MOVIEW SNS:Bluesky Threads Twitter Instagram YouTube

『死刑台のエレベーター』レッド・カーペット&スペシャルプレミア試写会

吉瀬美智子が黒のドレスで、阿部寛とレッドカーペットに登場!
『死刑台のエレベーター』
レッド・カーペット&スペシャルプレミア試写会のご報告
日本映画界で今最高に旬な2人、吉瀬美智子と阿部寛が贈る、大人のための極上のミステリー『死刑台のエレベーター』が10月9日(土)より全国公開する運びとなりました。
9月30日(木)、本作品の公開に先駆け、レッド・カーペット&スペシャルプレミア試写会がZEPPTOKYOにて開催され、吉瀬美智子さん、阿部寛さん、マニュエル・マル氏、緒方明監督、小椋悟プロデューサーが登壇しました。
本作のヒットを祈願して、1957年物の仏シャトー・マルゴーで乾杯しました。
●レッド・カーペット&スペシャルプレミア試写会のご報告
日時:9月30日(木)18:00~
場所:ZEPP TOKYO
登壇者:吉瀬美智子、阿部寛、マニュエル・マル(ルイ・マルのご子息)
 緒方明監督、小椋悟プロデューサー


●ご挨拶
緒方:映画史で傑作と言われる『死刑台のエレベーター』を、果たしてリメイクをする意味があるのかと思いましたが、旬な俳優を迎えて日本でリメイクをしたらどうなるのか、ドキドキしながら撮影しました。
小椋:なぜ『死刑台のエレベーター』をリメイクしようと考えたかと聞かれてもどう答えていいか分かりません。今日マニュエル・マルさんに聞いたら「それは恋と同じだ」と言われました。
(黒のタイトドレスを着た吉瀬さんは、阿部さんのエスコートで登場、続いて緊急来日したマニュエル・マル氏が登場しました。)
●ご挨拶
吉瀬:今日は雨の中お越しいただき、ありがとうございます。短い時間ですが、楽しんでいってください。
阿部:本作の時籐という役で、「悲劇的な男」を久しぶりに演じました。今日は楽しんでいってください。ありがとうございます。
マル:皆さんこんにちは。この場に立てて嬉しく思っています。作品は役者も含め素晴らしい作品となっています。
Q:本作に参加した感想をお聞かせください。
吉瀬:ジャンヌ・モローが演じていた役をやると聞いた時は、プレッシャーでしたが、本作に参加できて嬉しく思っています。私が演じた芽衣子は悪女と言われてますが、私は悪女だとは思っていません。覚悟を決めた女性の、潔さを演じました。
阿部:エレベーターに閉じ込められる役ですが、ここまで極限に追いこまれた情けない男の役はこれまでなかったので、この役をどう演じようかと監督と相談しながらストイックに取り組みました。
マル:とても素晴らしくて驚きました。オリジナルに忠実で、モダンで、役者たちの演技が素晴らしかったです。
Q:マルさんから観て吉瀬さんと阿部さんの演技はいかがでしたか?
マル:二人とも素晴らしくて、驚きました!吉瀬さんは、ジャンヌ・モローの役を演じるという、勇気ある決断をして頂いたと思います。知的で破滅的な素晴らしい雰囲気が出ていました。阿部さんは、素晴らしいとしか言いようがないです。圧倒的な演技力で打ちのめされました。
緒方:とんでもない事をしているとずっと思っていました。監督はダメ出しをするものですが、普段は美男美女にダメなんて言えないので楽しかったです。作品を観たマル氏の奥様に「楽しかった」と言っていただけた時は、ホッとしました。
Q:マルさんから御褒めの言葉を頂きましたが、いかがですか?
小椋:ありがとうございます。嬉しいどころではないですね。映画を作るには時間が掛かるので、フルマラソンの様です。本作は10月9日公開なのでまだゴールではないのですが、今、ふとこの作品は既にここにいらっしゃる皆様のものであると感じました。
Q:本作の見所をお聞かせください。
