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デッカーからブレーザーへバトンタッチ!映画『ウルトラマンデッカー最終章』グランドフィナーレ

1月に最終回を迎えた『ウルトラマンデッカー』の完結後の世界を描く、長編オリジナル映画『ウルトラマンデッカー最終章 旅立ちの彼方へ…』。
本日、『ウルトラマンデッカー』キャストが再集結し、『ウルトラマンブレーザー』の主人公・ヒルマ ゲント役の蕨野友也さんも登壇し、本作の最後の劇場上映・グランドフィナーレ舞台挨拶が実施されました。

ウルトラマンデッカー最終章 旅立ちの彼方へ…

場 所:新宿ピカデリー シアター1
登壇者(敬称略):松本大輝(アスミ カナタ役)、村山優香(キリノ イチカ役)、大地伸永(リュウモン ソウマ役)、中村加弥乃(ラヴィー星人ディナス役)、谷口賢志(デッカー・アスミ役)/ウルトラマンデッカー、ウルトラマンディナス
蕨野友也(ヒルマ ゲント役)/ウルトラマンブレーザー

会場となった新宿ピカデリーは、全国での上映を終えた『ウルトラマンデッカー最終章 旅立ちの彼方へ…』の、一度きりのスクリーン上映復活に駆け付けたファンで満員に。その上映後に行われたイベントは、映画の感動も冷めやらぬ様子で、再び興奮を届けてくれた『ウルトラマンデッカー』キャストの再集結を目に焼き付けようと、幅広い世代のファンで埋め尽くされました。

日曜日のイベント開催ということもあり、中には親子連れの姿も多く見られ、憧れのヒーローの登場を、たくさんの子供たちが目を輝かせながら待ちわびていました。

この日はマスク着用のうえで声出しがOKということで、イベントが始まると、会場に集まったファンに名前を呼ばれて一人ずつキャストが登壇。今作でウルトラマンディナスへの変身を果たしたディナス役の中村さん、イチカ役の村山さん、リュウモン役の大地さん、そして、主人公・カナタを演じた松本さんが順番に登壇し、集まったたくさんのファンと大きな呼び声に喜びつつ「よろしくお願いします!」とそれぞれ笑顔で挨拶します。

ウルトラマンデッカー最終章 旅立ちの彼方へ…

待ちわびたファンの歓声を浴びて登場する中、大地さんは、MCの合図で会場から呼ばれた名前が一人だけ呼び捨てだったことが気に食わないようで、「他のみんなは、『くん』『さん』『ちゃん』がついてるのに俺だけ呼び捨てかよ!」とツッコミ、会場の笑いを誘います。

すると会場から「リュウモン隊長!」と呼ぶ声が聞こえ、「やっぱり皆さんはわかってますよ」とご満悦な様子。ファンとキャストを巻き込んだコミカルなやり取りで、新隊長らしく会場を温めていました。

約1年前に放送が開始し、今年2月公開の映画まで駆け抜けた『ウルトラマンデッカー』が、この日ついにグランドフィナーレを迎えることについて聞かれ、松本さんは「無事にこの日を迎えられてホッとしているけれど、やっぱり少し寂しいです」と、心境を感慨深く語ります。

村山さんは「すごく寂しいです。この作品の最初の舞台挨拶から今日の最後の舞台挨拶まで、ずっとたくさんの方々に来ていただけて。本当にありがとうございます!」と改めて感謝を語り、大地さんは「今日皆さんにお会いして、改めて温かさを感じています」と、再びファンの前に立てた喜びをかみしめた様子。

そして、映画でメインキャストとして登場した中村さんは「いよいよ終わっちゃうのかと思いながらも、公開から3ヵ月以上たっているにも関わらず、これだけたくさんの方々に来ていただいて本当に嬉しいです」と改めて本作に参加した喜びを語りました。

