『お兄ちゃんはおしまい!』最終回 股間に奇妙なショックを感じるまひろ
好評放送中のTVアニメ『お兄ちゃんはおしまい!』。
その最終話となる第12話の場面カットが届きました。
●第12話「まひろとおしまいとこれから」
春休み前、みんなで集まった際にあれよあれよと決まった一泊二日の温泉旅行計画! ダラダラするはずが、浴衣に着替えて外に遊びに行ったり、露天風呂に入ったりと旅行を楽しむみんなに振り回されるまひろ。
流石に気恥ずかしくみんなと離れて温泉に入ったまひろの元に、もみじとあさひとみよが来る。お風呂の中でくすぐり合う最中、なんとまひろは股間に奇妙なショックを感じ……!?
●メインキャスト6名による座談会が公開
緒山まひろ役・高野麻里佳さん
緒山みはり役・石原夏織さん
穂月かえで役・金元寿子さん
穂月もみじ役・津田美波さん
桜花あさひ役・優木かなさん
室崎みよ役・日岡なつみさん
――これまでの物語を振り返っていただけますか?
津田さん:あさひが料理を食べている姿がとてもかわいかったです。ご飯を美味しそうに食べている女子って、いいですよね(笑)。
優木さん:確かに、食事シーンのアドリブがメチャクチャ楽しかった気がします。どのキャラクターにもアドリブがたくさんあったのが印象的でした。
日岡さん:優木さんのアドリブはとくに、私の想像を超えてきていました(笑)。
優木さん:本当(笑)? 嬉しい! 「妖怪枕返し」というキャラクターが出てくるのですが、アフレコ現場で「兼ね役でやってもらえますか?」と言われまして。必死で演じ切ったあと、津田さんに「そんな、某お笑いの巨匠のような演技をされても……」と突っ込まれました(笑)。
津田さん:だって「メガネ、メガネ……」みたいな発音でおもしろかったんだもん(笑)。
日岡さん:みよの場合はアドリブ……というよりも、女の子同士のやり取りに興奮するシーンに力が入りました。「もっと大げさに」とか「よだれをたらすように」みたいなディレクションがありましたね。
優木さん:みよは「これぞ『萌え』」というのを代弁してくれているのがいいですよね(笑)。
津田さん:かえでが家に帰ってきたとき、もみじだけに見せる「本性」が素晴らしいと思います。思わずキュンとしてしまうくらいツボでした。あとは、まりんかの「らめえぇ~!」が天才的だな、と。
高野さん:え~、本当ですか(笑)!? 台本にちゃんと「らめえぇ~」と書いてあったので「ここは本当に心が乱れているんだな」と察し、思いっきり演技させていただきました。台本のおかげですよ(笑)!
石原さん:でも、一見エッチに見えて、そこまで過激じゃないのが『おにまい』のすごいところですよね。
津田さん:そうなの! 絶妙なバランスが素晴らしいと思って。それがこの「らめえぇ~!」というセリフに集約されていると言っても過言ではないと思います。
高野さん:そろそろやめてください(笑)!
石原さん:みよじゃないですけど、まひろたちが学校に行っているシーンを見ていると、私も「みんなかわいい……」と夢心地になってしまいます。作品の魅力のひとつですね。
――改めて6人の関係性についてお話ください。
津田さん:クリスマス回でみはりとかえでがイチャついているのを見て「やっぱりこういう関係なのかな」と思っちゃいました(笑)
石原さん:確かに! あのエピソードの前までは、かえでとは「仲のいい友だち」みたいな描かれ方をしていたので、ちょっとドキッとしましたね。
金元さん:メンバーのなかでは、この2人がちょっとお姉さんなのですが、かえでがみはりにマッサージをしてあげるシーンはとってもキラキラしていたな、と。
石原さん:かえでにマッサージしてもらっているときはスキを見せるんですよね。私も「このやり方で合ってるのかな……?」と手探りでアドリブ演技をしたのを覚えています(笑)。
津田さん:みよは、普段は5人のやり取りを少し離れた位置から楽しんでいるのに、いざ彼女のほうに矢印が向くと、とたんに慌てふためくのがかわいいですよね。
日岡さん:ありがたいです! でも結局「私は見ているほうがいいんだよね」という結論に落ち着くのがなんとも言えず……。
優木さん:それって「推し」に対する典型的な行動じゃない(笑)?
日岡さん:一瞬みはりのほうに行きかけたんだけどね。
津田さん:もみじが言うのもなんだけど「あのままどんどん攻めていったらよかったのに!」と思った(笑)。
優木さん:あさひはこのなかで一番何も考えていないと思うのですが(笑)、もみじと出会ったばかりのときは、彼女のことを男だと思っていた節があります。一緒にお風呂に入ったときにドキッとした描写がありますし、「もみじろう」(あさひがもみじにつけたあだ名)に対しては特別な想いがあるのかな、と思いますね。
高野さん:まひろがあさひの純粋さに反応していましたし、あさひは「友だちにひとりは欲しいタイプの子」かもしれませんね。まひろとしては、みはりにチョコレートを渡すシーンが外せないです。いままでとはちょっと違う距離感が出ていて、とても難しい演技を要求された気がします。
金元さん:あのシーン、「お兄ちゃん」感がとても強かったよね。
高野さん:確かに!
石原さん:私もすごく感動しちゃって「どういう気持ちで演じればいいんだろう?」と色々考えながらアフレコに臨みました。
――『おにまい』の魅力を教えてください。
津田さん:“引きこもりダメニートだったまひろの成長”でしょうか。みはりにおんぶに抱っこだったのが、彼女にプレゼントをあげられるところまで成長したのは感動でした。
優木さん:誰しも一度は「子どものころに戻って人生をやり直したい」と考えたことがあると思うのですが、まひろがそんな願望をかなえてくれていると言いますか。まひろを通して疑似体験ができるところが魅力ですね。しかも女の子になってやり直せるとか、最高じゃないですか(笑)。
津田さん:具体的なエピソードになりますが、女子たちが一緒にお手洗いに行くシーンでまひろが「みんな一緒に行くんだ」と驚いているシーンに逆に驚いたり。男性視聴者のみなさんには「女子あるある」も発見していただけるのではないでしょうか?
金元さん:津田さんに被せてしまいますが(笑)、映画館のシーンでも女子トイレに行列ができている様子が描かれていて、細かいところにすごくこだわっているな、と思いました。
高野さん:確かに、男性視聴者からすると、女性の生態がわかるのがいいのかもしれないですね(笑)
石原さん:学生時代の思い出がたくさんよみがえってくるところも大きな魅力だと思います。大人になったみなさんも、私と同じようにノスタルジーな気分にひたってもらえるのではないでしょうか?
――クライマックスに向けて、一言ずつお願いします。
高野さん:あまり多くを語ることはできないのですが、最終話にふさわしい、衝撃的な展開が待っています。
金元さん:演じていて、ドキッとしてしまいました……(笑)。
石原さん:みはりがまひろに対してどうありたいのかをゆだねることになるので、まひろの出した答えにご注目いただきたいです。
日岡さん:果たしてまひろは“お兄ちゃん”に戻ってしまうのか? 乞うご期待ということで!
津田さん:ヒントは「パオーン」です(笑)!
優木さん:アニメはこれで一段落しますが、原作はまだ続いていますし、今後も『おにまい』をよろしくお願いします!
インタビューの全文は、公式サイトにて公開中です。
公式サイト:https://onimai.jp/
公式Twitter:@onimai_anime
©ねことうふ・一迅社/「おにまい」製作委員会
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