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松本人志監督最新作『R100』トロント国際映画祭で狂喜な称賛!

松本人志監督の最新作『R100』(10月5日より全国公開)が9月5日(木)より開催されている第38回トロント国際映画祭において「ミッドナイト・マッドネス(MIDNIGHT MADNESS)部門」にて正式上映を受け、現地入りしている松本人志監督、大森南朋、渡部篤郎が、9 月13 日午前0 時よりレッドカーペット、舞台挨拶、上映後の観客からの
質疑応答を行いました。(日本時間:9月13日13時)
深夜の上映にも関わらず、会場である「ライヤーソン・シアター」の前には、上映を待つ長蛇の列ができ、また完売のために入れなかった約200名ものお客さんが、シアターの周りに監督・キャストを一目見ようと押し掛けており、その様子はまさにマッドネス(狂喜)な状態!
午前0時に監督・キャストがレッドカーペットに到着した瞬間、割れんばかりの声援とカメラフラッシュの嵐に。
レッドカーペットでは海外メディアの取材やファンに対してサインや握手などファンサービスを行い、他の作品では通常5分で終了するレッドカーペットが30分もかかっておりました。

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その後、会場に入り、プログラムディレクターであるコリン・ゲッデスの呼び込みのもと、松本監督、大森南朋、渡部篤郎が登場するやいなや、完売した1200席の観客から割れんばかりの「マツモト!」コールが。すると9月8日に50歳の誕生日を迎えた松本監督に対
して一体になって「Happy Birthday」の大合唱が始まりました。
突然のサプライズに感動の色を隠せない松本監督にコリン氏が挨拶を促すと、地元のメジャーリーグチーム「トロント・ブルージェイズ」の旗にカンニングペーパーを貼った渾身の!?挨拶を披露。
「The Dominatrices is sexy, Eh?」(女王様はセクシーだと思わへん?)
「Maple syrup is more sexy, Eh?」(メープルシロップはもっとセクシーだと思わへん?)
「R100 is the sexiest, Eh?」(R100が一番セクシーだと思わへん?)
と、カナダの方言(Eh?がカナダの方言“だと思わない?”という意味)をとり入れた舞台挨拶に観客は大爆笑。
その後、コリン氏が仕込んだ上様に松本監督は何故かムチでしばかれ、満面の笑み!?の中、上映を観客と一緒に鑑賞しました。
上映中、観客からは終始、「WOW!」「NO!!」など様々なリアクションがや笑いが起こり、純粋に映画を楽しんでいる様子でした。
エンドクレジットが流れ始めると観客の大喝采に松本監督、大森南朋、渡部篤郎は感動している様子。
その後、観客の質疑応答に答えるため、登壇しました。

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「娘がいると聞きましたがこの映画をみせれますか?」という質問には
監督は「娘は今3歳なので日本の規則では、この映画は15歳以上観れないのですが、娘が15歳になった時にはもっと凄いのをとってやろうと思います。」
「海外での初上映の感触はいかがですか?」という質問には
「みなさんの反応がすばらしいですね!こんな経験をするとまた映画を撮りたくなりますね。」
「相方の浜田さんはみてますか?」という質問には
「まだ観ていませんが、観ても彼の頭じゃ理解できないでしょうね。」
その後、日本プレスの囲み取材では、上映の感想を聞かれ、松本監督は、「冒頭から観客の反応がかなりよかったので、後半までこのテンションが持つかなと心配だったのですが、最後まで凄いテンションで盛り上がってもらって感動しました。ヨーロッパの観客とは違いストレートに感情をリアクションするのが嬉しかったですね。でも初めてトロントに来たので、いいリアクションを頂いているのであって、毎週来ていたらだれも反応しませんね(笑)」
大森南朋は「観客のいいリアクションに驚きました。上映後、映画の中で私はひどい姿をさらしているので質疑応答の時は不安の中、登壇しましたが、反応が良くて安心しました。また観客の映画を楽しむ姿勢が私にとってもかなり勉強になりました。」
渡部は「お客さんと同じ目線で観れたことが本当に嬉しい。いい経験をさせていただきました。」と答えました。

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囲み取材の終了後、会場を出ると監督・キャストを待つ観客の波に囲まれ、最後まで観客も監督・キャストも興奮状態の中、終了しました。
また、『R100』はアメリカ、イギリス、フランス、カナダ、ドイツ、ロシア、フィンランド、ベルギー、オランダ、イタリア、スペイン、ノルウェー、香港、台湾、中国、タイ、シンガポール、インドなど約20ヵ国のバイヤーより購入のオファーがあり、特にアメリカでは公開に向けて最終調整するなど各国のバイヤーからも高い関心が寄せられております。
また海外媒体からも評価が高く、トロントの大手月刊誌「Exclaim」は10段階中8をつけ「『R100』は驚きに溢れたアートであり、非常にスペシャルでユニークなシネマである。ジョン・ウォーターズやデイビッド・リンチのスタイルが好きな観客に、あの不思議で奇妙な世界観を大いに感じさせてくれるこの作品は、まさに喜びの唄なのである。」と称賛。
トロントの大手週刊誌「THE GRID」も同じく10段階中の8をつけ「『殺し屋1』を演じた大森南朋が、黒い皮に身を包んだ女王達に、喜びを感じながら打たれて羞恥を感じるその様は、最後に大事なクライマックスで見事に結実する。そして松本監督が、ジャパニーズシネマにおいて最も刺激的な作家であることを証明してくれる。」
世界的映画雑誌「HOLLYWOOD REPORTER」では、「SMをテーマにした作品において、ここまで美しく奇妙に創造された作品はいままでなかった。」
アメリカの最大手の映画サイト「TWITCH」では、「幸せを求める人間の限界を追求したこの作品は、強烈なまでに知性的で、笑いよりもむしろ才覚に溢れている。松本監督はこの地球上で最も最高でユニークな監督だ!」
と松本監督のオリジナリティを高く評価しております。

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トロント国際映画祭のプログラムディレクターでコリン・ゲッデス氏は
「松本作品をやるのは3回目だ。ここに来てる観客は“松ちゃん”をコメディアンとして見ているのではなく監督してみている。彼の作品はワイルドでクレイジーだよ。」と答え
「ファンの熱狂ぶりは?」という質問には
「僕は彼がどんなに有名か、いかにBIGか知っているけど彼のためにこんなに(ファンが)集まっているのを見るのはエキサイティングだよ。
彼を知らない人たちもこの状況を見て驚いていると思うよ!」
と興奮気味に答えました。
このように、観客、マスコミなども高い評価である『R100』は、現地15日に発表される最高賞「観客賞」の獲得大いに期待されます。

『R100』
10月5日(土)全国公開/未体験の扉が開く
©吉本興業株式会社
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