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『虹色ほたる~永遠の夏休み~』応援隊長に尾木ママの就任が決定! トークショー開催

『虹色ほたる~永遠の夏休み~』は、著者川口雅幸の自身のホームページで連載し、人気投票サイトで上位にランクし、出版に至ったという読者と共に育ったシンデレラ小説が原作。暖かな日本人の原風景と人と人との絆を、アニメーションならではの自然の描写、そして生き生きとした少年少女たちの姿を圧倒的な映像美で描き、5月19日(土)より全国公開します。
“尾木ママ”こと、尾木直樹さんの『虹色ほたる~永遠の夏休み~』応援隊長就任イベントを行いました。応援隊として、一般のお母さんも参加し、未来の子供たちを考える質問コーナーでは、次々と質問が飛び出し、あたたかいトークショーとなりました。
登壇者:尾木直樹(法政大学教授)、応援隊2名


尾木直樹さん:私の主宰している研究所は「臨床教育研究所 虹」という名前がついているんだけど、普通は「臨床教育研究所」で終わりなのよね。でも、何のために教師を辞めたのかって思った時に、人と人との架け橋を虹のように架けたいなって思いが強くあったからなの。
それに私の出身地である滋賀県米原市は、毎年ほたるまつりをやるような源氏ホタルの生息地。虹とほたるにだまされてきちゃった感じよ(笑)。
この映画はね、観ているとリズムが狂ってくるの。安心感のある絵のタッチと、独特のリズム感に、ユーミンの曲、そのすべてに価値があるのよ。あと、登場するおばあちゃんが良いわよ。30年前のおばあちゃんは皆こんな感じで、子供がやることを全部受け止めるの。無条件の愛ね。
一番観てほしい人? 言っちゃっていいのかしら? 橋下大阪市長です。もう一緒に映画館行ってあげる! 観てもらえたら必ず私と共通の感覚を持ってもらえると思うわよ。だって7人もお子さんがいらっしゃって、あんなに教育に関して熱心な方ですもの。ただ私とは方法論が違うだけなのね。
子供が忙しくて、ぎゅうぎゅうになっている今、わかるまで教えてほしいという子供の声は確かにあるから、子供のそういう声をもとにみんなで知恵を出し合って進めていくべきね。この映画のコピーにあるように「それでも、こどもたちは今を生きる」んですから!
実は、この映画を観たときに私、主人公ユウタくんじゃなくて、その友達のケンゾーくんに感情移入しちゃったのよ。まさに私の40年前の姿!  ンニングに短パンで走り回って、笹で切っちゃったりしてね。こうやって多くの方に懐かしさを感じてもらえるわよ。ぜひ親子で一緒に観てほしい。観終わった後、子供へのまなざしが温かくなっていることを感じてもらえると思うわ。
●『虹色ほたる~永遠の夏休み~』
約束・・・守ってくれて、ありがとう
心の故郷、大自然を舞台に、時代を超えた感動的な愛と絆の運命がめぐる少年の成長ファンタジー
キャスト・スタッフ
原作:川口雅幸(アルファポリス刊)
監督:宇田鋼之介
脚本:国井 桂
キャラクターデザイン・作画監督:森 久司
画面設計:山下 高明
美術監督:田村せいき
音楽:松任谷正隆
主題歌:「愛と遠い日の未来へ」松任谷 由実
出演:
ユウタ:武井 証
さえ子:木村彩由実
ケンゾー:新田海統
ユウタ(大人):櫻井孝宏
さえ子(大人):能登麻美子
ケンゾー(大人):中井和哉
青天狗:大塚周夫
蛍じい:石田太郎
配給:東映
©川口雅幸/アルファポリス・東映アニメーション
『虹色ほたる ~永遠の夏休み~』
5月19日(土) 全国ロードショー
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