Extra 『宇宙戦艦ヤマト2199』第六章「到達!大マゼラン」
マスコミ試写にて『宇宙戦艦ヤマト2199』第六章「到達!大マゼラン」を観賞。6月15日からイベント上映される出渕監督による『宇宙戦艦ヤマト』リメイク第6弾。
いよいよクライマックスに突入する『宇宙戦艦ヤマト2199』は試写日程も上映3日前というタイミング。試写会もこの1回きりということで、会場はスタッフ・プレスでほぼ満席という状況。試写の前の挨拶では、「山は山頂が見えてからたいへん」とおっしゃってましたが、ギリギリまでがんばっているスタッフの方々に頭が下がります。
さて今回は、ヤマトの歴史の中でも屈指の激しいバトルとなる七色星団での戦い。ドメル率いる空母艦隊に挑むヤマト。武人同士の戦いはもう文句なしの迫力。すでにPVで戦いのカットが配信されていますが、TVアニメとして作ったとは思えないクォリティです。『宇宙戦艦ヤマト2199』は4月からテレビ放映が始まりましたが、これをスクリーンで観ないなんて、私には考えられません(^O^)
戦闘機の発艦シーンもすごいですし、男のロマン・ドリルミサイルももちろん登場。何より感動的なのは、ガミラスのドラマがきちんと描かれていることでしょうか。ここまで掘り下げるなんて、ほんとにガミラス好きなんでしょうねぇ。さらに、ここから始まる第三艦橋の苦難の道……はたして2199では生き残ることができるんでしょうか?
旧作では、この七色星団の直後にガミラス本星へ突入することになりますし、公開されているPVも七色星団での戦いが中心となっていたので、この第六章はその戦いを4話使ってフルに描かれると思っていたのですが、ここにさらなるエピソードを入れてくるというのは予想外でした。それも「えぇ!?どうなるのこれ?」という感じで引っ張る引っ張るw
旧作では雪しかいなかったのでこうしたシーンが描かれることはまったくなかった三人娘のほのぼのシーン。ヤマトらしくないと言えばヤマトらしくないですが、最近のアニメらしいエピソードの入れ方はいいですね。まさかこの三人とは思いもよらなかったですが。
それにしても……藪、それでよかったのか?w
残りはあと一章。この第六章の回収と、ガミラスとの最終決戦、イスカンダル到着、そして帰路が残っている。旧作でもちょうど4話分ではありますが、話が膨らんでいる分をどうするのか気になるところ。第七章も非常に楽しみですが、逆に言うと、あと一章で終わってしまう……終わるの? 最後にバーン!みたいなサプライズなし? ないのかなぁ。あったらいいなぁ。あってほしいなぁ。4、5年待ってもいいですからぜひw
今回、時間の関係なのか、後半エピソードで少し作画崩れがあったのが少々残念でしたが、全体的なクォリティはこれまで通りといって問題ないレベル。この『宇宙戦艦ヤマト2199』第六章「到達!大マゼラン」は6月15日より2週間限定でイベント上映されます。
『宇宙戦艦ヤマト2199』公式サイト:http://yamato2199.net/
→『宇宙戦艦ヤマト2199』を購入する
©2012 宇宙戦艦ヤマト2199 製作委員会
→『宇宙戦艦ヤマト』特設ページ
→『宇宙戦艦ヤマト』の記事を探す
→アニメニュースはこちら
コラム, 劇場版アニメ・イベント上映
2013/06/14 06:48 MOVIEW