マクロスはおもしろいです！『劇場版マクロスΔ』舞台挨拶レポート

「泣ける！」と大好評上映中のアニメ「マクロス」シリーズの最新作『劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!!』（同時上映『劇場短編マクロスF ～時の迷宮～』）の舞台挨拶が10月10日、TOHOシネマズ 池袋にて実施され、そのレポートが届きました。

●『劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!!／同時上映 劇場短編マクロスF ～時の迷宮～』公開記念舞台挨拶
開催日：10月10日（日）
場所：TOHOシネマズ 池袋
登壇者：鈴木みのり（フレイア・ヴィオン役）、小清水亜美（美雲・ギンヌメール役）、JUNNA（美雲・ギンヌメール 歌担当）、安野希世乃（カナメ・バッカニア役）、東山奈央（レイナ・プラウラー役）、西田望見（マキナ・中島役）、KENN（ボーグ・コンファールト役）

「こんなサービス滅多にしないんだからな！」とMCのボーグを演じるKENNさんの挨拶から舞台挨拶がスタート。

まずは出演陣の衣装に注目がいき、フレイアを演じる鈴木さんは「昨日はハヤテを意識した青色の衣装。今日はフレイアの赤。リンゴが入ったアクセサリーを身に付けている」とキャラクターへの愛を表現した衣装へのこだわりを語ります。

マクロス関係のイベントに関わるのは3年振りという美雲を演じる小清水さん。「時の流れを感じたのはJUNNAがお酒を飲める年齢になった時」とコメント。

さらに、久々に美雲に向き合った感想は？と聞かれると「冒頭部分は、やっと平和になりつつある世界。一旦色々なことを終えたという気持ちがある。だから、少しだけ美雲は年相応でもいいのかな？と思い、初めの一言だけはそれを意識して演じた。」と語りました。

今回、ワルキューレに対抗する音楽ユニット「Yami_Q_ray（ヤミキューレ）」が登場し、「銀河争奪歌合戦」というキャッチコピーを掲げていますが、どういう歌合戦になるのか？と聞かれると、「赤と白に分かれて……」とレイナを演じる東山さん。「紅白じゃないか！」というKENNさんのツッコミに「凄くカッコいい歌合戦が観られることは間違いない！」と東山さんが返し、キャスト陣の仲の良さが垣間見せます。

「Yami_Q_ray」の楽曲はとても難しく、「人間が歌う歌じゃない」と美雲の歌を担当するJUNNAさん。「この曲、生で歌える！？」とワルキューレの間でも騒然としたと言い、「オケだけ聞いていても精神が崩壊されそう」とカナメを演じる安野さん。「1音だけ間違えても不協和音」と東山さん。「皆さん頑張ってカラオケで歌ってください」とマキナを演じる西田さんがコメントしました。

続けて西田さんは、「ストーリー上で流れる曲と、サウンドトラックに収録されている曲では、少しアレンジが異なるので、ぜひ劇場に足を運んで両方楽しんでほしい。」と楽曲への注目ポイントもアピール。

安野さんは、リーダーのカナメを演じる上でどうかと聞かれると、「シナリオがとても丁寧に作られているので、台本の台詞と、カナメが思っていることが自然で、とても演じやすかった」と素直な気持ちをコメントしました。

続いて、レイナを演じる上でどうかと聞かれた東山さんは「レイナはマキナに助けてもらうことが多く、初期は単独行動のイメージがあったが、今回、精神面で成長した。“誰かのために”など、仲間意識を感じる台詞が多かったと感じた」とキャラクターの成長について語りました。

西田さんは「テレビ版ではなかった感情表現をした。カナメをいじる場面があり、マキナも、メンバーをからかったりするのか！」とキャラクターの新しい一面について語り、さらに「個人としては、私の体の一部が登場する。最後のクレジットにも注目」と自身の実写登場をアピールしました。

MCを務めたKENNさんと他出演陣のクロストーク、そしてアットホームな雰囲気の中、時間はあっという間に過ぎ、最後に一人ずつ、ファンの方へ向けてメッセージ。

KENNさん「マクロスはおもしろいです！　語りたいことはたくさんあるが、観てもらうことが一番。ぜひ覧ください」

西田さん「マクロスはおもしろいです！　内容面についてはパンフレットなどでたくさん語っているので読んで欲しい。そして、マクロスに関われたことが嬉しく、ここまでこれたことが感慨深い。まだまだ上映しているので、ぜひ劇場に足を運んでください」

東山さん「マクロスはおもしろいです！　この映画には、愛や涙など全てが詰まっている。劇場で流れる音楽は10月13日発売のワルキューレ3rdアルバム「Walküre Reborn!」、10月20日発売の劇場版サウンドトラックとも違う部分がある。ぜひ聴き比べて欲しい。それができるのは今だけ！」

安野さん「マクロスはおもしろいです！　作品についてはパンフレットで語っているのでぜひ読んで欲しい。そして音楽は、映画館で聴くと全然重みが違う。エンディングの1曲目「宇宙のかけら」はCDと聴き比べて、こういう曲だったんだと噛みしめて聴いて欲しい」

JUNNAさん「マクロスは本当におもしろいです！　めちゃくちゃ可愛い美雲が見所。劇場の音響でワルキューレの楽曲を聴いてもらえると嬉しい。気持ちがダイレクトに伝わると思う。そして、みんなの思いが繋がってここまでこれたと思っている」

小清水さん「（マクロスは本当におもしろいです！を）私は言わないわよ。私の分はフレイアお願い」
鈴木さん「はい」という仲の良い掛け合いに会場から拍手が起こります。

改めて、小清水さんより「美雲が、どこでそんな言葉を覚えたの？という言葉を言う。もし見つけたら親心で見守って欲しい。まだ3歳だもの」

鈴木さん「上映まで、お待たせしましたが、今の鈴木だからフレイアを演じられたと思っている。『劇場短編マクロスF ～時の迷宮～』が同時上映。『マクロスF』 を知って、オーディション受けた。映画館で『劇場版マクロスF』を観に行ったことも印象に残っている。「マクロス」が今後も続くんだなと思うと、今ここに立っていることがとても大切な時間だと感じている。マクロスはおもしろいぞー!!!!!!」

KENNさん「素晴らしい作品ですし、「マクロス」は色々な展開をしている。一度ならず、二度三度と観て、もっともっと『マクロスΔ』『マクロスF』の世界に浸っていただければと思う。」

そして最後はKENNさんの音頭により、全員で「ありがとうございました！」とお礼の挨拶で締めくくりました。

『劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!!』／同時上映『劇場短編マクロスF ～時の迷宮～』
大好評上映中

©2021 BIGWEST/MACROSS DELTA PROJECT

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