「大阪コミコン2023」2023開幕! オープニングセレモニーに豪華ゲストが集結、初日レポート
いよいよ開催された第1回「大阪コミコン2023」。
その初日となる5月5日、来日したスペシャルゲストが登壇するオープニングセレモニーが開催され、世界最大級のポップ・カルチャーイベントが幕を明けました。
その初日の様子が届きました。
左から:胸組社長、ダニエル・ローガン、ヨーナス・スオタモ、トム・スターリッジ、ミーシャ・コリンズ、マイケル・ルーカ―、ミリー・ボビー・ブラウン、マッツ・ミケルセン、C.B.セブルスキー、速水もこみち、NMB48
●盛大なオープニングセレモニー!(12:00~)
開催初日最初のステージイベントとなるオープニングセレモニーからステージ客席は満席で立ち見もいっぱいの状態。しかもオープニングセレモニーが始まる前に、なんとマイケル・ルーカー氏がいきなりステージ下に登場し、客席の前を手を振りながらウォーキングするというフライング&サプライズ登場! その後さらにステージ上を走り抜けるパフォーマンスも披露! 観客もサプライズパフォーマンスに驚きながらも歓声と拍手で応えました。
その後メインMCのアメコミリーグ登場で、いよいよオープニングセレモニーがスタート。まず東京コミックコンベンション代表取締役社長の胸組光明さんが「たくさんの人に囲まれ興奮しております。先ほどのマイケルさんも裏導線を通らず、表からこの会場近くまでやってきてくれました。これがコミコンです、それを大阪に持ってきたかった。」と挨拶しました。
続いてPR大使のNMB48の安部若菜さん、川上千尋さん、上西怜さん、原かれんさん、前田令子さんが登場し、PR大使を代表して川上千尋さんが「この3日間の盛り上げ、一緒に宜しくお願いします!」と地元大阪のアイドルらしくリラックスした感じで挨拶。
そしてアンバサダーの速水もこみち氏がバーガンディのダブルスーツで登場し、「皆さん盛り上がってますか!?」と発すると場内から大歓声! 「小さい頃からアメコミのオモチャ(アメトイを)3000体以上コレクションしてます。なのでこのステージに立ててとても嬉しいです。とにかく見どころ満載なので、3日間宜しくお願いします!」とアメコミ愛全開のコメントをしたのち、「大阪コミコン2023開会します!」と開催宣言がされると会場から割れんばかりの拍手と喝采が起きました。
続いて来日セレブの入場となり、ステージ上のスクリーンが上に上がると中央奥から次々とセレブが登場します。
「ウェルカムコミコン、コンニチワ! アリガトウ! ドウゾ! サヨナラ! 皆さんと一緒に楽しい時間を過ごして行きたいです!」(マイケル・ルーカー氏)
「ナマエはヨーナスです。オオサカイチバン!」(ヨーナス・スオタモ氏)
「ミナサン、コンニチワ。わお! こんなにたくさんの人がいる! ゴールデンウィーク楽しく過ごしましょう!! みんなワクワクしてる?」(ミーシャ・コリンズ氏)
「コンニチワ、オオサカ! ここにこられて非常に嬉しいです、いい週末にしましょう!」(トム・スターリッジ氏)
「コンニチワー、オオサカダイスキ! ミンナコレテアリガトウ、アリガトウ、アリガトウゴザイマシタ!」(ダニエル・ローガン氏)
「コンニチワ! オオサカ! 日本に戻ってきて嬉しいです。サイン会もしますし、フードも楽しんで、3日間楽しみです!」(マッツ・ミケルセン氏)
「ハローオオサカ! マイド! モウカリマッカ?私は西宮に住んでいたのでとても近所なんです。この週末はマーベラスな週末にしましょう!」(C.B.セブルスキー氏(マーベル・コミック編集長))
最後にミリー・ボビー・ブラウン氏が「コンニチワ!」と挨拶し、客席から大歓声と大きな拍手が巻き起こりました。
そして大阪コミコン2023の開催を記念し、一斉に鏡開きが行われ、その後もまたマイケル・ルーカー氏が樽を太鼓のように叩く真似のパフォーマンスまで行い、大盛り上がりのオープニングセレモニーとなりました。
●セレブ・ステージ:ダニエル・ローガン&ヨーナス・スオタモ(14:30~)
午後には『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』ボバ・フェット役でお馴染みのダニエル・ローガン氏と『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』等のチューバッカ役でお馴染みのヨーナス・スオタモ氏を迎えてのステージ。
