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橋本環奈、初日舞台挨拶で両親からの手紙にカ・ン・ゲ・キ!?

『セーラー服と機関銃 -卒業-』初日にキャスト勢ぞろい!!
環奈、両親からの手紙にカ・ン・ゲ・キ!?

セーラー服と機関銃 -卒業-

シリーズ累計260万部を超える赤川次郎のメガヒット原作を元に、1982年に一大ブームを巻き起こし、邦画興収第1位(47億円)を記録した角川映画の代表作『セーラー服と機関銃』(監督:相米慎二/主演:薬師丸ひろ子)。その後、二度もTVドラマ化されるなど、角川映画40周年の歴史が誇る伝説的シリーズの最新作『セーラー服と機関銃 -卒業-』が3月5日(土)より公開となりました。

公開初日を迎え角川シネマ新宿には監督・キャストが勢ぞろいし初日舞台挨拶を行いました。そして映画主演女優としての船出となる橋本環奈にサプライズで両親からの手紙が到着! 初日を迎えたカ・イ・カ・ンがカ・ン・ゲ・キに変わった大盛り上がりの舞台挨拶となりました。

日時:3月5日(土)
場所:角川シネマ新宿(東京都新宿区新宿)
登壇者:橋本環奈、長谷川博己、大野拓朗、宇野祥平、武田鉄矢、前田弘二監督

2015年6月の制作発表会見から9ヵ月。待望の公開初日を迎えた『セーラー服と機関銃 -卒業-』の初日舞台挨拶に橋本環奈、長谷川博己、大野拓朗、宇野祥平、武田鉄矢、前田弘二監督が勢ぞろい。角川シネマ新宿で初日舞台挨拶を行いました。

公開を待ちわびていた観客で場内は満席。舞台挨拶では初主演で星泉という大役をつとめあげ、座長として作品を引っ張った橋本環奈にサプライズで両親から手紙が到着。MCから読み上げられると、思わず目頭を熱くし初日を迎えたカ・イ・カ・ンからカ・ン・ゲ・キと変わる、温かな舞台挨拶となりました。

セーラー服と機関銃 -卒業-登壇者が呼びこまれると場内からは大きな歓声があがり順番にあいさつ。橋本環奈は「公開初日に劇場まで足を運んでいただきありがとうございます。聞くのが怖い気もしますが、皆さん映画はいかがでしたか?」と観客に問いかけると「楽しかった!」、「かっこよかった!!」という大きな声があがり、安堵の様子をみせました。「個性的でとても迫力がある共演者の皆さんに負けないように星泉を演じてきましたが、昨日は緊張して眠れませんでした」と明かしました。

長谷川博己は「昔気質のヤクザ役など演じてみたかったので、この役のお話が来たとき嬉しかった」と話し、武田鉄矢も「若い人とお芝居をやっていると元気をもらえる。福岡が同郷の橋本環奈に映画の素晴らしさを伝えたいと思っていました。女優人生の良いスタートになれば」とそれぞれ挨拶。

大野拓朗は「伝説の映画復活に立ち会っていただいた皆さんは宣伝隊長です! (主題歌を鼻歌で口ずさんで♪)こういう感じで宣伝してください!」と場内を沸かせた。宇野祥平は「言いたいことはすべて大野君にいわれちゃいました」とおどけた挨拶。

前田弘二監督は「この日を迎えられて最高に嬉しいです。スタッフ・キャスト・そして観客の皆さん、関わってくれた全ての方に感謝したします」と感謝の意を伝えました。

続けて“卒業”にちなんで、この作品で卒業したことは?と聞かれた橋本は「朝が苦手なのですが、寝坊を卒業できました」と回答、長谷川は「卒業と言うより新たな役柄をやらせていただいたので、卒業したくないとうのが本音です。男くさい作品とかももっとやっていきたいです。『96時間』のリーアム・ニーソンみたいに」と言って場内を沸かせました。

プライベートで卒業したいことを聞かれた大野は「面白くない男を卒業したい」と語ると橋本から促され江頭2:50のモノマネを披露して会場を沸かせます。宇野は「大野拓朗から卒業したいですね、彼本当は面白いんですよ」とコメントし、絶妙のコンビネーションをみせつけていました。

