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ニキ・ラウダ来日、F1日本グランプリの鈴鹿でハントについて語る!

映画『ラッシュ/プライドと友情』ニキ・ラウダ来日記者会見開催
F1日本GP開催中の鈴鹿サーキットにおいて、2月公開の映画『ラッシュ/プライドと友情』の主人公である伝説のF1レーサー、ニキ・ラウダ本人による記者会見を行いました。
壮大なヒューマンドラマ『ラッシュ/プライドと友情』の主人公であり、1976年のF1グランプリにおいて瀕死の重傷を負い、再起不能と言われながらも復帰、ジェームズ・ハントと共に優勝争いを演じたニキ・ラウダ、その本人が10月10日~13日、鈴鹿サーキットにおいて開催中のF1日本グランプリに伴い来日、記者会見を行いました。

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自身がモデルとなった本作についての感想や、ジェームズ・ハントとの思い出、舞台となった1976年当時のF1グランプリに関するエピソードなどを語り、詰めかけた大勢のプレスとの質疑応答も行われました。
Q:映画を観た感想をきかせてください。
ロンドン、トロント、オーストリアなどで、何度もこの映画を観ました。一人の観客として映画を観て、初めて(1976年のシーズン中)ニュルブルクリンクで自分が体験した大事故を、客観的に観ることができました。映画としてもとても面白い作品で、ずば抜けた完成度だと思っています。
レースシーンの迫力はもちろん、私とジェームズ・ハントという二人のレーサーの関係や葛藤が、観る人の心に響く作品です。
Q:ジェームズ・ハントとの思い出についてお聞かせください。
今日、ここにジェームズ・ハントが一緒にいないことが、悲しいです。本当は二人で、この素晴らしい映画を、ビールでも飲みながら観たかったですね。私たちはレーサーで、ライバルだったけれど、お互いをリスペクトしていました。

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Q:あなたとジェームズ・ハントの物語が映画になると聞いたのはいつごろですか?
本作の脚本を担当したピーター・モーガンから二年前に話を聞いて、色々当時のことを質問されて答えていました。
その後、監督のロン・ハワードも私の住むウィーンまで来てくれて、話をしました。『アポロ13』などで有名なオスカー受賞監督が映画にすると聞いて感激しましたね。その後、「君を演じる俳優が見つかったよ!」という連絡があり、ダニエル・ブリュールと会う機会を持つこともできました。ダニエルとは、一緒にブラジルGPを観に行ったり、撮影中も何度も電話をくれたりしましたよ。
Q:この映画で一番好きなシーンはどこですか?
ニュルブルクリンクで大事故を起こした後、入院しているところですね。あのシーンでは、(瀕死の重傷から)まさに自分が、生きるために戦っているところ、妻や周りの人間が、あの時の私をどう見ていたのか知ることができましたからね。
……その後レースに復帰して、記者会見を行ったのですが、人々は私をショッキングな目で見ていました。インタビュー中も、私の目を見てくれないんです。顔のやけどにばかり目が行っていました。

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Q:劇中、ジェームズ・ハントは相当なプレイボーイとして描かれていますが、実際にそうだったんでしょうか?
あんなもんじゃないですよ! もっと凄かった(笑)。F1レーサーは、毎週末命をかけて戦うから、遊びも無茶苦茶になるんです。普通のレーサーが日曜から水曜を楽しんで過ごすところを、ハントは毎日遊んでいましたからね(笑)

『ラッシュ/プライドと友情』
2014年2月 TOHO シネマズ 日劇ほか全国ロードショー
©2013 RUSH FILMS LIMITED/EGOLITOSSELL FILM AND ACTION IMAGE.ALL RIGHTS RESERVED.
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