登場していきなり「コンニチワ! ニッポンイチバン! I Love You Osaka!」と熱く語るダニエルに、ヨーナス氏も負けじと「オーサカ、サイコー!」と日本語を連発し、2人のトークがスタート。
自身が演じたキャラクターの魅力などを語りながらダニエル氏は「撮影当時ジョージ・ルーカスから多くのアドバイスをもらいましたが、ユアン・マクレガーからもアドバイスをもらいました。それは怒った顔の作り方です。自分はニコニコした顔をしがちだったのでとてもいいアドバイスでした。」と当時のキャストやスタッフとの思い出を語ります。
ヨーナス氏は「チューバッカのコスチュームを着て演技をするのはとても大変で、10時間サウナに入っているようなものです。1日が終わって家に帰るとすぐ寝てしまうくらいヘトヘトになりますが、私はサウナ文化のフィンランド出身なので、サウナ、バンザイ!でした。でもチューバッカで一番難しいのは歩きで、J.J.エイブラムスにはよく「いいね、いいね、もう1回」と言われながら25回も撮り直した時もありました。(笑)」と撮影時の苦労を語りました。
そして今日はアメリカではまだ5月4日であることから、お決まりの名セリフ「MAT THE FORCE BE WITH YOU」をダニエル氏は「フォースト、トモニ、アレ!」、ヨーナス氏は「〇×▲~~(ウォーキー語)!」とそれぞれ挨拶し、ステージは終了しました。
●大阪コミコンにフォースあれ!スター・ウォーズ・ギャザリング・ステージ(14:45~)
ダニエル・ローガン氏とヨーナス・スオタモ氏も登壇したまま、続けて「スター・ウォーズ」を愛してやまないコスプレイヤーたちが大集合するステージを実施。
大阪コミコン2023のスタッフがコスプレ姿で登場するとダニエルが「カワイイー!」とお得意の日本語で叫ぶとそのまま「スター・ウォーズ」のコスプレイヤーたちが次々に登場し、ヨーナスがハイタッチで彼らを出迎えました。
その後、ファンからの様々な質問に答えて、キャラクターを演じた俳優たちも、ファンたちも、「スター・ウォーズ」愛を共有する熱いステージとなりました。
●セレブ・ステージ:トム・スターリッジ(15:45~)
ニール・ゲイマンのグラフィック・ノベル『サンドマン』の実写ドラマ版で主人公モルフェウス/ドリーム役を演じているトム・スターリッジ氏のステージ!
昨夜ニューヨークから来て今回が初来日というトム氏は「少し時差ぼけはありますが、気分はグローリーです!」と挨拶し、最初からファンを沸かせました。
トム氏は「『サンドマン』は好きなシーンがたくさんあります。もともと原作コミックの大ファンで、この役を出来る事を本当に光栄に思っています。」と『サンドマン』への想いを語り、役作りの面では「最初の方のシーンで100年くらいガラスの中にいて一言もしゃべらないというシーンがあったので、それらしく見えるように、かなり肉体作りに気を付けました。夢を代謝していくクリーチャーというような体を作らないといけなかったので、当時は本当に食べなかったです。是非次のシーズンも期待してください!」と役作りの苦労を振り返りました。
そして「舞台は明らかに私にとって重要な一部です。それぞれ似ているところが多いですが、舞台は照明が強く、ステージ上で孤独に演技する感じですが、ドラマは周りにもたくさん人がいる状態で撮影して、彼らがその場にいないように演技をする、というところが違います。でもどちらも好きです。」とドラマへの想いも語りました。
そして今度はトムから逆に客席に集まったファンに、「大阪でディナーを食べるにはどこがいいか教えて欲しい」という質問が出て、客席から「お好み焼き!」「豚まん!」など大阪らしいファンの声が飛びました。最後に、「たくさん集まってくれてありがとう。日本でサンドマンがこんなに人気があるとは知らなかったです。本当に光栄です!」と笑顔でメッセージを贈り、トム氏のステージは終了しました。
●アーティストアレイ・ステージ(feat C.B.セブルスキー)(17:30~)
コミコンと言えば、コミック・アーティストとファンが直接触れ合えるアーティストアレイが大人気! そのアーティストアレイに参加しているマーベル・コミックの編集長C.B.セブルスキー氏をお招きし、漫画家生活36年(アニメーター時代から数えると40年)という日本を代表するマンガ家麻宮騎亜氏とのトークセッションが行われました。
