『仮面ライダーゼロワン』いよいよ放送! キャストが語る登場人物たち
本日9月1日よりいよいよ放送開始となる、令和初の仮面ライダー『仮面ライダーゼロワン』。レギュラーキャストが登壇した製作発表記者会見で語られた登場人物像を紹介します。
●飛電或人/仮面ライダーゼロワン:高橋文哉
亡き父の笑顔が見たい、という思いを実現するべく、お笑い芸人の道を志すが、お笑いのセンスは皆無。売れない芸人として細々と活動していた。
ある日突然、祖父・飛電是之介の遺言により飛電インテリジェンの二代目社長に任命される。一旦は拒否したものの、暴走するヒューマギアを目の当たりにし、社長お座に就く者のみが使用できるゼロワンドライバーで仮面ライダーゼロワンに変身。飛電インテリジェンス社長に就任し、仮面ライダーゼロワンとして「滅亡迅雷.net」によって暴走するヒューマギアとの戦いに身を委ねる。
高橋さん:或人はとてもまっすぐで、喜怒哀楽が激しい性格。ヒューマギアと人間が共存することを唯一素晴らしいと信じていて、仮面ライダーとして、そして社長として、街のみんなを救う主人公です。
出演が決まったときは驚きが大きくて、衣装合わせや本読み、台本をいただいても実感が湧かなくて、撮影が始まって仮面ライダーという言葉を使っていくうちに、どんどん仮面ライダーになるんだという気持ちがこみ上げてきて、ほんとに光栄だと思っています。
或人は「とにかくうるさい」、「とにかくまっすぐ」、「とにかく喜怒哀楽が誰が見てもわかる」という大きな特徴があります。普段の生活ではそういうことを意識して、或人ならどう歩くかな?などと考えながら、その特徴を自分に落とし込んでいっています。
ゼロワンはこれからの日本を照らしてるんじゃないかと思っていて、いままで仮面ライダーシリーズを見ていなかった方が初めて見てもおもしろいと思っていただける作品になると思っています。
●不破 諌/仮面ライダーバルカン:岡田龍太郎
対人工知能特務機関「A.I.M.S.」の隊長。戦闘能力に優れ、都市の治安維持のため、テロリストと戦っている。
かつて飛電インテリジェンスによる実験都市で発生した謎の爆発事故で負傷。事故の原因がヒューマギアの暴走によるものと信じており、事故原因を隠蔽する飛電インテリジェンス、そしてヒューマギアを“殺人マシン”として憎悪している。「A.I.M.S.」の特務を全うする以前に、ルールを破ってでもヒューマギアを倒すことが正義と考え、飛電インテリジェンス社長の或人にも偏見と反抗心を持っている。ただ、或人のおもしろくないギャグのツボが世界で唯一ハマる人間でもある。
岡田さん:不破 諌という男は、市民が危機的状況になったときにそこに駆けつけて戦うというヒーローで、そこは主人公である或人と共通しているのですが、思想としてはAIに対する否定派で、過激派です。諌と或人、対照的な面がある2人の関係性を楽しんでください。
諌は生身でのシーンが多くて、大きな銃を使って戦うというシーンも多いので、模擬銃を買って布団の上で練習したりしています。A.I.M.S.でのアクションシーンも見どころになっていると思います。
出演が決まったときは、子どもの頃から憧れた仮面ライダーになれることがほんとにうれしく、不破 諌という役に向き合って、毎日楽しく撮影しています。僕は父親が仮面ライダー好きで、特にアマゾンが印象深いです。思い出のシリーズに出演させていただけることはとても光栄です。
●イズ:鶴嶋乃愛
飛電インテリジェンス社長秘書。秘書型AIアシスタントのヒューマギア。
社長の指示を聞く秘書に特化したAIロボだが、或人とともに仕事をすることで様々なことをラーニングし、変化していく。或人社長と常に行動をともにし、仕事や戦いを忠実サポートするが、或人のつまらないギャグをいちいち説明するため、或人に嫌がられる。
鶴嶋さん:イズは冷静に淡々と仕事をこなすAIなので心がないんですけど、喜怒哀楽の激しい或人とともに行動することによってどう成長していくか。それを見守っていただければうれしいです。
イズはマイペースで、感情の波がまったくないことが難しいです。自分の中でこだわっているのは、秘書ということでてきぱき動くこと、きれいな声の出し方です。AIとしてきれいな声を話したほうが人間と差がでるかと思い、アナウンサーさんをお手本にしながら勉強しています。また、大きな声で或人に呼びかけるシーンがありますが、そこでも感情が出ないように、一定のテンションでという点を注意してます。感情を出さずに大声というのは難しいのですが、監督からアドバイスをいただきながら試行錯誤しています。
お芝居のオーディションを受けるのは初めてだったのですが、誕生日に事務所の方から決まったことをサプライズで知らせてもらい、本当に驚きが大きくて、こうした場に立って初めて実感が湧いています。
●刃 唯阿/仮面ライダーバルキリー:井桁弘恵
対人工知能特務機関「A.I.M.S.」の技術顧問。
諌と唯阿が仮面ライダーへと変身する「A.I.M.S.ショットライザー」の開発に関わっており、「A.I.M.S.」では技術的な指導やメンテナンスを行っている。理系の頭脳を持ちながら戦闘能力に優れ、都市の治安のためテロリストと戦う勇敢な女性戦士。ヒューマギアに対して憎悪をむき出しに戦う諌を抑えようと対立する。
井桁さん:唯阿は冷静沈着で、男勝りな性格です。仮面ライダーバルキリーとしても、唯阿としても、かっこいいと思っていただけるように一生懸命がんばります。
唯阿は行動もてきぱきしていて、所作もかっこよく、銃捌きもすごくスマートです。私自身、銃を撃つというのは初めてなのですごく難しいんですけど、練習を重ねて少しずつ上手に、もっときれいにできたらいいなと思っています。また、銃の扱いだけでなく、行動が本当にスマートでムダがないので、歩く姿勢や目線をぶらざすにまっすぐ見るとか、そうしたちょっとした動きについて普段から意識して研究しています。
