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『ちびまる子ちゃん』まる子役TARAKOさんご逝去 共演者の追悼の言葉、今後の放送について

TVアニメ『ちびまる子ちゃん』で、1990年1月7日の放送開始から34年間にわたり「まる子」役を演じ続けられてきたTARAKOさんが、3月4日未明にご逝去されました。日本アニメーションからは「これまでの多大なるご功績に感謝するとともに、謹んで哀悼の意を表します」との言葉が寄せられています。

また、共演者およびスタッフ一同から、TARAKOさんのご逝去を受けてコメントが届いています。

TARAKO

・屋良有作さん(お父さん役)コメント
タラちゃん、突然のお別れに言葉が見つからず、ただ茫然とするばかりです。
つい最近まで、毎週収録の度、スタジオでお会いしていたのに。
長い間、どんな状況の時にも番組の座長として、気丈で優しく、そしてしなやかに、私達を牽引して下さいましたね。もう、あなたの明るくお茶目なあの笑顔に出会うことはできなくなりましたが、いつまでも私達の心の内に、いくつもの思い出と共に残り続けます。
タラちゃん、今まで本当にたくさんありがとう! どうか安らかにおやすみください。

・一龍斎貞友さん(お母さん役)コメント
唯一無二の存在が旅立ってしまいました。いつも誰にも気を配る心遣いの達人だったタラちゃん。この喪失感を埋めるすべを見つけられません。

・島田 敏さん(おじいちゃん役)コメント
胸つまる『何だい?まる子』言えなくて
友蔵タラちゃんに捧ぐ心の俳句

・佐々木優子さん(おばあちゃん役)コメント
明るくて、楽しくて、人にも動物にも、命あるすべてに愛をふりそそぐ人でした。
でも、こんなに急に、突然、婆さんより先に逝ってしまうなんて…
そこだけは親不孝者だよ、まる子や…

・豊嶋真千子さん(お姉ちゃん役)コメント
大好きなTARAKOさん、突然のお別れとなりまだ信じられない気持ちでいっぱいです。
アフレコの時、あったかい笑顔で「楽しいね~」と言っていたあの優しい声に励まされてやってきました。話したいことや、一緒にやりたいことがたくさんありました。「お姉ちゃん」として「まる子」と過ごした時間はまだ思い出にはできそうにありません。『さよなら』の代わりにTARAKOさんの好きだった言葉を。『ありがとう、またね~!』

・渡辺菜生子さん(たまちゃん役)コメント
TARAKOさんとは、番組のまるちゃんとたまえのように、より近く心を通わせて、公私共に過ごさせて頂きました。共有した大切な時間は、私の中で、今でもきらきら輝いています。心より感謝しています。ご冥福をお祈りいたします。

・『ちびまる子ちゃん』スタッフ一同コメント
放送開始から34年間、まる子を演じていただいたTARAKOさんは、『ちびまる子ちゃん』そのものでした。
TARAKOさんは、収録現場でも常に周りを思いやり、温かく、明るく元気に場を和ませてくださる方で、“ちびまる子ちゃん”の天真爛漫で、家族や友達から愛される姿、そのものでした。
最後まで病棟でも収録をしたいと意欲的で、大きな愛情をもって『ちびまる子ちゃん』に向き合ってくださいました。
急な訃報に驚きを隠せませんが、TARAKOさんが演じてくださった“ちびまる子ちゃん”をこれからも温かく、大切に描き続けていきたいと思います。
TARAKOさん、長い間、本当にありがとうございました。心よりご冥福をお祈りいたします。

ちびまる子ちゃん

●『ちびまる子ちゃん』今後の放送について
TARAKOさんが『ちびまる子ちゃん』にご出演されている最後のエピソード“「まる子、水の味がわかる?」の巻”は、3月24日(日)の1時間放送のなかでお届けする予定です。

このエピソード以外は、3月10日(日)以降当面の間、過去に放送した作品を改めて放送します。

なお、後任の声優、後任による放送開始時期については現在対応を検討中です。

公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/b_hp/maruko/
ちびまる子ちゃん公式サイト:http://chibimaru.tv/
公式Twitter:@tweet_maruko

©さくらプロダクション/日本アニメーション

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