橋本にむけての送る言葉を求められた武田鉄矢は「少し厳しい言い方になりますが博多を旅立って東京で生きていく決心をしないと一人前にはなれないと思う。(自分たち)の足跡をたどって欲しい」と同郷の後輩を激励しました。

セーラー服と機関銃 -卒業-

前田監督は「橋本さんに初めてあった時“女優として全力で挑みます”と言われて覚悟が伝わってきた分、それに応えられるかプレッシャーでした。撮影が始まっても橋本さんは一言も弱音を吐かず、こちらもいろいろと挑戦させてもらいました。この作品で初出演の冠は卒業になりますが、これから女優としての活躍を楽しみにしています」と言葉を送りました。

※そしてサプライズで福岡の両親からの手紙をMCが代読しました。

環奈 へ
映画の主演、しかも「セーラー服と機関銃」に主演させていただくと聞いたときは、とても嬉しかったけれど、果たしてそんな大役が務まるのかと心配でもありました。
親としては何もしてあげられない中、とにかく環奈がプレッシャーに押しつぶされないようにと願うばかりでした。

クランクインの日、環奈からメールをもらったね。
そのメールには家族一人一人に対する感謝の言葉が綴られていました。
文章の最後に、「いつも大変な中、私のスケジュールに合わせてくれてありがとう! 私は、その分映画を精一杯やって女優としての良いスタートを切れるように頑張るね! 目高組四代目組長星泉を勤めてくるね!本当にありがとう!」と締めくくられていました。こんなに素直に感謝の言葉が言えることに感動したし、撮影に対しても前向きな気持ちで臨んでいることを頼もしく思いました。

高崎での撮影期間中、電話で話したり、メールでやり取りしたりしたけど、一度も弱音も愚痴も吐かず、ただスタッフや共演者の皆さんへのお世話になっていると感謝の言葉を聞き、親としても周りの皆さんへの感謝の気持ちで一杯になりました。

生まれて17年間、あまり泣き顔を見せない環奈が、クランクアップの時に泣きながら挨拶をしているのを見て、決して弱音を吐かずに頑張ってきたけれど、相当のプレッシャーの中の1ヵ月だったのだろうと思いました。

今日まで、責任感と強い心をもって寝る時間も惜しんで飛び回り、この映画に一人でも多く足を運んでもらいたいと日本中駆け回ってましたね。

そしてついに、本日公開の日を迎え、皆さんと環奈が心を込めて作った作品が幕をあける事を本当に嬉しく思います。

去年の夏、クランクインの日に決意した、女優としての良いスタートを切れたこと、本当によかったね。

これからも忙しい毎日を送り新たなお仕事に臨んでゆくのでしょうけど、今までのように周りの人に対して感謝の心を持った優しい子でいてください。

これからもずっと応援してるよ。
公開初日おめでとう。
父 母 より

※手紙内容ここまで

橋本は「こういうのって事前に言ってくれるものなんじゃないですか?」動揺しながらも「このお仕事を始めたいと言ったときも反対せずに応援してくれたのが両親でした。手紙をいただいてびっくりしていますがとてもありがたいなと思います。」と感激した様子をみせました。

最後に橋本が「本当にスタッフさん、キャストさん皆で心血を注いでつくりあげました。製作発表から公開まで9ヵ月間、2ヵ月間のリハーサルに真夏のクランクアップ、そしてプロモーション、キャンペーンと撮影が終わってからも、作品の世界観に染まって作品と共に歩んできました。公開を迎えた本日こそ、卒業の日なんだなと思います。私は星泉を卒業して、この映画も私たちの手をはなれますが、この経験を糧としてこれからも色々な作品、役柄にチャレンジしていきたいと思います。今日は本当にありがとうございます」と語り感動に包まれた舞台挨拶は幕を閉じました。

『セーラー服と機関銃 -卒業-』
3月5日(土)全国ロードショー

©2016「セーラー服と機関銃 -卒業-」製作委員会

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