出演が決まったときは、このような歴史のある作品に参加させてもらえるのが夢なのかなという気がしていましたが、撮影が進む中で本当に光栄だなというのを改めて実感しています。また、変身すると聞いて「私が変身するんですか?」って聞き返してしまうくらいびっくりしました。番組の最初から女性ライダーが出演するのは初めてだということで、女性らしく、かつ、かっこいい仮面ライダーになれるように気を引き締めてがんばりたいし、すばらしい機会をいただけて本当にうれしいです。
●迅:中川大輔
テロリスト「滅亡迅雷.net」の行動派。
滅とともに人間を攻撃対象とするデータをヒューマギアに拡散し、悪の行動倫理に書き換えて暴走するように仕向ける。子どものような無邪気な性格で破壊活動を仕掛けていく。
中川さん:迅は悪役らしく、怖い面もありますが、普段は子どもっぽい無邪気なキャラクターになっています。精神年齢が5歳くらいと聞いたので、心理学の本を買って5歳児の心理を勉強しました。或人たちの前に、強敵として立ちはだかれるようにがんばります。
迅の衣装はとてもかっこよくて、和テイストも入っていて、靴も左右違うとか、いろいろ見ていただきたいです。正面もかっこいいですが、後ろも刺繍がたくさん入っていたりかっこよくなっています。
俳優を始めたときから仮面ライダーを目標にしてきたので、出演できるのがうれしいです。
●滅:砂川修弥
テロリスト「滅亡迅雷.net」の司令塔。
人類よりもAIのほうが優れていると信じている。「滅亡迅雷.net」を立ち上げ、実用化されたヒューマギアをハッキングによって次々と殺戮マシンへと変えていく。「笑い」をポリシーとする或人とは、けっして交わることのないライバル。「人類が絶滅危惧種となる日は近い」が口グセの冷酷な男。
砂川さん:滅はとてもミステリアスな人物で、なぜ悪いことをするのか、過去に何があったのか、迅との関係も話が進むに連れて変わっていきます。滅亡迅雷.netにも注目していただけるとうれしいです。
滅はクールな感じのイメージなのですが、僕の性格とは真逆なので、普段の生活からクールにするようにしています。すごくミステリアスなキャラクターにしたくて、見ている方がなんだろうと思ってくれるような役にしたいので、動きをゆっくりにしたり、話し方などに気をつけました。また、敵の司令塔ということで、威厳を出せるよう、いろいろな作品の敵役を見あさって役作りをしました。
僕は仮面ライダーに出演することを目標に役者を志したので、夢の一つが叶いました。人が喜ぶときって、ほんとに飛び跳ねるんだなというのがわかりました。
●福添 准:児島一哉(アンジャッシュ)
飛電インテリジェンス副社長。
優秀な人物だが、万年2位の人生を歩む男。野心家で飛電インテリジェンス・前社長の飛電是之介の死去に伴い、「新社長はこの自分」と思い込むが、或人が任命されて愕然とする。以来、新社長の或人を邪魔者と敵視し、密かに失敗からの失脚を望む一方で、会社の成功には喜ぶ複雑な日々を送る。
児島さん:福添は社長の地位を狙って、或人に対して「キーーーッ!」と思ってる嫌な役ですが、けっこう人間味あふれるキャラでもあるので、みなさんに愛されるキャラになれたらいいなと思っています。
役作りでは、ドジな部分や悔しがったり大声出したりするところが、普段バラエティに出てる自分と変わらないなと思って、けっこうそのまんま“僕”です。途中で福添が児島に変わってるかも?(笑)
まさか自分が仮面ライダーに出演するとは思っていなかった驚きましたが、1年間ですし、仮面ライダーはなかなかたいへんだという噂は聞いています。しかし、見ている子ども達が将来ディレクターやプロデューサーになるかも知れないし、そういうことを踏まえてがんばってみようかと思いました(笑)
僕はまだ2、3日しか撮影に参加してないのですが、とても楽しそうな撮影現場です。みんなはがっつり撮影しているので、たまに参加するとどんどん仲良くなっている感じがわかって、取り残されてる感じがします。仮面ライダーって、監督がめちゃくちゃ怖くて、怒鳴り散らしているような現場だと勝手な噂で聞いてたのですが、とてもたのしいです。
●ナレーション:山寺宏一
第1作の仮面ライダーが始まったのは僕が10歳のとき。
当然夢中になり、ライダーごっこに明け暮れました。
変身ポーズのクオリティは友人たちの間でいちばんだったはずです。
学生時代のモノマネの十八番は子門真人版「レッツゴーライダーキック」からの死神博士からのショッカー戦闘員でした。そのネタでローカル番組にも出演しました。中江真司さんのモノマネもしていた身としては、まさか新作でナレーションを担当できるとは!
最新版でかっこよくておもしろい、令和元年ライダーにぜひご期待ください。
●ザット CV:日高のり子
昔弟たちと夢中で見ていた仮面ライダー。
ベルトも持っていたし、シリーズごとに変わる変身ポーズも覚えて、ごっこ遊びもしていました。私は絵があまり得意ではないのですが、当時はライダーの絵を描いていたような。
そんな子ども時代を過ごした私が、満を持して仮面ライダーに出演させていただくことになりました。うれしい!
見てくれる子どもたちがマネしてくれるようなキャラクターを作っていけたらと思っています。
『仮面ライダーゼロワン』公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/zero-one/
©2019 石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映
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