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『メタリックルージュ』第9話 シアンと戦いを繰り広げるルジュにある提案をするナオミ

好評放送中のTVアニメ『メタリックルージュ』。
その第9話の場面カットが届きました。

また、宮本侑芽さん、黒沢ともよさん、出渕 裕さん、南プロデューサーが登壇した先行上映会のレポートも届きました。

メタリックルージュ

●第九幕「訪れ来た者たち」
脚本:堺 三保、根元歳三
絵コンテ:大槻真之、村木 靖
演出:大槻真之
キャラクター作画監督:斎藤恒徳、菅野宏紀、高野恵子、青木香菜、香田知樹、金久保典江
メカニック作画監督:横屋健太

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インモータルナインの一人“不動のグラウフォン”とアルコス、シルヴィアとの戦いに苦戦するルジュ。そんな中、彼女を救いに現れたエデン。その正体はインモータルナインの一人“漆黒のノアール”であった。自分たちと行動を共にすることを拒むノアールに対し、怒り、攻撃をしかけてくるシルヴィア。ルジュの元に向かおうとするジーン。だが、彼の前に立ちはだかるグラウフォン。そこに簒奪者の宇宙船、そしてシアンも現れ、事態は混乱を極めていく。

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互いにグラディエーターとなり、戦いを繰り広げるルジュとシアン。二人の能力は互角である。シアンは本当にルジュの妹なのか? 果てしなく死闘が続くと思われた、その時。駆けつけたナオミが、ルジュにある提案をする。

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●『メタリックルージュ』第八幕&第九幕(先行)上映会レポート
『メタリックルージュ』の最新話、第八幕「どこでもない家」、さらに3月6日より放送開始の第九幕「訪れ来た者たち」の先行上映会が3月3日に東京・池袋HUMAXシネマズにて開催され、上映後、ルジュ・レッドスター役・宮本侑芽さん、 ナオミ・オルトマン役・黒沢ともよさん、総監修・シリーズ構成を務める出渕 裕さん、そしてアニメーション制作会社「ボンズ」プロデューサーの南 雅彦さんが登壇し、トークイベントが行なわれました。

日程:3月3日(日)13:00~
会場:池袋HUMAXシネマズ シアター4
出演:宮本侑芽(ルジュ・レッドスター役)、黒沢ともよ(ナオミ・オルトマン役)、出渕 裕(総監修・シリーズ構成)、南 雅彦(ボンズプロデューサー)
MC:障子直登(フジテレビプロデューサー)

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上映された第九幕までの感想を聞かれた宮本さんは「ルジュが戦う理由がようやくわかってきた気がします。また、彼女がちょっとずつ大人になっているのを感じ、母のようにうれしく思いました」と述べました。

一方、黒沢さんは「ルジュはグラディエーター(ルジュらネアンが戦闘時に変身(ディフォルム)する戦闘形態)の姿だとすごくカッコいいのに、侑芽ちゃんの声を聴いていると距離を感じないんですよね。絶妙なバランスのキャラクターだと思います。また、『この作品はまとめて一気に観たい』と言っていた友人がたくさんいたのが印象的で。『劇場版の作品を観ているようでおもしろかった』と感想をくれました」とコメントしました。

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出渕さんからは「ルジュは“ギャップ”を意識して作ったキャラクターなのですが、少女的なところに寄せていったほうがいいのか、それとも特撮ヒーロー的なところに振り切ったほうがいいのか、悩みました。妹(シアン)も出てきたことですし、『彼女を守らなきゃ』という気持ちも出てくるのではないかと」と先の展開を示唆するような話も。

南さんからは「近頃は諸事情があり、オリジナルロボットアニメの企画が通りづらいんですよね。そんななか、視聴者から『もっと先が観たい』という声が上がるような作品を作りたい、との想いで出渕さんと企画を立ち上げました」と裏話を交えた話が飛び出しました。

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続いてアフレコに関するトーク。アフレコは基本的に堀 元宣監督とキャストとのやり取りがメインで行なわれたそうで、出渕さんからは都度「こういうパターンの演技も聴いてみたい」といったリクエストが出ていたそう。

出渕さんは「宮本さんは『ギャップ』、黒沢さんは『ぶっ壊れ役』の演技ができると思っていたので、ふたりともまさに適役でした」と語り、南さんも「別作品でふたりの演技は知っていたので、安心して任せることができました」と語ります。

また、アフレコで印象的だったことを聞かれた宮本さんは「出渕さんが毎回パンを買ってきてくれていたのが印象に残っています」とコメント。これに対し、出渕さんは「自宅から駅に向かう間に美味しいパン屋がたくさんあるので、差し入れにピッタリだと思い、持参していました」といきさつを説明。なお、黒沢さんは「私は豆パンが特にお気に入りでした!」と笑顔でした。

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また、『メタリックルージュ』は専門用語の多さが魅力のひとつということで、スクリーン上にたくさんの作品専門用語が表示され、出渕さんから用語に関するエピソードが語られます。

「アジモフコード」は有名な生化学者・作家、アイザック・アシモフからきているワードなのだが、SFにも造詣の深いメカニックデザイナー・宮武一貴氏から「実はアイザック・ア【ジ】モフが正式な呼び名なんだよ」と教えられ、この表記になったとのこと。

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また黒沢さんは「『来訪者』や『○○局』など、物語が終盤になるにつれて難しいワードを読む機会が増えてきたので大変でした」と語りました。

最後は来場者に向けてメッセージが贈られ、ステージは終了しました。

「第十幕以降は金星を舞台に物語が進んでいきます。ルジュがどんな決断をするのか? 見守っていただけますと幸いです。またクライマックスでは大きな仕掛けを作っていますので、楽しみにしていてください」(南さん)

「本作は舞台が次々に変わっていく『ロードムービー』的な側面も持っている作品であり、金星がラストステージとなっています。キャラクター同士の関係も見えてくると思いますので、最後までお付き合いください」(出渕さん)

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「ネアンという存在は私たちの世界の『AI』に近いものだと思います。『彼らの感情はどこからくるのだろう?』と漠然と考えるなかでのアフレコでした。生命として生きているものたちの関係性を楽しんでください」(黒沢さん)

「本日はスタッフの方々とお話でき、それをみなさんにお聞きいただけてうれしかったです。
私はナオミが何者なのか? 特に気になりました。第八幕で急展開を見せた『メタリックルージュ』、今後は怒涛の展開が待っていますので、よろしくお願いします!」(宮本さん)

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なお、本作で文化考証も務めているSF作家・柴田勝家氏によるスピンオフ短編「グラモーラの歌声」が『小説現代』にて連載中です。

公式サイト:https://metallicrouge.jp/
公式Twitter:@MetallicRouge

©BONES・出渕裕/Project Rouge

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