トークでは登壇キャストそれぞれのお気に入りのシーンについて聞かれ、それぞれが思い思いのシーンを挙げながら撮影当時の想い出を振り返る中、集まったファンの「見たい!」という声に応えて、劇中屈指のシーンを実際に再現することに。松本さん、村山さん、大地さん演じる GUTS-SELECTの隊員たちと、中村さん演じるディナスが、強大な敵になすすべなく苦悩しながらも、仲間の絆を信じて立ち上がる感動シーンを本編さながらに披露。

3月に行われた大ヒットイベントでも披露したシーンでしたが、演技が始まると、村山さん演じるイチカからセリフを語り掛けられるディナス演じる中村さんは、シーンの再現中にも関わらず作品への思いが溢れてしまい、涙を流す場面も。

「何度もやって来たけど、これが最後なんだなと思って」と声を詰まらせながらも、登壇者や会場のファンの声援を受けながら見事にシーンを演じ切り、会場のファンから大きな拍手が沸き起こります。

ウルトラマンデッカー最終章 旅立ちの彼方へ…

イベント中盤、新たなウルトラマンへとバトンタッチを果たすべく、新シリーズ『ウルトラマンブレーザー』の主人公、ヒルマ ゲントを演じる蕨野さんが登場することに。『ウルトラマンデッカー』のキャスト同様、会場からの『ゲントさん!』という大きな呼び声に応えて登場した蕨野は会場のファンに手を振って応えます。

昨年、『ウルトラマントリガー』から『ウルトラマンデッカー』へのバトンタッチを果たしたグランドフィナーレイベントを思い出して、松本さんは「当時はすごく緊張したのを覚えています」と語る中、蕨野さんは「緊張は…してないですね」と頼もしいコメントをしつつ、ゲントとして子供たちの前に登場するのはこの日が初めてということで、「皆さんとお顔を合わせてブレーザーの魅力を語れることを嬉しく思います」と喜びを明かしました。

ウルトラマンとしては先輩となる松本さんは、登場した蕨野さんに対して、早速「ゲンちゃん!」と親しみを込めて呼びかけたり、さらに、蕨野さんが長いウルトラマンの歴史を背負ってウルトラマンブレーザーに変身することへの思い語り、「今年は“俺が行く。”」と、作品お決まりの口上に絡めて力強くコメントすると、松本さんは「俺も行かせてください!」と語り掛け、すかさず蕨野さんも「一緒に行くか!」と応えるなど、新旧主人公で早速和気あいあいとしたやり取りを見せました。

さらに続けて、登壇者全員でウルトラマンブレーザーの変身ポーズを披露することに。蕨野が丁寧な解説で変身ポーズを教示し、会場のファンと共に息の合った「俺が行く。」という声に合わせて変身ポーズを披露。たどたどしい場面も見せつつも何とかポーズを決め、会場からは笑いとともに温かい拍手が沸き起こります。

ウルトラマンデッカー最終章 旅立ちの彼方へ…

改めてウルトラマン作品の先輩として、デッカーのキャスト陣から蕨野さんへそれぞれメッセージを贈る中、松本さんは「僕、なんかヒーローの先輩感ないですよね(笑) ゲントさんの風格がすごいので」とおどけて会場の笑いを誘いつつ、「これからヒーローとしてたくさんの声援を受ける幸せな瞬間があると思います。子供たちを笑顔にしてください!」と、ウルトラマンの先輩として力強いエールを贈ります。

一方で、本作『ウルトラマンデッカー最終章 旅立ちの彼方へ…』も鑑賞したという蕨野さんは、劇中のカナタの「もうウルトラマンになれない」というセリフが印象的だったと語り、その後みんなの熱い思いを受け取って、窮地の中で再びウルトラマンデッカーに変身をするシーンが最高だったと話すと、リクエストに応えるようにそのシーンを再現することに。

劇中クライマックスの胸アツシーンとあって、会場からも喜びが起こる中でシーンの再現がスタート。横たわる松本さん演じるカナタに対して、劇中同様に一人ずつ「カナタ!」と名前を呼び、最後には会場のファンからも「カナタ!」と力強く呼びかけ、その力を受けて立ち上がったカナタがいよいよ変身するか!と思いきや、ここでなんとサプライズゲストが登場!

