『牙狼<GARO> -VANISHING LINE-』関智一・島﨑信長登壇先行上映会!
明日10月6日から放送が開始される『牙狼<GARO>』のアニメシリーズ第3作『牙狼<GARO> -VANISHING LINE-』。その第1話・第2話の先行上映と、関智一さん、島﨑信長さん、朴性厚監督が登壇した舞台挨拶が、新宿バルト9にて開催されました。
当日は、放送が待ちきれない牙狼ファンが埋め尽くした劇場の大スクリーンで『牙狼<GARO> -VANISHING LINE-』を上映。これまでの『牙狼<GARO>』アニメシリーズとは違う舞台設定、激しいアクションシーンが展開されました。
●『牙狼<GARO> -VANISHING LINE-』舞台挨拶付上映イベント
日程:9月29日(金)
場所:新宿バルト9 シアター9
時間:20:30~21:45
登壇者:関智一、島﨑信長、朴性厚監督
魔戒司会者:柳原哲也(アメリカザリガニ)
当上映会の後に放送された放送直前特番で本編の一部をご覧になった方もいらっしゃると思いますが、本作の舞台はラッセルシティという架空の街。朴監督曰く、ニューヨークとシカゴをベースにして設定したというこのラッセルシティは、やはりアメリカンな雰囲気が漂い、これまでの日本を舞台にした牙狼とはかなり雰囲気の違う印象。
そこでホラーを退治する魔戒騎士ソードを演じるのは関智一さん。アニメ1作目でホラー、2作目で悪者の親分、そして3作目でガロに出世したと語るこのソードは、がたいのいい大男。大ボリュームのステーキを食らい、大型バイクを乗り回します。
第1話では、この大型バイクによる大迫力のアクションシーンが登場しますが、このバイクは魔導二輪といい、ザルバがキーになっており、ザルバを刺してエンジンをかけるとバイク自体がザルバになります。関さん曰く「これまでの魔戒騎士では運転できない」という魔導二輪。がたいのいいソードだからこその魔道具でしょう。
そのソードは「タンパク質を過剰摂取して、筋トレしては肉を山ほど食べるという体をしている。相当悔いることがあって、それを乗り越えるために修業しまくってるという感じじゃないですかね」と関さんは、ポップコーン、ドリンク、おにぎりなどを持って、ソードさながらに食べまくりでの舞台挨拶。「朴監督が食べるシーンにこだわって作ってるので、その意向を汲んで食べてるんです」との弁。
島﨑さんがすごくおいしそうでしたよねというステーキを始め、朴監督は「食べるシーンも忠実に描いて、料理もおいしそうな料理を描いていきたいなと思っています」と語ります。夜中の放送ではグルメテロになりかねないので要注意です。
島﨑さんが演じる魔戒法師ルークは第1話でも登場しますが、見せ場は第2話。島﨑さんが「ルークは近接戦闘でバリバリ戦うタイプではないので、アクションシーンはどうなるのかなと期待してたんですけど、遠くからスナイプしてるだけでこんなにかっこいいんだと思った」と語るルーク。ソードが豪快で温かい分、対をなすルークはクールで冷たい印象を受けるキャラですが、「ソードの暴れた後の尻拭いをしたり、探偵のような調査をしたり、自分の能力を使ってサポートしつつ、銃で攻撃したりします」と島﨑さんは解説。また、口が隠れているキャラのため、アフレコの自由度が高く、スタッフからも描きやすいと好評とのこと。
「我々がお芝居を試しにやって、気に入っていただけたら絵のほうを直してくださったりします」と関さんが語ると「それだけアドリブがすごいんです」と朴監督。それを受けて関さんは「小学生やら妖怪から、ソードのような大男まで役幅が広い声優の僕はすごいんです。舞台挨拶でポップコーン食べるくらい許されてしかるべき声優なんです(笑)」というと、島﨑さんも「ほんとに冗談ではなく関さんってすごいんです」とフォロー。会場は大人のジョークの応酬で大盛り上がりでした。
最後に島﨑さんから「台本を読んだときにおもしろいと思いましたが、実際の映像はその想像を超えておもしろくてかっこいい。オンエアがすごく楽しみになりました。ルークの成長にもご期待ください」、関さんから「アクションシーンの演出が得意な朴監督なので、キャストの間でもすごいアクションになるだろうという期待が膨らんでいます。ほんとはもっとたくさんアクションシーンがあるのを長いから削れと言われるくらい濃密に作っているとのことです。夜中の放送ですが、目の覚めるようなアクションで楽しませてくれると思います」と挨拶。
朴監督からは「自分がやりたいアクションが全部入っている作品。しかし、アクションだけではなく、人間ドラマや友情、いろいろなジャンルが入ってる作品になっていますので、ぜひ最後までご覧いただいきたいと思います」と挨拶があり、上映会は終了しました。
なお、本作では釘宮理恵さん、小清水亜美さんらがキャスティングされていますが、第1話・第2話を観る限り、ゲストキャラの声優陣も豪華そうです。本上映会ではオープニング・エンディングがなく、クレジットを確認できなかったのですが、あの声優がゲストだけで出演?と少々驚きました。明日からの『牙狼<GARO> -VANISHING LINE-』の放送をお楽しみに!
公式サイト:http://vanishing-line.jp/
©2017「VANISHING LINE」雨宮慶太/東北新社
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