吉瀬:53年前の作品が、日本で初めてリメイクされました。横浜で撮影しまして、オリジナル作品に負けない世界感が出ているので、最後までお楽しみください。
阿部:日本で、アジアでリメイクするという事に意味があると思います。さすがにエレベーターはレトロなままですが、モノクロをカラーにし、携帯電話もある現代においてこのリメイクを作り上げた監督はすごいです。オリジナル作品を壊すことなく、その世界感に挑むというのは難しいですが、新しいシーンを加えながらそれをやってのけてくれたと思います。すみません、偉そうですね(笑)。実は、9時間近い舞台を終えた次の日に撮影に入ったんです。身も心もボロボロで何も考えられない状態で撮影したので、この作品には違う表情の自分が写っていると思います。この作品に出演できて本当にうれしく思います。
●今日はマルさんから素敵な贈り物を頂いております!!
マル:日本の皆様とお祝いしようと思い、本作のオリジナルが製作された1957年もののワイン、シャトー・マルゴーをパリから持ってきました。皆様で乾杯しましょう!
(本作のヒットを祈願して、乾杯。皆さん美味しそうに貴重なワインを召し上がっていました。)
●映画「死刑台のエレベーター」作品情報
今最高に旬な主演の2人。吉瀬美智子(『ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ』『のだめカンタービレ 最終楽章』)と阿部寛(『劇場版TRICK』シリーズ、『ジェネラル・ルージュの凱旋』)。愛の欲望に運命を狂わせ、もがき、さまよう男女の姿、心理を熱演。
さらに若手演技派の玉山鉄
二(『ハゲタカ』『GOEMON』)、そして人気急上昇の北川景子(『花のあと』『真夏のオリオン』)が、もうひとつの殺人事件に手を染めるカップルを鮮烈に演じる。哀感漂う映像美、クールな音楽、スリリングなストーリー、そして、エキゾチックな都市の息づかい…。それらがスクリーンの緊張を高め、予期せぬ衝撃の結末へと観客を誘っていく。1957年フランスで誕生したヌーベルバーグの傑作が、今、日本で熟成を迎える。
●ストーリー
「もう離れない。だからやるのよ。
終わったら車で来て。私は隣に乗る。
そしてずっと一緒。ずっと一緒。」
電話で愛を語り合う男女の会話シーンから始まるオープニング。
女は、愛人関係にある男と周到に完全犯罪を企てる。それは、自分の夫を自殺と見せかけて男に殺させること。
しかし、その計画は男が巻き込まれたエレベーターのアクシデントによって、もろくも崩れ去ってしまう。
女は、約束の場所に現れなかった男を捜して、夜の街を彷徨う。
男は、閉じ込められたエレベーターで、あせり、いらだち、恐れ、一夜を過ごす。そして、もうひとつの若いカップルによって引き起こされる、さらなる殺人事件。
全体に漂う独特の哀感とサスペンスフルな緊張感を引きずりながら、映画は、思わぬ証拠によって、衝撃的なエンディングへと導かれていく…。
●キャスト:吉瀬美智子 阿部寛 玉山鉄二 北川景子 平泉成 りょう/津川雅彦/柄本明
監督:緒方明(『独立少年合唱団』<第50回ベルリン国際映画祭アルフレート・バウアー賞>、『いつか読書する日』<第29回モントリオール世界映画祭審査員特別賞>他受賞多数)
音楽:Youki Yamamoto/ギター演奏:渡辺香津美
主題歌:「ベッドタイムストーリー」Jazztronik feat. YUKI(Knife Edge / PONY CANYON)
配給:角川映画
オリジナル作品:フランス映画『死刑台のエレベーター』(ルイ・マル)
製作:2010「死刑台のエレベーター」製作委員会
©2010「死刑台のエレベーター」製作委員会
『死刑台のエレベーター』
10月9日(土)より角川シネマ新宿ほか全国ロードショー!!
→『死刑台のエレベーター』の記事を探す
→阿部寛の記事を探す