真木よう子『BUDDHA2手塚治虫のブッダ』若き王子役に挑戦
「鉄腕アトム」、「ブラック・ジャック」などの数々の名作を世に残した手塚治虫。彼が独自の解釈で10年の歳月をかけて描いた「ブッダ」。2011年に全3部作の第1弾アニメーション映画『手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ!美しく』が公開され、それに続いて制作されている待望の第2弾『BUDDHA2 手塚治虫のブッダ -終わりなき旅-』は、 何不自由のない王子という身分を捨てたシッダールタと行く先々で出会った人々との物語が壮大なスケールで展開する。
本作のボイスキャストとして、吉永小百合、吉岡秀隆、松山ケンイチ、観世清和(能楽観世流二十六世家元)、水樹奈々、笑い飯 哲夫の出演が発表されたのに引き続き、第35回モスクワ国際映画祭審査員特別賞を受賞した『さよなら渓谷』、さらに第66回カンヌ国際映画祭審査員賞を受賞した『そして父になる』の出演で話題になっている真木よう子の出演が決定した!!
今回真木が初挑戦したのは、自らの出生問題でシャカ国、そしてその王子シッダールタに復讐を誓うコーサラ国の若きルリ王子。今まで韓国ドラマの吹き替えやTVアニメやアニメ映画の女性キャラクターでの声の出演はあったものの、本作で王子という男役に初挑戦する。
真木自身いつかは少年役を演じてみたいと思っていたことと、監督を含む制作サイドも直接本人と話してみて、真木の声質が少年役に向いていると感じたことが今回のキャスティングの決め手となった。
収録を終えた真木は、「いつか少年の声の役をやってみたいという願望があり、今回は本当に待望と言ったらおかしいですけれど、すごく嬉しかったです。声優の仕事はあまり経験がないので、自信がなかったんですが、大好きな手塚治虫先生の原作という事で挑戦してみたいという気持ちがあって受けさせていただきました。ルリ王子は、自分の母親が奴隷だったということで、彼がしがみついていたものが権力でしかなく、だけれども本当は母親への愛情というものを誰にも言えずに、葛藤し続けても逃げ出さずに強く生きるところに魅力を感じました。」とコメント。
真木よう子が新たに加わった豪華キャスト陣が贈るシッダールタの終わりなき冒険の物語『BUDDHA2 手塚治虫のブッダ -終わりなき旅-』は2014年2月8日(土)より公開。
原作:手塚治虫
監督:小村敏明
脚本:吉田玲子
声の出演:吉永小百合 松山ケンイチ 観世清和(能楽観世流二十六世家元) 真木よう子 水樹奈々 笑い飯 哲夫 吉岡秀隆
制作:東映アニメーション
配給:東映
『BUDDHA2 手塚治虫のブッダ -終わりなき旅-』
2014年2月8日(土)全国ロードショー
©2014「手塚治虫のブッダ2」 製作委員会
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2013/10/14 06:00 MOVIEW