テレビシリーズの14話、15話に登場したデッカー・アスミを演じた谷口さんが登場し、まったく知らされていなかった登壇者の面々は、まさかの再開に驚きと喜びの表情を見せます。TVシリーズにおいて、作品のターニングポイントとなる大事な場面で登場した谷口さんですが、久しぶりの再会となった松本さんと谷口さんは撮影当時を思い出しながら「ほんとに楽しかったです」と声を揃えます。

ウルトラマンデッカー最終章 旅立ちの彼方へ…

サプライズ登場だけでも大きな盛り上がりとなる中、さらにこの日、「感動の卒業証書的な手紙を準備してくれ」という無茶ぶりともとれるオーダーがあったという谷口さんは、登壇キャストへ向けて手紙を披露することに。

「長くなりますが」と前置きしながらも読み始めた谷口さんは、プライベートでも、『ウルトラマンデッカー』が子供たちに力を与えていることを実感した場面があったと、感動のエピソードを語り、そして「“チームウルトラマンデッカー”は、一生“チームウルトラマンデッカー”です。皆さんが作りあげたものはこれからも誰かに力を与え続けていくので、皆さんに卒業はありません」と最高の言葉でキャスト陣をたたえ、「戦い続けてくれて本当にありがとう!」と感謝を伝えると、それを受けた登壇者からは感極まって鼻をすする音も聞こえます。

最後には「誰がなんと言おうと、俺にとってはウルトラマンデッカーが最高のウルトラマンです!」と力強いメッセージを贈り、松本さんは「今の手紙を聞いて、ウルトラマンデッカーが誰かを奮い立たせることができたんだなと、さらに実感できました」と感動の表情を見せ、次のウルトラマンとしてバトンを繋ぐ蕨野さんも「こうやって、ウルトラマンというものが紡がれていくんだなという瞬間を目の当たりにしました」と感慨深く語り、客席でも涙を流すファンが観られるなど、感動のサプライズとなりました。

ウルトラマンデッカー最終章 旅立ちの彼方へ…

その後、サプライズで一時中断となった劇中の変身の場面を改めて再現することとなり、さらにこの日は、『ウルトラマンブレーザー』の蕨野さんも揃う中で、ディナス、デッカー、ブレーザーの3体のウルトラマンが揃って変身を披露することに。ここでしか見られない特別な瞬間に会場のファンも沸く中、順番に見事な変身ポーズを遂げた3人。興奮の瞬間に、この日一番の拍手と声援が沸き起こりました。

イベントの最後に、これから新たにウルトラマンを背負っていくことになる蕨野さんは「今まで皆さんが紡いできたものが、今もウルトラマンとして存在するんだと思います。『ウルトラマンブレーザー』を明日の活力にしていただけるようがんばっていきます」と、新シリーズに向けてウルトラマンのバトンを受けとり、力強く意気込みを語りました。

そしてトリを務めた松本さんは「一年間ありがとうございました。様々なイベントで、全国のファンの皆さんと会うことができて、すごくウルトラマンになってよかったなと感じました! コロナ渦で、ファンの皆さんが声が出せない時期でも、“ウルトラチャージ”などを通して本当に力をもらっていました」とファンへの熱い想いを明かし、最後に「デッカーは笑顔じゃなきゃいけないので、最後は笑顔でバイバイしたいと思います。ありがとうございました!!」と、大盛り上がりとなったイベント、そして『ウルトラマンデッカー』という作品の大団円を、笑顔で締めくくりました。

ウルトラマンデッカー最終章 旅立ちの彼方へ…

『ウルトラマンデッカー最終章 旅立ちの彼方へ…』
TSUBURAYA IMAGNATIONにて独占配信中。Blu-ray&DVD 7月28日発売

ウルトラマンブレーザー番組公式サイト:https://ani.tv/ultraman_blazar/
ウルトラマンブレーザー作品公式サイト:https://m-78.jp/blazar/
公式Twitter:@ultraman_series

©円谷プロ ©ウルトラマンデッカー特別編製作委員会
©円谷プロ ©ウルトラマンブレーザー製作委員会・テレビ東京

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