1997年のサンディエゴ・コミコンで初めて知り合ったという2人は、麻宮氏の「聖獣伝説ダークエンジェル」をC.B.氏が英語版も出版しようと持ちかけたことで公私ともに親しくなったそう。麻宮氏がC.B.氏の実家(兵庫県)に遊びに行った際に、地下にあるコミックのコレクションを見て驚いた話をするとC.B.氏は「40年かけてコレクションしていますが、まだまだ収集を続けています。」と長きにわたるコミック好きらしさが垣間見えるエピソードも披露されました。
麻宮氏がニューヨークで仕事をしていた時期も良く2人は会っていたそうで、たまたま食事に行ったレストランではなんとあのスタン・リー氏とも会ったそうです。最後に麻宮氏が、「以前は日本ではアメコミはごく一部のファンしかいませんでしたが、今はこのステージも満席になるほど、こんなに多くの人たちが集まってくれて、アメコミファンが増えて本当に嬉しいです。」とファンへの感謝の言葉で締めくくりました。
●セレブ・ステージ:ミーシャ・コリンズ(18:30~)
大人気海外ドラマシリーズ『スーパーナチュラル』のカスティエル役でお馴染み、そしてDCドラマ『ゴッサム・ナイツ』のヴィランであるハービー・デント役を演じることでも話題のミーシャ・コリンズ氏のステージが行われ、海ドラ好きにはたまらないトークが繰り広げられました。
登場していきなりMCが着ていた『スーパーナチュラル』のTシャツを見つけて「僕の顔が丁度あなたの胸元のあたりにありますね!」とギャグからスタート。そして満場の客席に向かって「ハロー! マイ・ビューティフル・ピープル!」と、ファンも感動のオープニングメッセージから、様々なエピソードが飛び出すトークが始まりました。
2005年から始まった『スーパーナチュラル』がこんなに長く愛されていることを聞かれ、「おそらく、車が理由かな」と会場の笑いを誘いつつも、「やはり神話を題材としていること、そして家族のドラマもあって、視聴者が自分と関連づけられて、自分事として見てもらえるのが良かった。サムとディーンが最初は子供でしたが、どんどん大人になって老けていく様子が分かるのも良かったですね。でもカスティエルが居たからかな(笑)。」とジョークを交えつつ語りました。
また、『スーパーナチュラル』に出演した15年間について、「自分の人生を変えた作品になりました。多くの人に知られるようになったし、様々な新しいチャンスが生まれました。今ではカスティエルを友達のように感じていて、自分にとってのインスピレーションの源です。“自分が犠牲になっても正しいことをしようとする”ところにずっと惹かれています。」と語りました。
その後、ファンの皆さんからの質問を、ジョークを交えつつ次々と回答し、「『スーパーナチュラル』で印象に残ったシーンは?」と聞かれたミーシャ氏は「12年も演じたからたくさんあるけど、食べてておもしろかったのは歯磨き粉だね(笑)」と回答し、会場の笑いを誘いました。
ステージの最後に「5月6日(土)と5月7日(日)でこれからまだお話しできる方々もたくさんいると思いますし、私も大阪コミコン2023を楽しむので皆さんも楽しい週末にしてください。今回で日本に来るのは3回目ですが、来る前からとっても楽しみにしてきました。そして実は大阪コミコン2023の後も日本滞在を1週間延ばして、日本を満喫する予定です!」と日本への想いが溢れるコメントをし、詰めかけたファンも大満足のステージとなりました。
大阪コミコン2023は5月7日まで開催されています。
●大阪コミコン2023
会期:5月5日(金・祝)11:00~20:00
5月6日(土) 10:00~20:00
5月7日(日) 10:00~18:00 ※開催時間は変更となる可能性があります。
会場:インテックス大阪
主催:株式会社東京コミックコンベンション、大阪コミックコンベンション実行委員会
公式サイト:https://tokyocomiccon.jp/
©2023 Osaka comic con All rights reserved.
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