傑作は感動を生む。名作は時を超える。「三大映画祭週間2014」開催
三大国際映画祭受賞作を集めた映画祭週間が帰ってくる!
伝説の巨匠たちの名作もHD版で一挙上映!!
「三大映画祭週間2014」
カンヌ映画祭、ベルリン映画祭、ヴェネツィア映画祭と、世界最高峰の映画祭(三大映画祭)から選びぬかれた日本未公開の選りすぐりの映画を集め一挙公開する『三大映画祭週間』。2011年、2012年と2年連続開催された本企画は、多くの映画ファンが未知なる世界を求め劇場に足を運び、大好評のうちに終了。そして、第3弾を熱望する声に答え、ついに『三大映画祭週間2014』の開催が決定しました! 8月16日(土)より、これまでと同様ヒューマントラストシネマ渋谷にて公開されます。
気になる今年のラインアップには、昨年のベルリン国際映画祭で、映画芸術に新たな視点をもたらした作品に授与されるアルフレッド・バウアー賞を受賞した、カナダ映画『ヴィクとフロ、熊に会う』、アカデミー賞外国語映画賞にもノミネートされた実績を持つ、アルジェリア系フランス人監督のラシッド・ブシャール監督作で、2009年ベルリン国際映画祭の男優賞を受賞した『ロンドン・リバー』、2011年カンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞したほか、アカデミー賞外国語映画賞にもノミネートされた話題のイスラエル映画『フットノート』、2009年カンヌ国際映画祭の新人監督賞(カメラドール)を受賞した、アボリジニー出身の監督によるオーストラリア映画『サムソンとデリラ』、2012年ヴェネツィア国際映画祭で優秀女優賞を受賞した『フィル・ザ・ヴォイド』と、国際色豊かな計5作。どれも国際的に高い評価を得ている秀作ばかりです。
また、今年は世界三大映画祭にならって巨匠たちの過去の作品を【レトロスペクティブ・シリーズ】として、過去の名作の上映も決定! パトリス・ルコント、ホウ・シャオシェン、アンリ・ジョルジュ・クルーゾー、ルイス・ブニュエル、アルフレッド・ヒッチコックといった名監督たちの旧作が本邦初、HD上映されるという、映画ファンにはたまらない企画もあります! この夏、映画館で未知なる世界を覗いてみてはいかがでしょうか?
●三大映画祭週間2014ラインナップ
ベルリン国際映画祭作品
・『ヴィクとフロ、熊に会う』(カナダ/2013年/95分) Vic + Flo saw a Bear
ベルリン国際映画祭2013 コンペティション部門出品 アルフレッド・バウワー賞受賞
元囚人のヴィクは刑務所仲間だったフロと、人生を立て直そうと田舎の山小屋にやってくる。しかし、二人の過去は幽霊のように付きまとい、衝撃的な結末を迎える。
監督:ドゥニ・コテ
出演:ピエレット・ロビテーユ、ロマーヌ・ボーランジェ、マルク=アンドレ・グロンダン
©9265-2775 QC INC. 2013
・『ロンドン・リバー』(アルジェリア、フランス、イギリス/2009年/90分) London River
ベルリン国際映画祭2009 コンペティション部門出品 男優賞受賞
オスマンとソマーズはそれぞれロンドンの学校に通う子供たちを訪ねてきた。二人の文化・環境は全く違うが、二人はそれを乗り越えて互いを励ましながら、探し続ける。
監督:ラシッド・ブシャール
出演:ブレンダ・ブレシン、ソティギ・クヤテ
©ARTE France – 3B PRODUCTIONS – The Bureau – Tassili films – 2009
カンヌ国際映画祭作品
・『フットノート』(イスラエル/2011年/103分) Footnote
カンヌ国際映画祭2011 コンペティション部門出品 脚本賞受賞
エリエゼルとウリエルは共に大学教授の親子。ある日、エリエゼルが有名な賞が与えられるという噂が伝わったが、実はそれはウリエルに授与される賞だった。
監督:ヨセフ・シダー
出演:シュロモ・バル=アバ、リオル・ルイ・アシュケナージ、アリサ・ローゼン
©2011 All Rights Reserved Footnote Partnership
・『サムソンとデリラ』(オーストラリア/2009年/100分)Samson and Delilah
カンヌ国際映画祭2009 カメラドール賞(新人監督賞)受賞
変わらない時間が流れるアボリジニの村。二人の少年少女が、自分たちの未来を探すために旅に出る。しかし、そこに待っていたのは、現実という名の厳しい世界だった。
監督:ワーウィック・ソーントン
出演:ローワン・マクマナラ、マリッサ・ギブソン
©2009 Screen Australia, New South Wales Film and Television Office, Scarlett Pictures Pty Ltd, Warwick Thornton & CAAMA Productions Pty Ltd.
ヴェネツィア国際映画祭
・『フィル・ザ・ヴォイド』(イスラエル/2012年/90分) Fill the Void
ヴェネツィア国際映画祭2012 コンペティション部門出品 優秀女優賞受賞(ハダス・ヤロン)
テルアビヴに住む典型的ユダヤ人一家の物語。末娘の結婚を目前に控えた時、姉が出産のために死んでしまう。そのため、彼女の結婚は延期なってしまうのだが…
監督:ラマ・バースタイン
出演:ハダス・ヤロン/イフタチ・クライン/レナナ・ラズ
The Copyright notice for FILL THE VOID is:©NORMA PRODUCTIONS LTD 2012
・レトロスペクティブ・シリーズ(すべてHD作品)
『仕立屋の恋』(フランス/1989年/80分) 監督:パトリス・ルコント
『恋恋風塵』(台湾/1986年/109分) 監督:ホウ・シャオシェン
『犯人は21番に住む』(フランス/1942年/84分) 監督:アンリ・ジョルジュ・クルーゾー
『この庭に死す』(フランス、メキシコ/1956年/104分) 監督:ルイス・ブニュエル
『海外特派員』(アメリカ/1940年/120分) 監督:アルフレッド・ヒッチコック
「三大映画祭週間2014」
8月16日(土)より、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開
※シネ・リーブル梅田ほか全国順次公開
特別鑑賞券発売予定:5回券5,000円、3回券3,900円、1回券1,500円(すべて税込)
当日券:一般1,800円/大・高・専1,500円/ 中学生以下・シニア1,000円(税込)
配給:熱帯美術館
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2014年の映画ニュース, 映画ニュース
2014/07/21 22:59 MOVIEW