亜実、久保木裕一
3DCG:武右エ門
CGI監督:篠田周二
音響監督:明田川 仁
撮影監督:千葉洋之
編集:坂本久美子
音楽:川井憲次
オープニング主題歌:「Running In My Head」(歌:MIYAVI)
エンディング主題歌:「ロゼ(Prod.TeddyLoid)」(歌:満島ひかり)
配給:ショウゲート
製作:バンダイナムコフィルムワークス、コードギアス製作委員会

コードギアス 奪還のロゼ

コードギアス 奪還のロゼ

・キャスト
ロゼ:天﨑滉平
アッシュ:古川 慎
サクヤ:上田麗奈
黒戸:黒田崇矢
物部:小西克幸
ハルカ:富田美憂
小田:千葉翔也
宗森:坂 泰斗
新城:杉山里穂
佐野:春野 杏
漣:山本兼平
志塚:小林親弘
坂井:Lynn
コーネリア:皆川純子
ジノ:保志総一朗
神楽耶:かないみか
ノーランド:安元洋貴
キャサリン:東山奈央
ナラ:内山夕実
スタンリー:平川大輔
ヴァルター:加瀬康之
アーノルド:斉藤壮馬
ナタリア:寺崎裕香
メイ:白石晴香
ヴァレン:野川雅史

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コードギアス 奪還のロゼ

公式サイト:https://geass.jp/roze/
公式Twitter:@GEASSPROJECT

全4幕にて劇場上映!
第3幕:大ヒット上映中
最終幕:8月2日(金)~

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